【Kaguya Planet】暴力と破滅の運び手&野咲タラのSF短編小説 一般公開! | VG+ (バゴプラ)

【Kaguya Planet】暴力と破滅の運び手&野咲タラのSF短編小説 一般公開!

Kaguya Planetにて、暴力と破滅の運び手&野咲タラのSF短編小説先行公開開始

オンラインSF誌 Kaguya Planetにて、暴力と破滅の運び手「灰は灰へ、塵は塵へ」と野咲タラ「透明な鳥の歌い方」の一般公開を開始しました。カバーデザインは梅野克晃さんが手がけました。

「灰は灰へ、塵は塵へ」と「透明な鳥の歌い方」はKaguya PlanetとSF同人誌『SFG』の主催するシェアード・ワールド企画の作品として執筆されました。Kaguya Planetに掲載している枯木枕「となりあう呼吸」と世界観を共有した作品です。(どの作品を最初に読んでもわかる内容になっています。)

※Kaguya Planetについての詳細は、記事の最後にある「Kaguya Planetに応援を!」をお読みください。

暴力と破滅の運び手「灰は灰へ、塵は塵へ」

人間の塵から硝子を作っている工場で働くヨハンは、同僚たちのラジオ代わりに仕事をしながら歌をうたう。兼業先の歌劇場の仕事はハードだが、ヨハンには一つの楽しみがあった。

暴力と破滅の運び手
pronounsはhe/himあるいはthey/them。のびやかな文章でちょっとエッチで魅力的なBLを多数執筆。『羅生門』や『山月記』のオマージュ作品などを収録した『暴力と破滅の短編集』(2020年)と、没後150周年を記念して複製されたチャイコフスキーたちと複製を手がけた研究者との交流を描いた「チャイコフスキーの亀頭」他を収録した短編集『ブラームスの乳首』(2022年)を刊行。また、星野いのり主催の、ウクライナへの人道支援のためのチャリティアンソロジー『青空と黄の麦畑』に短編「再訪のポーンハブ」を、犬と街灯主催の島アンソロジー『貝楼諸島へ/貝楼諸島より』に「メンズ・ヌーディス島」を寄稿。

 

野咲タラ「透明な鳥の歌い方」

その鳥は山のふもとに広がる白い霧の中から生まれる。霧ははじめ小さな粒である。となりあう粒がくっつき合い、大きくなった粒の表面から翼が生えてきて鳥になる。そのうち一羽が翼を羽ばたかせ、奥に続く森に向かう。

野咲タラ
大森望 ゲンロンSF創作講座 3期生。2021年には、「新しい鳥の素材」で第二回かぐやSFコンテストの選外佳作に選出。自身のnoteに自作、エッセイ、批評などを掲載。2019年に新潟の牛の話を発端にした紀行文日記「牛冷す川で泳ぐ魚の話」を作成し、グループ展示「おかやま奉還町のnew lagoon」に出展。その後も「文字を/紙に/印刷する」ことをテーマにした『ぬなはおふ池に映る夜』(2020年)、掌編小説集『新しい鳥の素材史』(2021年)と、計3冊の冊子を発行している。犬と街灯主催の『島アンソロジー』に「象渡りの島」を、超短編小説アンソロジー第2弾『たまゆらのこえ』(紅坂紫編)に掌編小説を寄稿。テーマや題材を、独特の身体感覚や言語感覚でフィクションの中に体現する力を持っており、新鮮な読書体験を味わわせてくれる稀有な書き手。

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枯木枕「ささやかなおとの鳴る」が『SFG vol.4』に掲載!

またシェアード・ワールド企画では、枯木枕さん自身による姉妹編SF短編小説「ささやかなおとの鳴る」を『SFG Vol.04 異世界特集』に掲載しています。『SFG Vol.04』はオンラインで頒布中。詳細はこちら

Kaguya Planetでは毎月一本程度のSF短編小説を配信中。活動を継続できるよう、月額500円の登録をよろしくお願いいたします。登録をしていただくと、約一ヶ月の先行公開期間にコンテンツをお読みいただけます。

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6月のKaguya Planetはウクライナ生まれの作家R.B.レンバーグ

6月のKaguya Planetでは、R.B.レンバーグ「砂漠のガラス細工と雪国の宝石」(訳 岸谷薄荷) を掲載します。R.B.レンバーグさんはウクライナ生まれの作家・詩人です。クィアなバイジェンダーで、pronounsはthey/themです。Strange Horizons、Beneath Ceaseless Skiesなどに作品を掲載しており、ネビュラ賞、Ignyte賞、ローカス賞の最終候補に選ばれたことがあります。

今回掲載する「砂漠のガラス細工と雪国の宝石」は、Uncannyに掲載している「The Desert Glassmaker and the Jeweler of Berevyar」を岸谷薄荷さんが翻訳した短編小説です。

Kaguya Planetに応援を!

Kaguya PlanetはSFウェブメディア「バゴプラ」が主催する、オンラインSF誌です。2020年12月に① 日本のSF界におけるジェンダー不均衡の是正② 新人賞以外の入り口を作ること③ 海外のようにオンラインでSF短編小説を読むカルチャーを作っていくこと、という三つの目標を掲げて活動を開始し、珠玉のSF短編小説を掲載し続けてきました。

2021年3月からは日本語の作品に加えて翻訳作品も掲載しています。邦訳が出るのはKaguya Planetが初めてという作家も数多く、海外で活躍している作家さんの作品を日本語圏に紹介するという役割も果たしています。

より多くの方の作品を読んでいただくために、作品は、一ヶ月の先行公開期間ののちに、無料で一般公開しております。

引き続きこれらの活動を続けていくためにも、皆様からの応援をよろしくお願いいたします。Kaguya Planetを応援したいという方は、月500円のサブスクで本プロジェクトをサポートして頂けます。ご登録いただいた方は、毎月、約一ヶ月の先行公開中のコンテンツをお楽しみいただけます。

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また、1円から寄付も受け付けております。サポートして頂いたお金は全てKaguya Planetの原稿料や編集料に当てられます。十分な資金が集まり次第、Kaguya Planetの作品掲載数やインタビュー記事の数を増やしていく予定です。プロジェクトの詳細はこちらの特設ページをご覧ください。

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※Kaguya Planet 登録に際しての注意事項

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これまでのKaguya Planet公開作品

書き下ろしSF短編小説

翻訳SF短編小説

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犬と街灯『貝楼諸島へ/貝楼諸島より』参加作品

ジェンダーSF特集

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