犬と街灯主催 島アンソロジー『貝楼諸島へ/貝楼諸島より』頒布開始! | VG+ (バゴプラ)

犬と街灯主催 島アンソロジー『貝楼諸島へ/貝楼諸島より』頒布開始!

デザイン:谷脇栗太

犬と街灯主催 島アンソロジー『貝楼諸島へ/貝楼諸島より』頒布開始!

犬と街灯が主催する、遥か大海原のどこかにあるといわれる「貝楼諸島」を舞台にした島アンソロジー『貝楼諸島へ/貝楼諸島より』が、2022年5月29日の文学フリマ東京にて頒布を開始します。

「犬と街灯」は大阪の豊中にある、リトルプレス/インディーズ出版物の店、兼ギャラリーで、発行元としてこれまでもアンソロジーを発行してきました。

『貝楼諸島へ/貝楼諸島より』は、貝楼諸島を舞台にした物語、紀行文、伝承、詩歌などを集めたアンソロジーです。それぞれの作品の世界はゆるやかに繋がりながら、参加者が自由に創作しています。

文学フリマ東京は5月29日(日)12時から17時、東京流通センター 第一展示場で開催。犬と街灯のブースは【カ-25】です。

※2022年6月4日追記
本日より、犬と街灯の店頭とオンラインストアでの頒布が始まっています。
『貝楼諸島へ』 『貝楼諸島より』

ウェブと同人誌を組み合わせたアンソロジー

『貝楼諸島へ/貝楼諸島より』はウェブと紙の本を組み合わせたアンソロジーです。参加者は執筆した作品を貝楼諸島の一つの「島」として、自身のブログ・サイトなどに掲載します。そしてそのインターネット上に点在している島々を集めた同人誌が『貝楼諸島へ/貝楼諸島より』です。

『貝楼諸島へ』には34名が、『貝楼諸島より』には33名が参加しており、総勢67名による大アンソロジー貝楼諸島の固有種たちのユニークな生態、島の伝統的な祭りや島に伝わる民謡、島自身の記憶、島人たちの人間模様などなど、貝楼諸島とその不思議な海域をご堪能ください。

また、『貝楼諸島へ/貝楼諸島より』のデザインは犬と街灯の谷脇栗太さんが自ら手がけています。味わい深い表紙や扉絵にもご注目ください。

Kaguya Planet掲載作品も収録!

『貝楼諸島へ/貝楼諸島より』にはオンラインSF誌Kaguya Planetも参加し、アンソロジーの参加作品を8本、Kaguya Planetに掲載しています。また、『貝楼諸島へ/貝楼諸島より』の製作費の一部をKaguya Planetを主催しているVG+合同会社が担っています。

f3hitoさんは京都市在住の詩人です。2018年、英語の図形詩集「Serendipity」(アメージング出版)を出版しています。「archipelago」は、灯台の形をした図形詩です。

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北野勇作さんは小説家、役者。ほぼ毎日Twitterに【ほぼ百字小説】をあげており、それをまとめた『100文字SF』(早川書房) を出版しています。「ひゃくじま」は100文字の島を集めた諸島SFです。

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佐々木倫さんは小説を書く、宇宙を旅するキリンです。2020年、「Moon Face」で第一回かぐやSFコンテストの最終候補作品に選出。「風の鳴る島」は、私だけの島の創生ファンタジーです。

虫太さんは秘密結社サンカクカンケイのメンバー。Kaguya PlanetのジェンダーSF特集に「上と下」を寄稿しました。「わたしが島ならことばは海」は憲二と甥の透と、島と言葉をめぐる短編小説です。

奈良原生織さんは第4回阿波しらさぎ文学賞や第52回埼玉文学賞の小説部門で最終候補に選出されるなど、今、目が離せない注目の書き手。「エスケープ・フロム」は貝楼諸島から”その国”に渡った留学生の物語です。

伊藤螺子さんは会社員兼小説家。 Kaguya Planetの特別企画「200文字怪談」に「むじな」「警告! 読め!」を寄稿しています。「浦島さんによると世界は」は島になった浦島さんが語る、消えてしまった島々の物語です。

星野いのりさんは作家・俳人。現代俳句協会と俳句結社「炎環」に所属。第二回全国俳誌協会新人賞正賞、第四回俳句四季新人奨励賞などを数々の賞を受賞。「ル々の花」は樹海、くらげ、かみなり… くるくるとモチーフが展開するSF俳句連作です。

穂崎円さんは新聞歌壇や同人誌などで短歌を発表しています。2017年に私家版歌集「ヴァーチャル・リアリティー・ボックス」を発行。「ぱんげあ」は「わたくしが島だった頃」で始まるSF短歌連作です。

『貝楼諸島へ/貝楼諸島より』

『貝楼諸島へ/貝楼諸島より』には他にも、かぐやSFコンテストやKaguya Planetで活躍している人がたくさん参加しています。

『貝楼諸島へ』には第二回かぐやSFコンテスト大賞を受賞した吉美駿一郎さん、同コンテストで最終候補に選出された苦草堅一さん、5月のKaguya PlanetにSF短編小説を掲載する暴力と破滅の運び手さん、第一回かぐやSFコンテストで最終候補に選出され、Kaguya Planetに「宇比川」やジェンダーSF「優しい女」を掲載している正井さん、同コンテストで審査員特別賞を受賞し、バゴプラに「パラミツ戦記」を掲載している坂崎かおるさん、Kaguya Booksから刊行するSFアンソロジー『新月』に短編を掲載する稲田一声さんも参加しています。

『貝楼諸島より』には、Kaguya Planetに医療SF「DNAR」を掲載しているこい瀬伊音さん、Kaguya Planetに掲載しているジョイス・チング「まめやかな娘」の翻訳を手がけた紅坂紫さん、5月のKaguya Planetに作品を掲載する野咲タラさんも参加しています。

『貝楼諸島へ』
<執筆者(掲載順)>
柳川麻衣、吉美駿一郎、UNI、おだやか希穏、田中目八、鞍馬アリス、f3hito、関元聡、千住のり子、紺堂カヤ、中務滝盛、瀬戸千歳、カミヤマ ショウキ、苦草堅一、暴力と破滅の運び手、泥酔侍、岸波龍、岸辺路久、佐々木海月、正井、いんすら、山崎朝日、小西真由、小田垣有輝、新士悟、谷脇栗太、泉由良、穂崎円、坂崎かおる、佐々木倫、奈良原生織、オカワダアキナ、伊藤螺子、稲田一声
発行:犬と街灯
出版:2022年5月29日
B6判/262ページ/1,500円
協賛:VGプラス合同会社

『貝楼諸島より』
<執筆者(掲載順)>
こい瀬伊音、めろんそーだ、虫太、和倉稜、松樹凛、糸川乃衣、亜済公、紅坂紫、サトウジン、古月玲、エハガキ華、笹帽子、探偵とホットケーキ、Redvelvetcake、うっかり、貞久萬、星野いのり、北野勇作、磯崎愛、玄川透、野咲タラ、阿蒙瞭、鵜川龍史、Yoh クモハ、うさうらら、化野夕陽、水嶋いみず、3月クララ、齋藤優、児島成、一福千遥、久乙矢、松尾模糊
発行:犬と街灯
出版:2022年5月29日
B6判/264ページ/1,500円
協賛:VGプラス合同会社

『貝楼諸島へ/より』は、犬と街灯の店頭とオンラインストアで頒布中!

『貝楼諸島へ』 『貝楼諸島より』

オンラインSF誌 Kaguya Planetとは

Kaguya PlanetはSFウェブメディア「バゴプラ」が主催する、オンラインSF誌です。① 日本のSF界におけるジェンダー不均衡の是正② 新人賞以外の入り口を作ること③ 海外のようにオンラインでSF短編小説を読むカルチャーを作っていくこと、という三つの目標を掲げて、毎月SF短編小説を発表しています。

Kaguya Planet

5月はシェアード・ワールド企画を開催。暴力と破滅の運び手さんと野咲タラさんのシェアード・ワールド作品を掲載します。詳細はこちら

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