6月のKaguya Planet、R.B.レンバーグさんの翻訳SF短編小説先行公開開始! | VG+ (バゴプラ)

6月のKaguya Planet、R.B.レンバーグさんの翻訳SF短編小説先行公開開始!

R.B.レンバーグさんの小説先行公開開始

SF企業 VGプラス(バゴプラ)が主宰するオンラインSF誌 Kaguya Planetにて、6月の先行公開作品としてR.B.レンバーグ「砂漠のガラス細工と雪国の宝石」(岸谷薄荷 訳)を配信しています。カバーデザインは梅野克晃さんが手がけました。

500円で会員登録をしていただくと、約一ヶ月の先行公開期間にお読みいただけます。ご登録よろしくお願いいたします!

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※Kaguya Planetについての詳細は、記事の最後にある「Kaguya Planetに応援を!」をお読みください。

6月のKaguya PlanetはR.B.レンバーグさん

R.B.レンバーグさんはウクライナ生まれの作家・詩人です。クィアなバイジェンダーで、pronounsはthey/them。社会言語学を研究しており、ミッドウェスタン大学の准教授です。Strange Horizons、Beneath Ceaseless Skiesなどに作品を寄稿しています。

また、セクシャルマイノリティが登場する作品やクィアな作品も多く執筆しており、「To Balance the Weight of Khalem」が、チャールズ・ペイスアーとC.L.クラークによる『私たちはここにいる:年刊クィアSF傑作選2020(原題:We’re Here: The Best Queer Speculative Fiction 2020/Neon Hemlock Press)』に収録されました。

今回掲載する「砂漠のガラス細工と雪国の宝石」は、Uncannyに掲載している「The Desert Glassmaker and the Jeweler of Berevyar」を岸谷薄荷さんが翻訳した短編小説です。

岸谷さんは海外文学と博物館が好きなフェミニスト。Kaguya PlanetのジェンダーSF特集にて、自分のしんどさと向き合うことができずに、「誰も僕の痛みをわかってくれない……」という思いを拗らせていく男性を描いた、ジェーン・エスペンソン「ペイン・ガン ある男のノーベル賞受賞式に向けたメモ」の翻訳を手がけました。

R.B.レンバーグ「砂漠のガラス細工と雪国の宝石」(岸谷薄荷 訳)

雪国に住む宝石職人のヴァドレイは商人から雫型の小壜を買う。ヴァドレイが、その小壜を作ったガラス細工の職人マルに手紙を送ったことから、遠く離れた二人の交流が始まる。

R.B.レンバーグ
ウクライナ生まれの作家・詩人。クィアなバイジェンダーで、pronounsはthey/them。カリフォルニア大学バークレー校を卒業。社会言語学を研究しており、現在はミッドウェスタン大学で准教授をしている。Strange Horizons、Beneath Ceaseless Skiesなどに作品を寄稿しており、ネビュラ賞、Ignyte賞、ローカス賞の最終候補者。セクシャルマイノリティが登場する作品やクィアな作品も多く執筆しており、「To Balance the Weight of Khalem」が、チャールズ・ペイスアーとC.L.クラークによる「私たちはここにいる:年刊クィアSF傑作選2020」(We’re Here: The Best Queer Speculative Fiction 2020/Neon Hemlock Press)に収録された。
¥1,685 (2024/04/25 01:59:32時点 Amazon調べ-詳細)
岸谷薄荷
翻訳者プロフィール
海外文学と博物館が好きなフェミニスト。Kaguya PlanetのジェンダーSF特集にて、自分のしんどさと向き合うことができずに、「誰も僕の痛みをわかってくれない…」という思いを拗らせていく男性を描いた、ジェーン・エスペンソン「ペイン・ガン ある男のノーベル賞受賞式に向けたメモ」の翻訳を手がけた。

#かぐプラ感想 で図書カードプレゼント!

またKaguya Planetでは、小説の感想をTwitterでツイートすると毎月1名様に1,000円分の図書カードが当たるプレゼントキャンペーンを実施します!

R.B.レンバーグ「砂漠のガラス細工と雪国の宝石」(岸谷薄荷 訳)の感想をツイートして図書カードをゲットしよう! キャンペーンの詳細はこちら

Kaguya Planetに応援を!

Kaguya PlanetはSFウェブメディア「バゴプラ」が主催する、オンラインSF誌です。2020年12月に① 日本のSF界におけるジェンダー不均衡の是正② 新人賞以外の入り口を作ること③ 海外のようにオンラインでSF短編小説を読むカルチャーを作っていくこと、という三つの目標を掲げて活動を開始し、珠玉のSF短編小説を掲載し続けてきました。

2021年3月からは日本語の作品に加えて翻訳作品も掲載しています。邦訳が出るのはKaguya Planetが初めてという作家も数多く、海外で活躍している作家さんの作品を日本語圏に紹介するという役割も果たしています。

より多くの方の作品を読んでいただくために、作品は、一ヶ月の先行公開期間ののちに、無料で一般公開しております。

引き続きこれらの活動を続けていくためにも、皆様からの応援をよろしくお願いいたします。Kaguya Planetを応援したいという方は、月500円のサブスクで本プロジェクトをサポートして頂けます。ご登録いただいた方は、毎月、約一ヶ月の先行公開中のコンテンツをお楽しみいただけます。

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また、1円から寄付も受け付けております。サポートして頂いたお金は全てKaguya Planetの原稿料や編集料に当てられます。十分な資金が集まり次第、Kaguya Planetの作品掲載数やインタビュー記事の数を増やしていく予定です。プロジェクトの詳細はこちらの特設ページをご覧ください。

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これまでのKaguya Planet公開作品

書き下ろしSF短編小説

翻訳SF短編小説

マイクロノベル

犬と街灯『貝楼諸島へ/貝楼諸島より』参加作品

ジェンダーSF特集

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