ネタバレ!『ドクター・ストレンジ3』はある? ベネディクト・カンバーバッチが『マルチバース・オブ・マッドネス』後の未来を語る | VG+ (バゴプラ)

ネタバレ!『ドクター・ストレンジ3』はある? ベネディクト・カンバーバッチが『マルチバース・オブ・マッドネス』後の未来を語る

© 2022 Marvel

『ドクター・ストレンジ MoM』公開

映画『ドクター・ストレンジ』(2016) 以来、6年ぶりとなる「ドクター・ストレンジ」シリーズ第2弾『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』が2022年5月4日(水・祝) より公開された。様々なサプライズが用意されていた本作には考察要素もたっぷりあったが、気になるのは次回作があるのかどうかという点だ。

ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジもMCUの中では気づけばベテランの域にいるキャラクターに。人気キャラであることは間違いないが、カンバーバッチもスター街道を突き進んでいく中、今後も「ドクター・ストレンジ」シリーズの続編は制作されるのだろうか。

以下の内容は『マルチバース・オブ・マッドネス』の結末部分についてのネタバレを含むため、必ず劇場で本編を鑑賞してから読んでいただきたい。

ネタバレ注意
以下の内容は、映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の結末に関するネタバレを含みます。

『ドクター・ストレンジ3』はある?

映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のラストでは、第三の目が宿ったドクター・ストレンジの前にシャーリーズ・セロン演じるクレアが登場。ナイフで時空を切り裂くと、暗黒次元の中を指してユニバース同士が侵食し合うインカージョンが起きていることをストレンジに告げる。

ドクター・ストレンジは第三の目を開いてクレアに協力する姿勢を見せて『マルチバース・オブ・マッドネス』は幕を閉じる。クレアは原作コミックではドクター・ストレンジのパートナーで、前作『ドクター・ストレンジ』のラスボスだったドルマムゥの姪という設定になっている。2022年からはドクター・ストレンジの死後にクレアが新たなソーサラー・スプリームになるシリーズ『Strange』の刊行がスタートしている。

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明らかに次のシリーズへと続いていく終わり方だったが、MCUとしては「ドクター・ストレンジ」の第3作目についての情報は出ていない。果たして『ドクター・ストレンジ3』は制作されるのだろうか。

ベネディクト・カンバーバッチが語る

『マルチバース・オブ・マッドネス』でMCU7作目(アニメ『ホワット・イフ…?』を含む)の出演を果たしたベネディクト・カンバーバッチは、米Extraのインタビューに登場。「あのラストの次に起きることについて、どれくらい楽しみにしていますか?」という問いに、以下のように話している。

「とても」です。最初はドクター・ストレンジがどうなるのか、映画の終わりに彼がどんな人物になっているのかということへのファンの皆さんのリアクションを待ちたいと思っていました。しかし、私は彼の未来が本当にエキサイティングな未来になったと思うんです。ですから、次のステップについては期待しかありません。

実はワンダを演じたエリザベス・オルセンは、ワンダの今後については「ファンの皆さんの意見を聞きたい」と述べている。ベネディクト・カンバーバッチは『マルチバース・オブ・マッドネス』のラストについて、「ファンの皆さんのリアクションを待ちたいと思っていた」とした上で、「エキサイティングな未来になった」と私見を述べている。

ベネディクト・カンバーバッチは、米Total Filmでもドクター・ストレンジを演じることについて「全く飽きていません。このキャラクターを演じるのは本当に楽しいですし、まだできることはたくさん残っています。彼と一緒にしたい冒険もたくさんあります」と語っている。先程のExtraのインタビューでも、ストレンジへの愛着を聞かれ、こう語っている。

彼の複雑な面、短気な性格と独善性、無謀さと少し傲慢なところ、ルールから外れた行動をするところ、ある意味では反逆者でありアナキストであること、自分の意思で物事に取り組むこと、その全てが素晴らしいのです。それに彼の人間的な弱さは、彼がまだ人から教わって学ぶことができるということでもあり、この映画では共感する力も深められていきます。

ベタ褒めである。National Postのインタビューでは、「次の10年間も自分が演じていることを想像できるキャラクターですか?」という質問にこう答えている。

もちろん。もちろんです。もしスタジオが私を求めていて、面白く、彼が進化し続け、キャラクターとしての可能性を最大限に発揮させようとするなら、彼には探求するものがたくさんあると思いますね。ですから、えぇ、やりましょう。

MCUでは、ロバート・ダウニー・Jr.がアイアンマンことトニー・スタークを11年演じ、スカーレット・ヨハンソンがブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフを11年演じた。クリス・ヘムズワースは2022年7月8日(金)公開のへの映画『ソー:ラブ&サンダー』出演でソーを演じて11年になる。ドクター・ストレンジを演じて6年になるベネディクト・カンバーバッチは、この記録を破ることになるのだろうか。

『ドクター・ストレンジ3』はどうなる?

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の続編について、マーベル・スタジオから発表はないが、多くのアベンジャーズメンバーは第3作目まで映画が製作されている。「マイティ・ソー」シリーズはMCU初のシリーズ4作目に突入する。

気になるのは、「ドクター・ストレンジ」シリーズは監督が交代しているという点だ。「マイティ・ソー」は1作目でケネス・ブラナー、2作目でアラン・テイラーが監督を務めたが、3作目『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017) を監督したタイカ・ワイティティが新境地を見せ、『ソー:ラブ&サンダー』も続投している。

先日『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』の撮影を終えたばかりの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズは、紆余曲折はあったがジェームズ・ガン監督が三部作全てを監督している。

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は、当初は前作『ドクター・ストレンジ』のスコット・デリクソン監督の続投で製作が進められていた。しかし、同監督は創作上の方向性の違いから監督を降板。急遽、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギがキャリア初期に「スパイダーマン」三部作で共に仕事をしたサム・ライミ監督に依頼し、巨匠の就任が実現した。

それでも、スコット・デリクソン監督は『マルチバース・オブ・マッドネス』の製作総指揮には残り、英Empire誌ではケヴィン・ファイギは、スタジオと監督の仲違いではないということを強調している。あくまで「やりたい映画が違った」ということなのだ。「ドクター・ストレンジ」内のマルチバース要素が一旦落ち着いた今、『ドクター・ストレンジ3』でのスコット・デリクソン監督の復帰もあり得るかもしれない。

一方で、『マルチバース・オブ・マッドネス』で登場したアメリカ・チャベスは、ウォンが指揮するカマー・タージで修行を積むことになった。アメリカ・チャベスの物語のメインの要素は、はぐれた両親の居場所をめぐるマルチバースの旅になることは予想される。ドクター・ストレンジもいずれはソーサラー・スプリームになり、カマー・タージを指揮する可能性はあるため、マルチバース展開はまだまだドクター・ストレンジを離してはくれないかも。

それでも、『ドクター・ストレンジ3』で描かれる可能性が最も高いのは、クレアとの新たな旅路だろう。となれば、クレアがドルマムゥの姪であり、ラストでドクター・ストレンジを再び暗黒次元へと案内したことは大きなポイントになる。なぜなら、前作『ドクター・ストレンジ』での、あのドルマムゥの倒し方のアイデアはスコット・デリクソン監督のものだったからだ。

暗黒次元での戦いを描かせれば今のところ右に出るものはいないというスコット・デリクソン監督だが、降板からの再登板はあり得るのだろうか。

米時間7月21日から24日まで行われるサンディエゴ・コミコン、同9月9日から11日まで行われるD23 Expo、そしてドラマシリーズは同11月12日のディズニープラス・デイなどでの発表を楽しみに待とう。

なお、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは2032年までのMCUの計画を進めていることを明かしている

映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は、2022年5月4日(祝・水)より劇場公開。

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』公式サイト

Source
Extra / National Post

『マルチバース・オブ・マッドネス』ラストとポストクレジットシーンのネタバレ解説はこちらの記事で。

エリザベス・オルセンがワンダのその後について語った内容はこちらから。

脚本家は『ワンダヴィジョン』との矛盾とワンダのラストについて答えている。詳しくはこちらから。

パトリック・スチュワートがプロフェッサーXの再演と今後について語った内容はこちらから。

アース838におけるイルミナティのメンバー6名の紹介はこちらから。

侵略者カーンが登場しなかった理由について脚本家が語った内容はこちらの記事で。

マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが明かした“マルチバース化の犯人”はこちらから。

本作におけるドクター・ストレンジの変化についての解説はこちらから。

ドクター・ストレンジとワンダのこれまでの道のりについてはこちらの記事で。

 

【ネタバレ注意】ドラマ『ムーンナイト』最終話の解説はこちらから。

【ネタバレ注意】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ラストの徹底解説はこちらの記事で。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。編著書に『プラットフォーム新時代 ブロックチェーンか、協同組合か』(社会評論社)。
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