ドラマ『ロキ』シーズン2のテーマは「責任を取ること」トム・ヒドルストンが語る | VG+ (バゴプラ)

ドラマ『ロキ』シーズン2のテーマは「責任を取ること」トム・ヒドルストンが語る

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ドラマ『ロキ』シーズン2配信開始

MCUドラマ最新作となる『ロキ』シーズン2は2023年10月6日(金)より配信を開始。フェーズ5のドラマ作品では『シークレット・インベージョン』(2023) に続く2作目、MCUドラマでは初となるシーズン2が配信されている。

シーズン2では、シーズン1でシルヴィと共にタイムラインを解放してしまったロキのその後が描かれる。ロキ役のトム・ヒドルストンはもちろん続投。映画『マイティ・ソー』(2011) 以降、10年以上に渡りロキ役を演じるトム・ヒドルストンはシーズン1でのロキの変化を経て、シーズン2で扱われることになるテーマについて語っている。

『ロキ』シーズン2のテーマは「責任」

マーベル公式では、映画俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキ入りする前に収録されたトム・ヒドルストンのコメントが掲載されている。その中で、トム・ヒドルストンはドラマ『ロキ』シーズン2のテーマについて、以下のように話している。

シーズン1が自己認識と自己受容についての物語だったとすれば、シーズン2は責任を取り、新たな目的を見つけることについての物語です。おそらく、今回は大いなる目的よりも責任の方に比重があるでしょう。

『ロキ』シーズン1では、ロキは自分の変異体であるシルヴィとの出会いを通して自分自身と向き合い、メビウスとの関係を構築していった。他の人々が家族や学校といったコミュニティで取り組む作業をようやく終えたロキは、シーズン2ではその過程で生じた責任と向き合うことになる。

それは、シルヴィと共に在り続ける者のところまで行き、結果的にタイムラインが解放されたこと、それによってTVAが危機に晒されていること、そして新たにできた愛する人たちを守る責任だろう。

トム・ヒドルストンは、ロキはこれまで意味と目的を追い求めてきたが失敗し、ようやくTVAでメビウス達を助けるという目的を見つけたとも話している。自分が納得できるような“大いなる目的”を求めてきたロキだが、今度は自分の周りの人たちに対する責任を果たす番なのだ。

ケヴィン・ファイギの方針と重なる展開

実は、「責任」というテーマの切り口は、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギの方針とも重なる。映画『エターナルズ』(2021) では、クロエ・ジャオ監督が用意していたハッピーエンドに対して、「行動には結果が伴う」として変更を求めたことが明かされている。

結果、『エターナルズ』のラストでは、セレスティアルの《出現》を食い止めたエターナルズのメンバーは、アリシェムの審判を受けることになった。ケヴィン・ファイギは「行動には結果が伴う。たとえそれが英雄的なものでも」と語ったといい、今回の『ロキ』においてシーズン1で起きたことに対してシーズン2でその責任を果たすという流れもその思想に沿っている。

なお、ロキの兄であるソーが主人公の映画『ソー:ラブ&サンダー』(2022) でも、エンディングではハッピーエンドが待っていたが、ミッドクレジットシーンでは劇中のソーの行動に対して、ヘラクレスが復讐に立ち上がるという結果が待っていた。同作の監督であるタイカ・ワイティティ監督はこのミッドクレジットシーンはケヴィン・ファイギの意向であることも明かしている。

『ロキ』シーズン1では、ロキが自分と向き合う、ある意味で内向きの物語が描かれた。自己と向き合う中で生じた責任に対し、シーズン2では外の世界や自分以外の人々のためにロキは動いていくことになる。果たしてその行動の“結果”はどうなるのか。シーズン2の展開に注目しよう。

ドラマ『ロキ』シーズン2はDisney+で独占配信。

『ロキ』視聴ページ (Disney+)

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Source
Marvel.com

新キャラのウロボロスの背景について俳優とプロデューサーが語った内容はこちらから。

【ネタバレ注意】『ロキ』シーズン2第1話ラストの意味についてこちらから。

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11月10日(金)公開の映画『マーベルズ』で主人公三人が置かれている状況についてはこちらから。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。編著書に『プラットフォーム新時代 ブロックチェーンか、協同組合か』(社会評論社)。
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