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『野球SF傑作選 ベストナイン2024』 5月27日発売
SFレーベルKaguya Booksは、社会評論社より齋藤隼飛 編『野球SF傑作選 ベストナイン2024』を2024年5月27日(月)に刊行します!
そして、2024年5月6日(月・祝)まで先行予約を受け付けます! この機会にご予約いただくと先行予約特典がついてくるほか、5月27日の発売日よりも1週間以上早い5月中旬に書籍をお届けします!
『野球SF傑作選』詳細を発表!
そして、『野球SF傑作選 ベストナイン2024』の詳細を発表します!
まず、本書の装画・装幀を手掛けたのは谷脇栗太さんです!
谷脇栗太さんがKaguya Booksで装画・装幀を手掛けを手がけるのは、井上彼方編『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』(2022)、『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』(2023)、正井編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』(2023)に続き、4作目となります。
今回の表紙のイラストは、『野球SF傑作選 ベストナイン2024』収録作の一つ「マジック・ボール」で“消える魔球”を投げる主人公のワンシーンを描いたものです。
装画・装幀:谷脇栗太
イラストレーター・デザイナー・編集者。企画・制作した書籍にエッセイアンソロジー『みんなの美術館』、創作アンソロジー『貝楼諸島へ/貝楼諸島より』、『クジラ、コオロギ、人間以外』、自作掌編集『ペテロと犬たち』など。大阪のリトルプレス専門店〈犬と街灯〉店主であり、 朗読詩人としてライブ活動も行う。
気になる収録作は?
次に、表紙の記載でもお気づきかと思いますが、収録作を以下の通り発表します!
『野球SF傑作選 ベストナイン2024』収録作品(収録順)
水町綜「星を打つ」
溝渕久美子「サクリファイス」
関元聡「月はさまよう銀の小石」
暴力と破滅の運び手「マジック・ボール」
小山田浩子「継承」
新井素子「阪神が、勝ってしまった」
鯨井久志「終末少女と八岐の球場」
小松左京「星野球」(+小松実盛による作品解説)
青島もうじき「of the Basin Ball」(+平大典による作品紹介)
エッセイ:高山羽根子「永遠の球技」
コラム:千葉集「わたしの海外野球SF短編ベストナイン」
作品解説:磯上竜也
水町綜「星を打つ」は井上彼方編『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』収録作に改稿を加えた作品。
溝渕久美子「サクリファイス」は第3回かぐやSFコンテスト選外佳作の隠れた傑作。
関元聡「月はさまよう銀の小石」は同コンテストで高い評価を受けた最終候補作品。
暴力と破滅の運び手「マジック・ボール」は同コンテストの大賞受賞作で、中国のSF誌〈科幻世界〉に中国語訳が掲載されました。
小山田浩子「継承」は短編集『小島』(新潮社) 収録の「広島カープ三部作」の一編。
新井素子「阪神が、勝ってしまった」は阪神タイガースが日本一になった翌年に読むに相応しい1985年初出の短編。
鯨井久志「終末少女と八岐の球場」は『少女終末旅行トリビュート』(カモガワGブックス) 収録の力強いメッセージを持った一編。
小松左京「星野球」は小松左京による不朽の名作ショートショート。『小松左京アニメ劇場 原作集』(角川文庫) 初出の小松実盛による作品解説を同時収録。
青島もうじき「of the Basin Ball」はメディアレーベルanon press掲載のAI視点で語られる野球SF。平大典による作品紹介を同時収録。
2023年にKaguya Planetに掲載された高山羽根子のエッセイ「永遠の球技」も収録。「原理上、永遠に終わらないということも可能なスポーツ」である野球を、様々な作品での描写と共に読み解きます。
千葉集による書き下ろしコラム「わたしの海外野球SF短編ベストナイン」では、1万4,000字超の大ボリュームで英語圏における野球SFの歴史を遡ります。
本書の最後には書店toibooksの店主で第3回かぐやSFコンテスト審査員・磯上竜也による作品解説も収録しており、最後まで楽しむことができます!
齋藤隼飛編『野球SF傑作選 ベストナイン2024』を一足早く、確実に手に入れるために、ぜひこの機会にご予約ください!
豪華な先行予約特典!!
『野球SF傑作選 ベストナイン2024』の先行予約では、以下の予約特典をご用意しています!
全員もらえる! プロかぐやTipsカード
これがあればあなたもプロのKaguay読者!
先行予約特典で購入された方全員に、SFレーベルKaguya Booksのキャラクターカード「プロかぐやTipsカード」をお付けします。表面がキャラクターのイラスト、裏面に作品情報を含むTipsを掲載したカードになります。これからKaguyaの本を読むという方も、次に読む小説の参考にできるカードです。カードは全部で4種類以上、ランダムで2枚お付けします。
10人に1人当たる! 筆者のサイン入りボール
先行予約をしてくださた方の中から10人に1名様に、『野球SF傑作選 ベストナイン2024』参加筆者一名のサイン入り野球ボールをプレゼントいたします!
先行予約が何冊入っても、10人に1人はサイン入りボールが当たります!
※サインを入れる筆者を選ぶことはできません。
※当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。
先行予約期間中は毎日配信!
4月26日(金)からスタートした『野球SF傑作選 ベストナイン2024』の先行予約期間中は、毎日配信を実施します! 主に編者の齋藤隼飛が野球にまつわる配信をX(旧Twitter)のスペースなどで行います。
先行予約開始日26日(金)の夜は、20時より作品紹介の配信を行い、作品を選んだ経緯など、制作の裏側を語ります。翌日以降も、プロ野球順位予想や野球映画を語る会などを予定していますので、バゴプラのXをフォローして情報をゲットしてください!
本日17時に『#野球SF傑作選 ベストナイン2024』の詳細を発表し、先行予約をスタートします🎊
そして、20時より収録作品を紹介するスペース配信を行います🏟️
SFと野球が好きな皆さん、お集まりください🚀⚾️https://t.co/HeDwyMQSvn— バゴプラ|Kaguya Books (@vagopla) April 26, 2024
『野球SF傑作選 ベストナイン2024』書籍情報
編者:齋藤隼飛
発行:Kaguya Books
発売:社会評論社
刊行日:2024年5月27日
価格:1,500円(税込1,650円)
目次
- はじめに
- 水町綜「星を打つ」
- 溝渕久美子「サクリファイス」
- 関元聡「月はさまよう銀の小石」
- 千葉集「わたしの海外野球SF短編ベストナイン」
- 暴力と破滅の運び手「マジック・ボール」
- 小山田浩子「継承」
- 新井素子「阪神が、勝ってしまった」
- 高山羽根子「永遠の球技」
- 鯨井久志「終末少女と八岐の球場」
- 小松左京「星野球」
- 青島もうじき「of the Basin Ball」
- 磯上竜也 作品解説
- 編者あとがき
装画・装幀:谷脇栗太
サイズ:文庫本 304頁
編者・齋藤隼飛:1991年生。大学卒業後、米国で教育業に従事する傍らマネジメントを学ぶ。2018年よりSFメディア・バゴプラでSF作品の解説・考察記事を多数執筆。訳書に『ホークアイ マーベルドラマシリーズ オフィシャルガイド』(カドカワムック)、編著書に『プラットフォーム新時代 ブロックチェーン化、協同組合か』(社会評論社)。正井編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』(Kaguya Books/社会評論社)で編集担当。
齋藤隼飛編『野球SF傑作選 ベストナイン2024』の先行予約は、2024年5月6日(月・祝)まで実施中。お見逃しなく!
Kaguya Booksからは日本SF作家クラブ編『SF作家はこう考える 創作世界の最前線をたずねて』が4月27日(金)発売。
糸川乃衣『我らは群れ』は電子書籍で発売中。