ネタバレ解説『ホワット・イフ…?』第6話 キルモンガー復活! トニーの変化&ラストの意味は? あらすじ・考察・音楽 | VG+ (バゴプラ)

ネタバレ解説『ホワット・イフ…?』第6話 キルモンガー復活! トニーの変化&ラストの意味は? あらすじ・考察・音楽

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『ホワット・イフ…?』シーズン1第6話はどうなった?

MCU初のアニメシリーズ『ホワット・イフ…?』のシーズン1は、MCUフェーズ3までの映画作品を対象にあり得た「もしも」の物語を描いていく。シーズン2ではフェーズ4の作品も対象になることも明らかになっており、その世界の広がりはとどまるところを知らない。

シーズン1の折り返しとなる第5話では、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018) と『アントマン&ワスプ』(2018) の二作品がベースに。原作コミックの人気シリーズである「マーベル・ゾンビーズ」を題材にゾンビアポカリプスと化したMCU世界が描かれた。いよいよ後半戦に突入する第6話ではどのような物語が描かれたのだろうか。今回もネタバレありで解説をお届けする。

ネタバレ注意
以下の内容は、アニメ『ホワット・イフ…?』第6話の内容に関するネタバレを含みます。

第6話「もしも…キルモンガーがトニー・スタークを救ったら?」のネタバレあらすじ&解説

13年前の原作からの変化

今回「もしも」のストーリーの対象となったのはMCU第1作目の『アイアンマン』(2008) だ。トニー・スタークは『ホワット・イフ…?』ではもはや準レギュラー。第3話、第5話、第6話と2話に一度は登場している。

原作映画と同じく2008年のアフガニスタン、クナル州を走る軍用車両に乗っているトニー・スターク。この時は「死の商人」とも呼ばれ、「強力な兵器が平和を生む」という思想を持った“愛国資本家”だった。アフガニスタンに出向いていたのも、自社製のクラスターミサイル “ジェリコ”を売り込むため。現実世界では、民間人にも危害を及ぼすクラスター弾の禁止に向けて議論が行われていた時期で、2016年にはアメリカ最後のクラスター弾の製造が中止された。トニーはまだ力を信奉する傲慢な人間だったのだ。

冒頭の車両の中で流れる音楽は、原作映画で流れたAC/DCの「バック・イン・ブラック」(1980) ではなく、Steelshineの「Rock ‘N Roll Made A Man Out Of Me」(2012) だ。「霊柩車はいらない。私は決して死なない」という歌詞が歌われていた「バック・イン・ブラック」に対し、「Rock ‘N Roll Made A Man Out Of Me」では「みんな死ぬんだから振り返らずにまっすぐ進もう」という歌詞が歌われている。

なお、「バック・イン・ブラック」は音楽が印象的なMCUにおいて、どの曲よりも、そして誰の台詞よりも先に流れた曲であり、トニー・スタークはAC/DCファンという設定でもある。『アイアンマン』から始まったインフィニティ・サーガの最終作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019) では、ピーター・パーカーにトニーの影を見出したハッピー・ホーガンがこの「バック・イン・ブラック」をBGMとして流す場面が登場する。その場面については、こちらの記事で詳しく解説している。

原作映画では車内でトニーが運転手の女性軍人に「君は素晴らしい骨格をしている。視線をそらすのに苦労する」というセクハラ発言をするシーンがあるが、『ホワット・イフ…?』ではカットされ、それを受けての車内の笑い声からシーンが始まる。また、この後に続くトニーが多くのグラビアモデル達と性的な関係を持ったという会話もカットに。ここから数年後、ハリウッドでは富豪達が権力を利用して女性俳優達に性行為を強制させていたことが #MeToo によって明るみになる。白人男性中心だったハリウッドもMCUも、この数年で大きな転換期を迎えたことが分かる。

キルモンガー復活

トニーの隣に座った軍人は記念写真を要求し、トニーはこれに応える。原作映画と同じ流れだ。スターク・インダストリーズが軍事産業を手掛けていた時代の「“平和(ピース)は最高だ。私は失業するがね」というトニーのセリフも再現される。写真を撮ってもらっている軍人がキスをするように一瞬口をすぼめる動作もアニメーションで再現されている。細かい……(褒めてる)。

原作と同じようにテン・リングスから襲撃を受けたトニーは岩陰に隠れて携帯を取り出す。映画版では画面が横向きになり、“T字”になるワンセグ対応のガラパゴス携帯を使っていたが、『ホワット・イフ…?』では通常のガラパゴス携帯に替わっている。なお、『ホワット・イフ…?』第3話では『マイティ・ソー』(2011) のコールソンの携帯電話がスマホに置き換わっていた)。

そして「STARK INDUSTRIES」と書かれた自社の兵器がすぐ近くに着弾。映画版ではトニーはこれを被弾して爆弾の破片が心臓近くに残ったことで、胸のリアクターなしでは生きられない身体になった。こうした経験を経てトニーは「自分が無責任なシステムの一部だった」ということを認め、スターク・インダストリーズの兵器製造をやめることを決断する。だが、『ホワット・イフ…?』第6話ではキルモンガーが登場し、この爆弾からトニーを救う。ここで流れる曲はお馴染みのキルモンガーのテーマ曲だ。キルモンガーは原作映画と同じくマイケル・B・ジョーダンが声優を担当している。『ブラックパンサー』(2018) 以来となる人気ヴィラン、キルモンガーの復活だ。

そして自社製品を被弾せず、“なんとかなった” 世界線のトニーは、どのような道を辿るのだろうか。ウォッチャーは「ヒーローとは暗闇で鍛えられ、戦いで磨かれ、犠牲により名を残す」と、この状況を悲観的に捉える。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019) のあのシーンがアニメーションで蘇らせてくれたのは第6話のハイライトの一つだった。

アメリカに戻ったトニー・スタークはこれまで通りに派手な記者会見を行う。原作映画では地べたに座って記者と同じ目線で話をしていたが、傲慢さが抜けないトニー・スタークは自社の兵器開発をより強化することとキルモンガーをセキュリティ部門の責任者に指名することを発表する。ハッピーがキルモンガーへのヘッドハンティングに不満げな様子を見せているが、これは『アイアンマン3』(2013) ではハッピーが本社の警備部長に就任するためだ。

なお、映画『アイアンマン』では、トニーは「自分が無責任なシステムの一部だった」ことに気付いた理由を「若い米国人が私の作った兵器で殺されるのを見た」と説明していた。だが、『ホワット・イフ…?』第6話では「自社兵器が若き兵士の命を奪った」ことは「もっと努力してより強大な兵器を作る」ことの動機となってしまっている。同じ動機でも全く異なる結果となってしまっているのだ。

このシーンにおける映画版と『ホワット・イフ…?』での変化については、こちらの記事で詳しく解説&考察している。

会見の最後に「大尉(キルモンガー)はクナル州で何を?」というクリティカルな質問をしたのは、ヴァニティ・フェア誌の記者クリスティン・エヴァーハートだ。『アイアンマン』でもトニーに直撃取材を行ない、スターク・インダストリーズとテン・リングスの裏取引を突き止めた人物である。やはり鋭い。

キルモンガーは米特殊部隊に所属し、中東地域の任務にもついていたという設定がある。だが、トニーを助けた時は部隊から離れて単独行動をとっていたという。キルモンガーはその理由をスターク・インダストリーズのナンバー2であるオバディア・ステインがテン・リングスとつながっていることを掴んだからだと証言し、トニーからの厚い信頼を獲得するのだった。

マイケル・B・ジョーダンのアニメネタも

トニー・スタークはキルモンガーにCOO(最高執行責任者)になることをオファーし、二人を映画『明日に向って撃て!』(1969) の銀行強盗コンビであるブッチとサンダンスになぞらえる。だがペッパーはキルモンガーを怪しんでおり、ローディにキルモンガーの素性調査をさせる。しかしキルモンガーから“思惑”が読み取れない。それもそのはず。キルモンガーの真の狙いはトニーではないからだ。

なお、ここで登場したローディは映画『アイアンマン』ではテレンス・ハワードが演じているが、『ホワット・イフ…?』第6話での見た目は『アイアンマン2』(2010) 以降の俳優であるドン・チードル風になっている。第3話でも『インクレディブル・ハルク』(2008) を最後に降板したエドワード・ノートンではなく、『アベンジャーズ』(2012) 以降のマーク・ラファロの姿になっていた。

トニー・スタークの“基地”に招かれたキルモンガーは父を亡くしたことを共有しつつ、MIT(マサチューセッツ工科大学)で研究したドローン・解放者/リベレーターをトニーに紹介する。トニーはまんまとこの“兵器”に食いつき、二人によるリベレーターの開発が進んでいく。

このシーンではガンダムのようなロボットの姿をしたリベレーターを見たトニーが驚き、キルモンガーが「アニメ好きでね」と答える。キルモンガー役のマイケル・B・ジョーダンはハリウッドきってのアニメ好きとして知られている。アニメを“教養”と考えているほどで、過去には「悟空とナルトはリアルだ」というツイートも話題になった。この件についてはこちらの記事で詳しく紹介している。

「失敗しても超高級ガンプラは作れる」というスタークの皮肉はさておき、リベレーターはあっという間に試作機が誕生。本来ならスタークはアフガニスタンでホー・インセン博士と共にアイアンマンのマーク1を完成させるはずだったが、こちらの世界線ではリベレーター・マーク1が誕生している。

アイアンマンは動力源としてアーク・リアクターを活用したが、巨大装置だったアーク・リアクターを小型化できたのはテン・リングスに捕らえられ、インセン博士と研究を進めたからだった。この経験を経ていないトニーは、キルモンガーからヴィブラニウムを活用することを提案される。トニーは父ハワードが持っていたヴィブラニウムを戦時中に使い果たしたことを紹介しているが、これは『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011) での出来事だ。ハワードは、キャプテン・アメリカの盾を作る分のヴィブラニウムしか手元になかったことを明かしている。

ヴィブラニウムの闇取引

キルモンガーはヴィブラニウム製の自身の指輪を渡してそのエネルギーのポテンシャルをトニーに見せる。トニーはまたもまんまとユリシーズ・クロウへと連絡を取り、ヴィブラニウムを取り引きで手に入れようとする。なお、ユリシーズ・クロウもオリジナルのアンディ・サーキスが声を担当している。

このシーンで登場するドーラ・ミラージュのヤリは「1000万」と言われているが、これはドルなので、日本円で10億円ほどということになる。もちろん闇取引市場での価格ではあるが、とんでもない額だ。なお、ユリシーズ・クロウにヴィブラニウムを流していたのはキルモンガーの父である。

この取引の場に現れたのはブラックパンサーことティ・チャラ。次々と敵を排除していく。第2話、第5話につづき、第6話でも故チャドウィック・ボーズマンが声優を担当している。生前にこれほど『ホワット・イフ…?』の制作に携わっていたとは。

ティ・チャラはヴィブラニウムをワカンダに取り戻すためにやって来ていた。それを止めたのはキルモンガーだ。スターク製の武器を使い、ティ・チャラを殺したキルモンガーは続けてローディまで殺してしまう。キルモンガーはユリシーズ・クロウとグルだったのだ。

アメリカはローディを失い、ワカンダはティ・チャラ王子を失った。トニーにワカンダへの復讐を提案するキルモンガーだったが、全ての映像はジャーヴィスによって記録されていた。これは明らかに違法行為だが、トニーは『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015) でも過剰な防衛に走る傾向を見せている。これにも動じないキルモンガーは、トニーが指輪を使って完成させたリベレーターに対しても「フリースタイル」で挑み、ドーラ・ミラージュのヤリでこれを制圧してみせる。

トニーが「亡き父を超えようとするメカ好きの二人」としてキルモンガーと共に歩めなかったことを悔やむ中、キルモンガーによって息の根を止められる。『ホワット・イフ…?』では三度目になるトニーの死である。

愛国者法とは

そして登場したのはロス将軍。トニーの暗殺はワカンダの仕業ということになり、米政府はスターク・インダストリーズの資産を接収する。国有化である。ここでロス将軍が根拠にした「愛国者法」とは9.11を受けて2001年にジョージ・W・ブッシュ大統領によって署名された法律であり、人権を侵害してでもテロを抑え込む内容が強い批判を受けていた。2015年6月には期限切れで失効となり、代わりに人権に配慮された米国自由法が成立している。『ホワット・イフ…?』第6話の舞台は『アイアンマン』の2008年頃になっており、当時存在していた法律をうまく活用したプロットになっている。

国有化されたスターク・インダストリーズは次々とリベレーターを量産していく。覚えておくべきは、サディアス・ロス将軍は機会さえあれば、こういうことをする人物だということだ。MCUフェーズ4でロス将軍が有力ヴィランになる可能性についてはこちらの記事に詳しい。

リベレーターの大軍を率いるキルモンガーは、遂にワカンダに到着。亡き父に「見つけたぞ」と呟くキルモンガーはやはり映画『ブラックパンサー』と同じく父親の無念を背負ってここまできたようだ。キルモンガーは手始めに、彼を「Boy」と呼び、ワカンダ人を「Savages」と呼ぶユリシーズ・クロウを始末する。白人が黒人を一人前とみなさずに「Boy」と呼ぶことやアフリカ人を指して「Savage=野蛮人/未開人」と呼ぶことは米国ではお決まりの差別表現なのだ。

キルモンガーは映画『ブラックパンサー』と同じようにユリシーズ・クロウの死体を手土産にワカンダへと入り込んでいく。ユリシーズ・クロウの死もまた避けられない“絶対点”なのかもしれない。女王ラモンダや王女シュリの反対にもかかわらず、キルモンガーの父を殺した張本人である王ティ・チャカはキルモンガーを受け入れてしまう。

ティ・チャラ亡きワカンダで、キルモンガーは一体何をしようとしているのだろうか。アメリカからワカンダに攻め込んでくるリベレーターを自ら招き入れて倒すというキルモンガーの作戦にシュリは猛反対するが、「ティ・チャラの仇討ち」を掲げるキルモンガーに、「キルモンガーの父の仇」であるティ・チャカは罪悪感からかこの作戦を受け入れる。

キルモンガーの目的は…

ラモンダが将軍としてワカンダ軍を率いる一方、ロス将軍はネバダからリベレーターの大軍を指揮していた。ティ・チャラが進んで世界へと開いていくはずだったワカンダは米軍の侵攻を受けてその姿を世界に見せることになる。

キルモンガーの戦略通り、ワカンダのバリア内に入ったリベレーター達はAIが遮断されて動きが止まる。キルモンガーは信頼を勝ち取った上でこれを亡きトニーによる策略だとして、リベレーターとの戦争を始める。このバトルシーンではドーラ・ミラージュはもちろんラモンダも実写版では見られなかった爽快なアクションを見せる。『ブラックパンサー』次回作のタイトルにもなる「ワカンダ・フォーエバー」を叫ぶキルモンガーはヤリを駆使してリベレーターをなぎ倒していく。

勝利を収めたキルモンガーはついにその目的を果たす。ハート型のハーブを飲んでブラックパンサーを継いだのだ。ハーブを飲んだ後に見える世界では、映画版でティ・チャラが亡き父ティ・チャカに会っていたのに対し、キルモンガーは従兄弟のティ・チャラと再会する。キルモンガーは父の復讐とアメリカで無視されている抑圧された兄弟達のために、ワカンダを乗っ取った。そんなキルモンガーにティ・チャラは「不当に得られた力ははかないものだ」と忠告するのだった。

その頃、米国のロス将軍はワカンダへ総攻撃を仕掛けようとしていた。成り行きだがなぜか軍事秘書をやらされているペッパーはウンザリした表情をしていると、目の前に意外な人物が現れる。キルモンガーのことを疑っていたシュリである。ジャーヴィスが録画していたキルモンガーがティ・チャラとローディを殺した際のデータを見せ、キルモンガーがトニーを殺したことをペッパーに知らせる。

「スタークさんだけが天才じゃない」と言うシュリはペッパーに手を組むことを提案する。「私たちの敵は同じ」というシュリの言葉は、キルモンガーがトニーを殺す時に言った「私たちの戦う相手は同じじゃない」という言葉に被せたものだ。「お互いの国が真実を見ようとしない」と心配するペッパーに、シュリは「一緒に目を覚ましてやりましょう」と声をかけるのだった。

ウォッチャーは「ヒーローは不滅だ。その魂は永遠だ。志を受け継ぎ、戦う者たちと共に生き続ける」という言葉を残し、2020年に大腸癌で逝去したチャドウィック・ボーズマンと、作中で死を迎えたトニー・スタークの意志が継がれていくことを予感させて『ホワット・イフ…?』第6話は幕を閉じる。

『ホワット・イフ…?』シーズン1第6話まとめ

アイアンマンが誕生せず、ヴィランのエリック・キルモンガーが用意周到に目的を果たした今回の『ホワット・イフ…?』。映画『ブラックパンサー』が公開された時にはキルモンガーに対して「可哀想」という感情が湧き上がったものだが、実際全ての謀略がうまくいく様子を見てしまうとキルモンガーの恐ろしさが際立つ。それに、トニーは自分の身体が犠牲にならなければ自社の兵器開発をやめていなかったということも明らかになった(もちろん複合的な理由でイベントは発生するものだが)。神聖時間軸と呼ばれるタイムラインがどれだけの偶然によって成り立っていたのかということが、「もしも」の物語を通して逆説的に立証されていく。

今回注目したいのはエンディングだ。これまでと同様、やはり第6話もすっきりとした形では終わらなかった。残された余白は『ホワット・イフ…?』シーズン1の中で伏線回収がなされるのだろうか。それだけではない。第6話ラストのシュリとペッパーの組み合わせは注目に値する。シュリはかねてより原作コミックにおけるアイアンマンの後継者である“アイアンハート”になる可能性が指摘されていた。トニーと同じく天才科学者であるという点で期待されていたのだ。

だが、原作コミックでは15歳の黒人女性であるリリ・ウィリアムズがアイアンハートになり、MCUでもドミニク・ソーン演じるリリ・ウィリアムズを主人公に据えたドラマ『アイアンハート(原題)』の製作が決定している。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは、『ブラックパンサー』の続編となる『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題)』にもアイアンハートことリリ・ウィリアムズが登場することも認めている。

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故にMCUでシュリがアイアンハートになる可能性はほとんどなくなったのだが、『ブラックパンサー』公開直後に期待していたファンからすれば、シュリがトニーのオフィスにいて元秘書のペッパーと話しているること自体が何かを予感させるのだ。ただし、『ブラックパンサー』の2018年時点でシュリは16歳だったので、第6話の舞台が2008年ごろだとすると、シュリはまだ6歳ということになる。もちろん6歳でも戦えるのがアニメーションの魅力なのだが。

キルモンガーについては、この後シュリとペッパーによって王座を追われることになるのかもしれない。それでも、生き残った“変異体キルモンガー”として再びマイケル・B・ジョーダンの配役で映画やドラマに登場することを期待したい。今回「ワカンダ・フォーエバー」と叫んだキルモンガーは、ティ・チャラ不在の『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』でその姿を見せるのだろうか。

第6話と『ホワット・イフ…?』新予告を踏まえた第7話以降の考察はこちらの記事で。

アニメ『ホワット・イフ…?』はDisney+で独占配信中。

『ホワット・イフ…?』(Disney+)

コミック版『シュリ』原作者の物語はこちらから。

キルモンガー役マイケル・B・ジョーダンのオタクな一面についてはこちらの記事で。

チャドウィック・ボーズマンによる最後のティ・チャラ役について『ホワット・イフ…?』監督が語った内容はこちらから。

『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』最終話から読み解くキルモンガーとカーリの繋がりはこちらの記事で。

11月24日(水)から配信を開始するドラマ『ホークアイ』の予告編とその解説&考察はこちらから。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』予告編の解説&考察はこちらから。

 

MCU映画最新作『シャン・チー テン・リングスの伝説』のポストレクジットシーンのネタバレ解説はこちらから。

ミッドクレジットシーンについて製作陣が語った内容はこちらから。

ネタバレありのレビューはこちらから。

 

『ホワット・イフ…?』第4話のラストから見えたMCUのセオリーはこちらから。

『ホワット・イフ…?』第5話サノスの狙いやゾンビウイルスの起源、そして他ユニバースに波及するかもしれない今後の展開についてはこちらの記事で考察している。

 

『ホワット・イフ…?』第5話のネタバレ解説はこちらから。

第1話のネタバレ解説はこちらから。

第2話のネタバレ解説はこちらから。

第3話のネタバレ解説はこちらから。

第4話のネタバレ解説はこちらから。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。 編著書に『プラットフォーム新時代 ブロックチェーンか、協同組合か』(社会評論社)。 お問い合わせはコチラから
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