Kaguya Planet 4月の先行公開、麦原遼「それはいきなり繋がった」、D・A・シャオリン・スパイアーズ「虹色恐竜」(勝山海百合 訳) の配信開始 | VG+ (バゴプラ)

Kaguya Planet 4月の先行公開、麦原遼「それはいきなり繋がった」、D・A・シャオリン・スパイアーズ「虹色恐竜」(勝山海百合 訳) の配信開始

Kaguya Planet 4月の先行公開スタート

SFメディアのバゴプラが運営するKaguya Planetにて、4月の先行公開作品の配信を開始しました。4月の先行公開はSF短編小説2編。麦原遼「それはいきなり繋がった」D・A・シャオリン・スパイアーズ「虹色恐竜」(勝山海百合 訳) を配信しています。両編のカバーイラストは、浅野春美さんが手掛けました。

Kaguya Planetは、オンラインでSF短編小説を定期掲載していくプロジェクトです。500円で“応援”の登録をして頂くと、各作品やインタビューを1ヶ月早く読むことができます。

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麦原遼のSF掌編が公開

麦原遼さんは、2018年に『逆数宇宙』で第2回ゲンロンSF新人賞優秀賞を受賞してゲンロンSF文庫からデビュー。2020年には『S-Fマガジン』2020年8月号の「それでもわたしは永遠に働きたい」、『小説すばる』2021年1月号の「2259」、『文藝』2020年冬季号の「〈90年代生まれが起こす文学の地殻変動〉アンケート」、『S-Fマガジン』2020年10月号の「ソラリスを思う」、『Sci-Fire 2020』の「嗅子」など、多くの媒体に小説やエッセイを寄稿し、活躍の場を広げています。

麦原遼「それはいきなり繋がった」

ある春の日、世界は左右の反転した鏡の世界と繋がった。シンメトリーな二つの世界には、一つ大きな違いがある。鏡の世界との境界となった僕の町は変貌を遂げていく。

麦原遼
プロフィール
1991年生まれ。ゲンロン 大森望 SF創作講座の2期生。2018年に『逆数宇宙』で第2回ゲンロンSF新人賞優秀賞を受賞してゲンロンSF文庫からデビュー。Toshiya Kameiが英訳した「GかBか(ガール・オア・ボーイ)」(『Sci-Fire 2018』収録)がスコットランドのShoreline of Infinity誌に掲載予定。2020年には『S-Fマガジン』2020年8月号の「それでもわたしは永遠に働きたい」、『小説すばる』2021年1月号の「2259」、『文藝』2020年冬季号の「〈90年代生まれが起こす文学の地殻変動〉アンケート」、『Sci-Fire 2020』の「嗅子」など、多くの媒体に活躍の場を広げている。圧倒的な強度を誇る新鋭SF作家。

 

D・A・シャオリン・スパイアーズ作品、初の邦訳

「虹色恐竜」は、小説家/詩人として活躍するD・A・シャオリン・スパイアーズ (D.A. Xiaolin Spires) さんによるSF掌編を作家の勝山海百合さんが翻訳した作品です。D・A・シャオリン・スパイアーズさんの作品が日本語に翻訳されるのは、今回が初めてです。原作の「Caihong Juji」は「ROBOT DINOSAUR STORIES!」に掲載された作品で、こちらから原文を読むことができます。

なお、日本語訳を手掛けた作家の勝山海百合さんは、Kaguya Planetで先行公開中のトシヤ・カメイ「ピーチ・ガール」の翻訳も手がけています。

D・A・シャオリン・スパイアーズ「虹色恐竜」(勝山海百合 訳)

チャットアプリ「ララ」で出会った上海のシィと河北のポン。クリスマスにはプレゼントを贈り合い、バーチャルデートを重ね、たとえ会えなくても二人の未来は明るいと思っていた。

D・A・シャオリン・スパイアーズ
作者プロフィール
アメリカの小説家、詩人。Clarkesworld, Analog, Strange Horizons, Nature, Terraform, Uncanny, Fireside, Galaxy’s Edge, StarShipSofa, Andromeda Spaceways などの他、多くの媒体に作品が掲載されている。アンソロジー収録作多数。いくつかの作品はドイツ語、スペイン語、ベトナム語、エストニア語に翻訳されている。フランス語への翻訳も進行中。
勝山海百合
訳者プロフィール
岩手県出身の小説家。短篇集『竜岩石とただならぬ娘』(2008, MF文庫ダ・ヴィンチ) で単著デビュー。『さざなみの国』(2011) で第23回日本ファンタジーノベル大賞受賞。2020年はトシヤ・カメイによって、“てのひら怪談”作品を中心に多数の作品が翻訳され、海外媒体に掲載にされた。

勝山海百合さんの第23回日本ファンタジーノベル大賞受賞作『さざなみの国』は、惑星と口笛ブックスから電書で復刊しています。

自作の翻訳が相次いだ2020年を勝山海百合さんに振り返っていただいたKaguya Planetのインタビューも無料公開しています。

 

Kaguya Planetに応援を!

Kaguya Planetでは現在、先行配信コンテンツとしてオーガニックゆうき「チグハグバナナ」、トシヤ・カメイ「ピーチ・ガール」(勝山海百合 訳) を配信中です。また、3月、4月に引き続き、5月も日本語作品と翻訳作品の二本立てを予定しております。

そして、3月の先行公開作品、オーガニックゆうき「チグハグバナナ」、トシヤ・カメイ「ピーチ・ガール」(勝山海百合 訳) は、5月1日(土) にいよいよ一般公開! こちらもお楽しみに!

Kaguya Planetとは

Kaguya Planetは『社会・からだ・私についてフェミニズムと考える本』の編著者である井上彼方さんがコーディネーターを務めるプロジェクトです。① 日本のSF界におけるジェンダー不均衡の是正、② 新人賞以外の入り口を作ること、③ 海外のようにオンラインでSF短編小説を読むカルチャーを作っていくこと、この三つを目標に運営を行なっています。プロジェクトの詳細はこちらの特設ページをご覧ください。

Kaguya Planetを応援したいという方は、月500円のサブスクで本プロジェクトをサポートして頂けます。ご登録いただいた方には、毎月約一ヶ月早くKaguya Planetのコンテンツを先行公開しています。

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サポートして頂いたお金は全てKaguya Planetの原稿料や編集料に当てられます。十分な資金が集まり次第、Kaguya Planetの作品掲載数やインタビュー記事の数を増やしていく予定です。

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これまでのKaguya Planet公開作品

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