Kaguya Planet 7月先行公開、伊藤螺子・北野勇作「200文字怪談」配信開始 【200文字怪談最終週】 | VG+ (バゴプラ)

Kaguya Planet 7月先行公開、伊藤螺子・北野勇作「200文字怪談」配信開始 【200文字怪談最終週】

Kaguya Planet 特別企画「200文字怪談」最終週!

SFメディアのバゴプラが運営するKaguya Planetにて、5週間にわたり特別企画「200文字怪談」を配信してきました。最終週の本日は伊藤螺子さん、北野勇作さんの200文字怪談を配信します。カバーイラストは、浅野春美さんが手掛けました。

Kaguya Planetは、オンラインでSF短編小説を定期掲載していくプロジェクトです。500円で“応援”の登録をして頂くと、各作品やインタビューを約1ヶ月の先行公開期間に読むことができます。Kaguya Planetについての詳しい説明は、記事の後半「Kaguya Planetに応援を!」をご覧ください。

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今週の「200文字怪談」は伊藤螺子さん、北野勇作さん

今週200文字の怪談を発表するのは伊藤螺子さんと北野勇作さんです。お二人は、日頃からTwitterに約100文字のマイクロノベルを投稿されています。

伊藤螺子さんは会社員兼小説家です。 2011年に『オクターバー・ガール 螺旋の塔に導くものは』(徳間文庫)でデビュー。2013年には『秘密結社来夢来人 まほうびんぼう』(徳間文庫)を出版しています。

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自身のサークル・ホテルニューオバケから、2019年に短編集UFOを待っている』2021年にはツイッターで書いた140字小説を100本まとめた掌編集『エイプリルフールの国』を刊行しています。

北野勇作さんは1962年生まれのSF作家です。1992年に『昔、火星のあった場所』で第4回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、2001年には『かめくん』で第22回日本SF大賞を受賞しています。

近年はマイクロノベルの伝道師として発信をしており、ほぼ毎日Twitterに【ほぼ百字小説】をあげています。2020年にはそのうち200編を収録した『100文字SF』(早川書房)を出版しました。

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伊藤螺子、北野勇作「200文字怪談」

伊藤螺子

プロフィール

会社員兼小説家。 2011年に『オクターバー・ガール 螺旋の塔に導くものは』(徳間文庫)でデビュー。2013年には『秘密結社来夢来人 まほうびんぼう』(徳間文庫)を出版。その後同人活動に移り、『ビンダー』(発行:ククラス)や『トラベシア』(発行:鈴木並木)など、複数のリトルプレス・同人誌に寄稿。自身のサークル・ホテルニューオバケから、2019年に短編集『UFOを待っている』、2021年にはツイッターで書いた140字小説を100本まとめた掌編集『エイプリルフールの国』を刊行した。

北野勇作
プロフィール
1962年生まれ。小説家、SF作家、役者。1992年に『昔、火星のあった場所』で第4回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。2001年、『かめくん』で第22回日本SF大賞を受賞。近年はマイクロノベルの伝道師として、ほぼ毎日Twitterに【ほぼ百字小説】をあげており、2020年にはそのうち200編を収録した『100文字SF』(早川書房)を出版。毎週水曜日21時より、谷脇クリタ、蜂本みさと共に「犬と街灯とラジオ」(通称:犬街ラジオ)をツイキャスで配信。トークと共に朗読を披露している。

これまで4週にわたって配信してきた200文字怪談は、以下のリンクから読むことができます。

「200文字怪談」座談会を開催します

8月7日(土)14時から、ツイキャス上で「200文字怪談」についての座談会をします。参加者は北野勇作さん、剣先あやめさん、伊藤螺子さんとバゴプラの井上彼方さんです。「200文字怪談」はKaguya Planet初のマイクロノベル企画ということで、企画に参加した感想や他の方の作品の感想、マイクロノベルの魅力や可能性について話す予定です。視聴者の皆さんのコメントでの参加もお待ちしております。

8月のKaguya Planetは仏壇SF「祖母に跨る」

8月のKaguyaPlanet は大竹竜平さんの新作SF短編小説「祖母に跨る」を先行公開します!

大竹竜平さんは、グラフィックデザイナー、劇作家です。チーム夜営にて、脚本や宣伝美術を担当しています。デザインの仕事に加えて、戯曲、小説、漫画の原作など、多岐にわたるジャンルの執筆活動をしています。2019年には、美術手帖2019年10月号掲載の漫画「The Space Potter」の原作を担当しています。2020年には「祖父に乗り込む」が第一回かぐやSFコンテストの審査員長賞を受賞。また、戯曲「瞬きのカロリー」がかながわ短編戯曲賞2020 大賞を受賞しました。そして翌年のかながわ短編戯曲賞2021では、戯曲コンペティションの一次審査委員をつとめています。

第一回かぐやSFコンテストにて審査員長賞を受賞した「祖父に乗り込む」はバゴプラのサイトにてから全文を読むことができます。

今回Kaguya Planetに掲載する作品は、お盆を舞台にした仏壇SF「祖母に跨る」です。8月8日(土)に先行公開を開始します。お楽しみに!

Kaguya Planetでは、二本の翻訳作品を先行公開中

7月のKaguya Planetは、「200文字怪談」の他にアヴラ・マルガリティ「ミツバチたちの死」(翻訳:日本橋和徳) ジョイス・チング「まめやかな娘」(翻訳・解説:紅坂紫) という二本の翻訳作品も先行公開しています。いずれも邦訳が公開されるのは初めての作家です。

Kaguya Planetに応援を!

Kaguya PlanetはSFウェブメディア「バゴプラ」が主催する、SF短編小説をオンラインで配信するプロジェクトです。2020年12月に① 日本のSF界におけるジェンダー不均衡の是正② 新人賞以外の入り口を作ること③ 海外のようにオンラインでSF短編小説を読むカルチャーを作っていくこと、という三つの目標を掲げて活動を開始し、珠玉のSF短編小説を掲載し続けてきました。

2021年3月からは日本語の作品に加えて翻訳作品も掲載しています。現在作品を配信しているD・A・シャオリン・スパイアーズさんとユキミ・オガワさん、そして現在先行配信中のアヴラ・マルガリティさんとジョイス・チングさんは邦訳が出るのはKaguya Planetが初めてで、海外で活躍している作家さんの作品を日本語圏に紹介するという役割も果たしています。

より多くの方の作品を読んでいただくために、作品は、一ヶ月の先行公開期間ののちに、無料で一般公開しております。

引き続きこれらの活動を続けていくためにも、皆様からの応援をよろしくお願いいたします。Kaguya Planetを応援したいという方は、月500円のサブスクで本プロジェクトをサポートして頂けます。ご登録いただいた方には、毎月約一ヶ月早くKaguya Planetのコンテンツを先行公開しています。

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また、1円から寄付も受け付けております。サポートして頂いたお金は全てKaguya Planetの原稿料や編集料に当てられます。十分な資金が集まり次第、Kaguya Planetの作品掲載数やインタビュー記事の数を増やしていく予定です。プロジェクトの詳細はこちらの特設ページをご覧ください。

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これまでのKaguya Planet公開作品

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