Kaguya Planetにて、溝渕久美子「ほぐさんとわたし」一般公開開始!
オンラインSF誌 Kaguya Planetにて、溝渕久美子さんによる新作SF短編小説「ほぐさんとわたし」の一般公開を開始しました。カバーデザインはIkumiさんと梅野克晃さんが手がけました。
Kaguya Planetでは毎月、SF短編小説を配信中!各作品は約一ヶ月の先行公開期間を経て、無料で一般公開されます。月額500円の会員になると先行公開期間の作品を読むことができます。掲載作品一覧はこちら。
溝渕久美子「ほぐさんとわたし」
アメリカ・ペンシルバニア州にあるピッツバーグ大学に語学留学していたわたしは、近所の書店で一体のぬいぐるみに出会う。クマにもリスにも見えるそのぬいぐるみは、丸い耳や黒い小さな目がなんとも素朴な風貌だった。
作家。グラウンドホグのぬいぐるみ、ほぐさんと一緒に暮らしている。2021年に、2040年の台湾を舞台にしたSF短編小説「神の豚」で第12回創元SF短編賞の優秀賞を受賞。「神の豚」が『Genesis 時間飼ってみた』(東京創元社) に収録され、作家としてデビュー。「神の豚」は大森望編『ベストSF2022』(竹書房) にも収録された。その後、映像を題材にした歴史SF「台北パテーベビー倶楽部」を『紙魚の手帖 Vol.5 2022年6月号』に寄稿。
蜂本みさ「遊びの国のモシカたち」、大森望インタビュー先行公開中
Kaguya Planetでは現在、蜂本みさ「遊びの国のモシカたち(仮)」と大森望さんのインタビューを先行公開しています。
「遊びの国のモシカたち(仮)」は、2023年春にKaguya Booksから刊行予定の蜂本みささんの長編小説。ごっこ遊びが大好きなミミちゃんと一緒に暮らしているカモノハシのぬいぐるみ、モシカの物語です。モシカの〈誕生〉を描いたプロローグと、ミミちゃんの卒園式の日のお話を描いた一章の一部を限定公開中!
また、SF同人誌を発行するSFGと共に実施した、書評家でSF翻訳家でSFアンソロジストの大森望さんへのインタビューを先行公開しています。インタビューでは、2000年代後半からのSF短編小説の盛り上がりや今後の課題、SFアンソロジーを作る楽しさや苦労、そして大森望ゲンロンSF創作講座の強みや今後やりたい講座のことなど、大森さんとSF短編小説にまつわることをたくさんお聞きしています。
Kaguya Planetの新着情報をニュースレターでゲットしよう!
Kaguya Planetの最新情報を見逃したくないという方はぜひ、KAGUYAのニュースレターへの登録をお願いします。毎月一回程度、Kaguya PlanetとKaguya Booksの新着情報をお届けしています。
※登録に必要なのはメールアドレスのみです。
Kaguya Planetに応援を!
Kaguya PlanetはSFウェブメディア「バゴプラ」が主催する、オンラインSF誌です。2020年12月に① 日本のSF界におけるジェンダー不均衡の是正、② 新人賞以外の入り口を作ること、③ 海外のようにオンラインでSF短編小説を読むカルチャーを作っていくこと、という三つの目標を掲げて活動を開始し、珠玉のSF短編小説を掲載し続けてきました。
2021年3月からは日本語の作品に加えて翻訳作品も掲載しています。邦訳が出るのはKaguya Planetが初めてという作家も数多く、海外で活躍している作家さんの作品を日本語圏に紹介するという役割も果たしています。
より多くの方の作品を読んでいただくために、作品は、一ヶ月の先行公開期間ののちに、無料で一般公開しております。
引き続きこれらの活動を続けていくためにも、皆様からの応援をよろしくお願いいたします。Kaguya Planetを応援したいという方は、月500円のサブスクで本プロジェクトをサポートして頂けます。ご登録いただいた方は、毎月、約一ヶ月の先行公開中のコンテンツをお楽しみいただけます。
また、1円から寄付も受け付けております。サポートして頂いたお金は全てKaguya Planetの原稿料や編集料に当てられます。十分な資金が集まり次第、Kaguya Planetの作品掲載数やインタビュー記事の数を増やしていく予定です。プロジェクトの詳細はこちらの特設ページをご覧ください。
※Kaguya Planet 登録に際しての注意事項
- GmailおよびHotmailで登録された方は、ログイン情報のメールが「迷惑メール」「ソーシャル」「プロモーション」などのフォルダに振り分けられる可能性があります。ご注意ください。
- Kaguya Planetの決済に対応しているクレジットカードおよびデビットカードは、以下の4社となっています。
Visa
Mastercard
American Express
JCB