宇宙空間で生活する未来を、短編小説から探求するコンテスト開催!
東京科学大学 研究奨励金 DLab⁺ Challenge 2025 採択プロジェクト「宇宙時代における社会モデルを考える」が、プロジェクトの一環として、「月の暮らしコンテスト」という短編小説のコンテストをを2026年夏に開催します! 募集期間は2026年7月1日〜2026年9月30日まで。文字数は最大10,000字です。
将来、人類が月で暮らすとしたら、どんな日々になるでしょうか。食べるものや着るもの、住むところや教育、インフラや行政、家族や共同体……。重力やその他の環境の違いが人々の生活にもたらす変化を、皆さんはどのようにイメージするでしょうか。
「宇宙時代における社会モデルを考える」プロジェクトの「月の暮らしコンテスト」では、近未来に想定される月面基地の設立や宇宙移住を見据えて、宇宙空間での生活が人間社会・文化・価値観にいかなる変容をもたらすのか、月での日常を豊かに想像した短編小説を募集します。
コンテストには、一般部門とジュニア部門(16歳以下)の二つの部門を設置。それぞれの部門で受賞した作品は、プロジェクトに参加している研究者や、審査員のコメントなどと合わせて書籍に収録し、SFレーベルKaguya Booksから刊行します。
なぜ、大学がコンテストを?
「月の暮らしコンテスト」は、東京科学大学 研究奨励金 DLab⁺ Challenge 2025 採択プロジェクト「宇宙時代における社会モデルを考える」が主催します。大学の研究とコンテストに、一体どんな関係があるのでしょうか?
少しずつ、「夢物語」から「実現可能な未来」になりつつある月面基地の設立や宇宙移住。しかし、未来の宇宙での暮らしというものは、アカデミア的な視点からだけで設計されて良いものでしょうか? より広い想像力を取り入れるにはどうしたらいいでしょうか?
今回の「月の暮らしコンテスト」は、プロジェクトメンバーのそのような疑問から出発しました。月での暮らしについて、皆さんはどんな社会やテクノロジーを想像するでしょうか。そこには、月での暮らしに関する思わぬ可能性が展開されるかもしれませんし、あるいは、現在の研究では取りこぼされている視点から見た問題提起がなされるかもしれません。
また、「月の暮らしコンテスト」は、コンテストの開催で終わりではありません。「宇宙時代における社会モデルを考える」プロジェクトでは、受賞作の著者の皆さん(希望者のみ)と研究者の対話の場を設けたり、プロジェクトのメンバーの研究者が応募作全体をさまざまな手法・角度で学術的に分析したりするといった展開が検討されているそうです。そして、研究の成果、小説、小説へのフィードバックを一冊の本にまとめることで、未来の宇宙社会を創成するための新たな学術的試みを発信していく予定です。
コンテストの運営と選考を統括するのは、SF企業VGプラス合同会社です。募集期間は2026年7月1日(水)〜2026年9月30日(水)です。2026年秋から冬にかけて、選考が行われます。選考は、小説家、編集者、翻訳家、専門家が行います。具体的なスケジュールや、審査員の発表をどうぞお楽しみに!
また、「宇宙時代における社会モデルを考える」プロジェクトのメンバーである研究者の皆さんの紹介や、コンテストの開催に至った経緯、応募作を学術的に分析する方法論の紹介など、関連記事をSFメディアVG+(バゴプラ)に掲載していく予定です。研究×小説のコンテストという新しい取り組みにどうぞご注目ください! コンテストの詳細は、「月の暮らしコンテスト」の特設ページから確認することができます。
