7月・8月のKaguya Planetは「笑い × SF特集」 執筆者公表! | VG+ (バゴプラ)

7月・8月のKaguya Planetは「笑い × SF特集」 執筆者公表!

Kaguya Planetにて、笑い × SF特集を開催

SF企業VGプラス(バゴプラ) が主宰するオンラインSF誌Kaguya Planetにて、笑い × SF特集を開催します。期間は2022年7月から2022年8月の二ヶ月です。

Kaguya Planetでは毎月、SF短編小説を配信中!各作品は約一ヶ月の先行公開期間を経て、無料で一般公開されます。月額500円の会員になると先行公開期間の作品を読むことができます。掲載作品一覧はこちら。

Kaguya Planetについて詳しく知る

笑い × SF特集、開催!

Kaguya Planetで笑い × SF特集を開催します。SF小説の中には、思わずクスリと笑ってしまうような作品がたくさんあります。登場人物たちの軽快なやり取りやギャグで笑いを取る作品もあれば、小説内のSF的な要素が笑いと結びついている作品もあります。

例えば、日常生活で当たり前と思っていることをずらされる「異化」の感覚や、SF作品によく出てくる人間離れした変貌を遂げていく存在、現実離れした飛躍を見せる展開などに思わず笑ってしまったことはありませんか。これらの笑いはSF的な想像力によって生み出されたのだと言えるかもしれません。

一方で、「笑い」と一口に言っても様々な種類の笑いがあります。「ステレオタイプ」から外れているものを馬鹿にするタイプの笑いもあれば、社会で常識とされていることを風刺することも一つの笑いの形です。愛想笑いで消耗する時もあれば、過去の悲しい経験をエピソードトークとして笑い話にすることで元気になれることもあります。叱られている時や厳粛さが求められる時に限って、逆に笑いが抑えられなくなることも……。誰かと一緒に笑うことはとても楽しいことですが、その分だけ、同じタイミングで笑えないことがもたらす疎外感も強くなります。「何を面白いと思うか」ということは文化と文脈に強く規定されていますが、それだけでは説明できないこともあります。

人間が何かを面白いと思った笑ったりするのは何故なんだろう、そしてそれはどんな作用を持っているんだろうということを、SF的な想像力とSF小説を通して考えたいと思い、今回の特集を組みました。7月と8月のKaguya Planetで笑いをテーマにしたSF短編小説を配信します。

笑いがテーマのSF短編小説をご執筆いただくのは、奇想系SFを多数執筆されている苦草堅一さんと芸人の九月さんです。

7月の執筆者は苦草堅一さん

苦草堅一さんは1991年生まれ、岩手県出身。いわゆる「バカSF」と呼ばれるような、思わず笑ってしまう奇想系のSF小説を多数書かれています。

2021年、髪を金髪に染めた蕎麦が怒鳴る蕎麦SF「二八蕎麦怒鳴る」が、第二回かぐやSFコンテストの最終候補に選出されました。

2022年には、集英社Webマガジンコバルトで開催されたディストピア飯小説賞にて「ブンババボボイボでよいという提案」が佳作に選ばれました。また、現在選考中の第2回日本SF作家クラブの小さな小説コンテストでは、「ひやむぎはどこにも行けない」が一次選考を通過しています。

2022年8月刊行予定の、第一回・第二回かぐやSFコンテストの受賞者&最終候補者らによるSFアンソロジー『新月 朧木果樹園の軌跡』(Kaguya Books) に“時をかける寿司”が出てくる寿司SFを寄稿しています。

8月の執筆者は九月さん

九月さんは1992年生まれのピン芸人です。青森県八戸市に生まれ、大学進学を機に京都へ移住。複数のコンビでの活動を経験したのち、2019年にピン芸人「九月」としての活動を開始します。現在は拠点を東京へ置きつつ、各地での単独公演を中心とする精力的なライブ活動をしています。

また、YouTubeチャンネル「九月劇場」に、衣装なし・小道具なし・セットなし、身一つで出来るコントを毎日動画投稿しています。

九月さんのコントは、日常生活を切り取ったようなコントや、そこから不思議な世界に引き込まれていくようなコントが多く、観客を独特の笑いの世界の誘い込みます。SF小説を発表されるのは今回が初めて。

R.B.レンバーグ「砂漠のガラス細工と雪国の宝石」(岸谷薄荷 訳) 先行公開中!

Kaguya Planetでは現在、R.B.レンバーグ「砂漠のガラス細工と雪国の宝石」(岸谷薄荷 訳) を先行公開中です。R.B.レンバーグさんはウクライナ生まれの作家・詩人。クィアなバイジェンダーで、社会言語学を研究しています。

「砂漠のガラス細工と雪国の宝石」は、雪国に住む宝石職人のヴァドレイと砂漠に住むガラス細工の職人マルの出会いと交流を描いた書簡体小説です。

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R.B.レンバーグ「砂漠のガラス細工と雪国の宝石」は、7月30日(土)に一般公開します。

7月のKaguya Planet のスケジュール

7月のKaguya Planetのスケジュールは以下の通りです。

7月23日(土) 苦草堅一新作SF短編小説先行公開開始
7月30日(土) R.B.レンバーグ「砂漠のガラス細工と雪国の宝石」一般公開開始

Kaguya Planetに応援を!

Kaguya PlanetはSFウェブメディア「バゴプラ」が主催する、オンラインSF誌です。2020年12月に① 日本のSF界におけるジェンダー不均衡の是正② 新人賞以外の入り口を作ること③ 海外のようにオンラインでSF短編小説を読むカルチャーを作っていくこと、という三つの目標を掲げて活動を開始し、珠玉のSF短編小説を掲載し続けてきました。

2021年3月からは日本語の作品に加えて翻訳作品も掲載しています。邦訳が出るのはKaguya Planetが初めてという作家も数多く、海外で活躍している作家さんの作品を日本語圏に紹介するという役割も果たしています。

より多くの方の作品を読んでいただくために、作品は、一ヶ月の先行公開期間ののちに、無料で一般公開しております。

引き続きこれらの活動を続けていくためにも、皆様からの応援をよろしくお願いいたします。Kaguya Planetを応援したいという方は、月500円のサブスクで本プロジェクトをサポートして頂けます。ご登録いただいた方は、毎月、約一ヶ月の先行公開中のコンテンツをお楽しみいただけます。

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また、1円から寄付も受け付けております。サポートして頂いたお金は全てKaguya Planetの原稿料や編集料に当てられます。十分な資金が集まり次第、Kaguya Planetの作品掲載数やインタビュー記事の数を増やしていく予定です。プロジェクトの詳細はこちらの特設ページをご覧ください。

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これまでのKaguya Planet公開作品

書き下ろしSF短編小説

翻訳SF短編小説

マイクロノベル

犬と街灯『貝楼諸島へ/貝楼諸島より』参加作品

ジェンダーSF特集

シェアード・ワールド作品

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