『ザ・ボーイズ』でホームランダーを演じたアントニー・スターって誰? | VG+ (バゴプラ)

『ザ・ボーイズ』でホームランダーを演じたアントニー・スターって誰?

©️Amazon Studios

話題のドラマ『ザ・ボーイズ』

Amazonプライムオリジナルドラマとして公開され、話題沸騰中の『ザ・ボーイズ』。スーパーヒーロードラマでありながら常識を覆す設定と展開の数々で大きな注目を集めている。『ザ・ボーイズ』の物語を彩るのは、“セブン”と呼ばれるスーパーヒーローチームに集った個性豊かな面々だ。その中でも、もっとも大きなインパクトを残したキャラクターは、俳優のアントニー・スターが演じたホームランダーだろう。

アメコミ史に残るキャラクターに

ホームランダーはセブンのリーダーにして作中最強のヒーロー。典型的な白人男性マッチョヒーローだが、眼から放つビームと強靭な肉体、そして狂気に満ちた笑顔は歴代のヒーローキャラクターの中でも上位に入るインパクトを持つキャラクターだ。異様な自意識と執着心、嫉妬心に囚われた悲しい人物でもある。

『ザ・ボーイズ』を引っ張るニュージーランド人俳優

もはやSNSでもフリー素材になりつつあるホームランダー。瞬く間に“ニューヒーロー”に駆け上がった彼を演じたのは、ニュージーランド人俳優のアントニー・スターだ。そう、ホームランダーは星条旗を纏ったThe Americanなキャラクターだが、実際にはニュージーランド人俳優によって演じられていた。ザ・ボーイズのリーダーであるビリー・ブッチャーを演じたカール・アーバンもニュージーランド出身。二人のニュージーランド人俳優がアメコミヒーロー界を騒がせているのだ。

役者としての実力は折り紙付き

アントニー・スターは1975年生まれ、『ザ・ボーイズ』シーズン1の公開時点で43歳。1990年代から俳優としての活動を始め、コメディードラマでのおチャラけたキャラからインテリキャラまでこなす幅の広い演技でニュージーランドのドラマ界で活躍していた。

代表作はニュージーランドのコメディドラマ『Outrageous Fortune』(2005-2010) 。2007年には同作でAir New Zealand Screen Awardsのテレビドラマ最優秀男優部門を、NZ TV Guide Best on the Box People’s Choice Awardsで最優秀男優部門を受賞している。

2012年に出演したオーストラリアのミステリー映画『Wish You Were Here』では、オーストラリア・アカデミー賞で最優秀助演男優賞を受賞するなど、その実力は折り紙付きだ。

『ザ・ボーイズ』に出演

シリアスな演技でもコミカルな演技でも高い評価を受けてきたアントニー・スター。2016年には米ドラマ『アメリカン・ゴシック 偽りの一族』にもメインロールで出演するが、1シーズンで打ち切りに。そんな彼に回ってきた大役がドラマ『ザ・ボーイズ』のホームランダー役だった。もちろん普段の本人とは大きく異なる性格であろうキャラクターを演じたアントニー・スター。自身のインスタグラムにホームランダーのコスチュームを着た自身の写真を投稿し、以下のように綴っている。

ある日、私は考えていた。ホームランダーのような人生を生きることを。彼は何を考えているのか。その日はたくさん考えた。色んなことについて考えたけれど、特に子猫ちゃん達についてと、友達を作ることについて。そして、人に優しくすることについて。あとは、シェアすることと与えること。それから、寄り添うこと。考えている私/ホームランダーの写真……。

“力”を持ったがゆえに歪みきってしまったホームランダーの人格。アントニー・スターは一筋縄ではいかないホームランダーという特殊なキャラクターを演じ、自身の生き方について考える機会になったようだ。

『ザ・ボーイズ』はAmazonドラマ史上最高の大ヒットを記録し、現在シーズン2が製作中。今後もアントニー・スター演じるホームランダーの活躍が見られるのだろうか……。

なお、Amazonプライムビデオの公式は、ホームランダーの恐怖シーンを集めた動画を公開している。ホームランダーファンの方は、以下のリンク先からチェックしておこう。

ホームランダーの“原点”が読める『ザ・ボーイズ』の原作コミックは、G-NOVELSより日本語版が発売中。Amazonドラマ『ザ・ボーイズ』はシーズン1が配信中。

誠文堂新光社
¥3,300 (2020/10/24 14:47:37時点 Amazon調べ-詳細)

VG+編集部

映画から漫画、ゲームに至るまで、最新SF情報と特集をお届け。
お問い合わせ

関連記事

  1. 『GOTHAM/ゴッサム』シーズン5、ジム・ゴードン役のベン・マッケンジーが脚本を執筆!

  2. 香港発のSFドラマ『インベージャン』トレーラーが公開——デジタル社会から排除された若者と高齢者がロボットの侵略に立ち向かう【あらすじを紹介】

  3. ドラマ『ザ・ループ TALES FROM THE LOOP』作曲家が語る“余白”の大切さ。「静寂は音楽やセリフと同じくらい重要」

  4. シモン・ストーレンハーグは何故『ザ・ループ TALES FROM THE LOOP』を描いたのか——「時間がなくて…」