『ロキ』シーズン2配信開始
ドラマ『ロキ』シーズン2の配信が2023年10月6日(金)よりスタート。トム・ヒドルストン演じるロキが再びスクリーンに舞い戻った。『ロキ』シーズン2では、シーズン1に続いてシルヴィ役のソフィア・ディ・マルティーノやハンターB-15役のウンミ・モサク、メビウス役のオーウェン・ウィルソンが続投。シーズン1でお馴染みのメンバーが再集結している。
一方、シーズン2からの新メンバーにも注目が集まる。中でもウロボロス、通称O.B.を演じるキー・ホイ・クァンはシーズン2第1話から圧倒的な存在感を発揮した。キー・ホイ・クァンといえば、子役時代に『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984) のショート・ラウンド役や『グーニーズ』(1985) のデータ役で活躍。その後は裏方に回っていたが、映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022) で本格復帰を果たすと第95回アカデミー賞で助演男優賞を受賞した。
『ロキ』シーズン2でもウロボロス役で見事な演技を見せているキー・ホイ・クァン。『ロキ』シーズン2でのMCU参戦ということになったが、米マーベル公式ではエージェントから「(午後の)5時から7時の間にケヴィン・ファイギから電話がある」と聞かされ、緊張しながら電話を待っていたことを明かしている。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギから直々に「MCUファミリーに加わりませんか?」と誘われたといい、キー・ホイ・クァンは「有頂天になりました」と振り返っている。
キー・ホイ・クァンは、ウロボロスというキャラクターについて、たった一人でTVAの最下階で働いているが、「彼は自分の仕事にとても満足していて、24時間眠らずに働いているんです」と解説している。シーズン2第1話でも、依頼された仕事はきちんと引き受ける責任感を見せており、勤勉な人物であることが伺える。
『ロキ』シーズン2の製作総指揮を務めるケヴィン・ライトは、米Screen Rantでウロボロスについて以下のように解説している。
400年もの間、地下に閉じこもって働き続けている人物というのは、それについて詳しく知るだけでもとてもワクワクするものです。ですから、彼は少し変わり者で、不思議な人だというのはいつも脚本の中で描かれていました。
何より素晴らしいのは、キーが私たちに加わると決めてくれたことです。オーウェンがメビウスに打ち込んだように、トムが12年にわたってロキに心血を注いできたように、彼はこの役を自分のものにしてしまいました。彼はこれを自分のものにして、素晴らしい方法で自分の仕事をやってのける道を見出したんです。
ウロボロスがシーズン1に登場しなかった理由は、TVAの地下で400年もの間閉じこもって働いていたからなのだろう。TVAで400年前に何があったのか、400年の間に何があったのかということにも、シーズン2では触れられていくことになるのだろうか。
加えてケヴィン・ライトは、キー・ホイ・クァンがウロボロス役を自分のものにしたと称賛している。ロキとメビウスのコンビに加わり、ウロボロスを加えたトリオで物語が進んでいくということもあり得るかもしれない。そうなればキー・ホイ・クァンとウロボロスもMCUのレギュラーメンバーということになるが、果たして……。
ドラマ『ロキ』シーズン2はDisney+で独占配信。
ドラマ『ロキ』シーズン1のコレクターズ・エディション スチールブックは12月22日(金)発売で予約受付中。
『ロキ』シーズン1のオリジナルサウンドトラックは配信中。
ダニエル・キブルスミス&ジャン・バザルデュアのコミック『ロキ:地球に落ちて来た神』(吉川悠 訳) は発売中。
Source
Marvel.com / Screen Rant
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