Kaguya Planet 1月の筆者&スケジュール発表!SF小説と作家インタビューを先行公開へ | VG+ (バゴプラ)

Kaguya Planet 1月の筆者&スケジュール発表!SF小説と作家インタビューを先行公開へ

2021年最初のKaguya Planetは……

SF短編小説をオンラインで配信していくバゴプラの新プロジェクト Kaguya Planetより、1月の配信情報を発表します!

1月に先行公開を行うSF小説の筆者は、佐伯真洋 (さえき・まひろ) さんです。そして、インタビュー企画第一弾として、勝山海百合 (かつやま・うみゆり) さんのインタビューをお届けします。

Kaguya Planetは、『社会・からだ・私についてフェミニズムと考える本』(2020, 社会評論社) の編著者で、第一回かぐやSFコンテストで審査員を務めた井上彼方さんが“コーディネーター”として筆者を選出していくSF短編小説の定期掲載プロジェクトです。2020年12月には第一回目の豪華版として、揚羽はな さん、藤井太洋さん、正井さん、蜂本みさ さんの4名の筆者による短編小説を先行公開しました。

Kaguya Planetのコンテンツは、プロジェクトを月500円から支援していただける方に先行公開しております。登録後、送られてくるログイン情報でログインを行うと読めるようになりますので、ぜひご支援を宜しくお願い致します。

Kaguya Planet

佐伯真洋が登場

Kaguya Planet 2021年1月の筆者を務めていただく佐伯真洋さんは、1991年生まれの大阪府出身。日経星新一賞で第4回から3年連続最終候補入り、「青い瞳がきこえるうちは」で第11回創元SF短編賞最終候補、第一回かぐやSFコンテストでは「いつかあの夏へ」で読者賞に選ばれました。また、第4回日経星新一賞の最終候補作で、“初めて書いたSF小説”でも「母になる」は、翻訳者のToshiya Kameiさんの翻訳によって、英語誌『Welkin』への掲載が決定しています。

なお、かぐやSFコンテストの読者賞は、筆者の名前を伏せた状態で最終候補の小説11作品がオンラインで公開され、読者投票で最多票を獲得した作品に贈られました。2020年にオンライン投票で選ばれる賞を受賞し、ウェブ上に公開している作品が注目され英語デビューが決定するというSF界の新しい流れを体現した佐伯真洋さんは、2021年のKaguya Planetのスタートを飾るに相応しい書き手であると言えます。

佐伯真洋さんによる書き下ろしSF短編小説は、2021年1月23日(土) に先行公開を開始します。
第一回かぐやSFコンテスト読者賞受賞作「いつかあの夏へ」は、以下のリンク先で無料で読むことができます。

勝山海百合インタビューを公開

更に、1月のKaguya Planetではインタビュー企画が始動します! 今回インタビューに応えて頂いたのは、岩手出身の小説家・勝山海百合さん。第4回ビーケーワン怪談大賞第2回『幽』怪談文学賞短編部門優秀賞、第23回日本ファンタジーノベル大賞、そして、2020年に「あれは真珠というものかしら」で第一回かぐやSFコンテスト大賞という輝かしい経歴を持つ小説家です。

勝山海百合さんは、2020年、Toshiya Kameiさんによる翻訳を中心に10作品以上が外国語に翻訳され、海外メディアに掲載されました。英語以外にスペイン語、ルーマニア語訳等も登場しており、一挙に活躍の場を世界に広げています。そんな勝山さんに、新春らしく2020年を振り返って頂きました。

『小説すばる』2021年1月号では、Toshiya Kameiによるエッセイ「日本発インディーSFを世界へ」が掲載され、日本のSF掌編を海外に発信していく過程が話題になりましたが、今回の勝山海百合さんのインタビューでは、翻訳される作家側の視点でお話をうかがっています。また、ワールドコン=世界SF大会での経験や、近年感じている変化についても語って頂いた貴重なインタビューとなっています。

勝山海百合さんへのインタビュー、「『海外の読者は実在する』勝山海百合、2020年を振り返る。相次ぐ英訳、感じた変化」 は、2020年1月16日(土) に先行公開を開始。また、2月には勝山海百合さんが“てのひら怪談”との出会いや、期待の作家について語るインタビュー第二弾を公開します。

Kaguya Planetのコンテンツは、プロジェクトを月500円から支援していただける方に先行公開しております。今登録すれば、初回の先行公開作品4編を読んで、勝山海百合さんのインタビューと佐伯真洋さんの小説の先行公開に備えることができます!

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初回4作品の一般公開日も決定!

そして、遂に2020年12月27日(日) に先行配信を開始した4作品の一般公開日が決定しました。揚羽はな「また、来てね!」、藤井太洋「まるで渡り鳥のように」、正井「宇比川」、蜂本みさ「冬眠世代」の4編は、2021年1月30日(土) より無料で一般公開されます!

一般公開は、より質の高いSF小説をより広く読んで頂き、SFを盛り上げていくことを目的として行っています。この取り組みを継続していくためにも、Kaguya Planetへのご支援を頂けますと幸いです。

なお、Kaguya Planetに掲載された各作品は、筆者の方々が著作者となっています。翻訳や転載のご相談は info@virtualgorillaplus.com または、各筆者の方にご連絡ください。

Kaguya Planet 2021年1月のスケジュールは以下の通りです。

  • 1/16 (土) 勝山海百合インタビュー「2020年を振り返る」先行公開スタート
  • 1/23 (土) 佐伯真洋 小説 先行公開スタート
  • 1/30 (土) 12月の先行公開4作品を一般公開

Kaguya Planetの詳細についてはこちらの記事をご覧ください。

※Kaguya Planet 登録に際しての注意事項

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