『ザ・ボーイズ』“ナンバーワン配信ドラマ”のNetflix『アンブレラ・アカデミー』を破る

©️Amazon Studios

Amazonドラマ『ザ・ボーイズ』が大人気

腐敗したスーパーヒーローに民間人が立ち向かうドラマ『ザ・ボーイズ』。Amazonプライムビデオで2019年7月26日に配信が始まるやいなや、Amazonオリジナルドラマ史上最高の視聴回数を記録し、各サイトのレビューでもAmazonオリジナルドラマ最高の数字を叩き出した。すでにシーズン2の製作も始まっており、今後の展開への期待も高まっている。

『ザ・ボーイズ』が『アンブレラ』上回る人気

そんなドラマ『ザ・ボーイズ』の視聴数が、配信ドラマとしてナンバーワンの座に就いたNetflixオリジナルドラマ『アンブレラ・アカデミー』の視聴ペースを上回っていることが分かった。米ScreenRentが調査会社のParrto Analyticsから入手したデータを公開した。
『アンブレラ・アカデミー』は、2019年2月にDCドラマ『タイタンズ』(2018-)、Huluドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』(2017-)、Netflixドラマ『ストレンジャー・シングス』(2016-)などを破って “アメリカで最も視聴されているドラマ” の座に君臨していた。

2019年トップレベルの人気

今回公開されたデータは、『アンブレラ・アカデミー』が並み居る強豪ドラマを破り全米ナンバーワン配信ドラマとなった際の視聴数のグラフを、『ザ・ボーイズ』の視聴数と重ね合わせたもの。『ザ・ボーイズ』は配信開始時点で32%、配信から2週間で33%、配信から4週間で10%、『アンブレラ・アカデミー』の視聴数を上回っている。『ザ・ボーイズ』はAmazonドラマとしてだけでなく、2019年の配信ドラマ全体の中でもトップレベルの人気を博していたのだ。

独自の売れ方

通常、配信ドラマの視聴数は配信から日が経つにつれ減少していくのに対し、『アンブレラ・アカデミー』と『ザ・ボーイズ』は“うなぎのぼり”とも言える右肩上がりの曲線を描いている。奇しくもマーベル、DCコミックスという二大巨頭以外から登場したヒーロードラマが、独自の“売れ方”を見せているのだ。

プラットフォーム競争に異変?

マーベルとDCはそれぞれ、Disney+、DCユニバースという独自のプラットフォームを展開、オリジナルドラマ『ロキ』や『タイタンズ』といった作品の配信を行う。

だが、NetflixやAmazonといった既存のプラットフォームからマーベル・DCが撤退しても、配信ドラマ競争の混戦は続きそうだ。Netflixは5月に『アンブレラ・アカデミー』の大ヒットを受け、同作の権利を持つダークホース・コミックスとファーストルック契約を交わした。Amazonはダイナマイト・エンターテイメントから出版されている『ザ・ボーイズ』を実写化し、大成功を収めている。
配信プラットフォーム競争が熾烈を極める中で、『ザ・ボーイズ』の存在は、スーパーヒーロー作品だけでなくドラマ界をもかき回すことになるのだろうか。

ドラマ『ザ・ボーイズ』の原作コミックは、G-NOVELSより日本語版が発売中。

ドラマ『ザ・ボーイズ』はAmazonプライムビデオでシーズン1が配信中。

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©️Amazon Studios
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Screen Rent

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