SFドラマ『デブリス』がU-NEXTに
米レジェンダリー・テレビジョンが製作するSFドラマ『デブリス (原題: Debris)』を、U-NEXTが日本国内独占で配信する。米Deadlineが報じた。『デブリス』は宇宙から飛来したエイリアンの宇宙船の残骸をめぐって、主人公の捜査官コンビが調査に取り組むSFドラマ。
『デブリス』を製作するレジェンダリー・テレビジョンは、2021年に『ゴジラvsコング』『DUNE/デューン 砂の惑星 』を公開するレジェンダリー・ピクチャーズのテレビドラマ部門だ。国産動画配信サービス大手のU-NEXTは、2020年10月にレジェンダリー・テレビジョンが手掛けたドキュメンタリー映画『セガvs.任天堂/Console Wars』の国内独占配信を開始していた。
『デブリス』の脚本を手掛けるのは、J・H・ワイマン。『FRINGE/フリンジ』(2008-2013) や『ALMOST HUMAN/オールモスト・ヒューマン』(2013)といったSFドラマを手掛けてきた人物だ。主演は映画『アントマン&ワスプ』(2018) に出演したリアン・スティールと、ドラマ『ウエストワールド』(2016-) にも出演したジョナサン・タッカーが務める。
『デブリス』で描かれるのは、エイリアンの宇宙船から降ってきた残骸が地球の物理法則に変化をもたらし、主人公の捜査官コンビが調査に取り組むという物語。主人公たちは毎回異なるケースに臨むことになり、ドラマ『X-ファイル』(1993-2018) や映画「メン・イン・ブラック」シリーズの流れを汲む作品になるという。予告編では、地球の物理法則を無視してホテルで床を貫通して階下に落下する人物や、浮遊しながら真横にスライドしていく人物が描かれている。
It’s going to change us all. #Debris, a new mystery, is coming Monday, March 1 on NBC. pic.twitter.com/ZAKvzE2Kd5
— NBC Entertainment (@nbc) February 19, 2021
現時点で、『デブリス』の日本での配信時期は不明だが、米NBCでは2021年3月1日(月)より放送を開始する。「パシフィック・リム」シリーズでも知られるSF界の新たな盟主が手がける新ドラマに注目しよう。
なお、U-NEXTでは、中国のWEB小説『魔道祖師』を原作にした大ヒットファンタジー時代劇『陳情令』の配信を2021年3月1日(月)よりスタートしている。2020年10月にはU-NEXTオリジナル小説として藤井太洋のSF中編『距離の嘘』を配信するなど、SF・ファンタジーファンは見逃せない配信プラットフォームの一つになりつつある。
Source
Deadline