『ウェアウルフ・バイ・ナイト』10月9日配信
MCUドラマ『ウェアウルフ・バイ・ナイト(原題:Marvel Studios’ Special Presentation: Werewolf By Night)』が2022年10月7日(金)にDisney+で配信を開始する。米時間2022年9月10日(土)、米ディズニーのファンイベントD23 Expoで配信日と初の予告が公開。米時間9月30日(金)には製作陣がその魅力を語る特報映像も公開されている。
本作は、マーベルの人気キャラクターである狼男のウェアウルフ・バイ・ナイトを初めて実写化する作品。「ハロウィン・スペシャル」として1話のみ配信されることが発表されており、作品の長さは60分になる。
最初に公開された映像では、クラシックなモノクロのホラー映画を再現した作風が読み取れる。ナレーションでは「このハロウィン、あなたはウェアウルフ・バイ・ナイトの恐怖から逃れることはできない」と告げられている。集められたハンターは、「この中に一人怪物がいる」と告げられると猛威を振るうウェアウルフ・バイ・ナイトの姿が映し出される。
特報映像では撮影の裏側を映し出すメイキングも公開されている。
この映像では、マイケル・ジアッチーノ監督が「私が小さい頃に見た最も恐ろしいものには、ただ物影もあります。あなたが耳にする全ての恐ろしいもの、それが私たちにとってのゴールでした。何か異なるものを世に解き放つ時が来たんです。クールなものになるでしょう」と自信をのぞかせている。
『ウェアウルフ・バイ・ナイト』の指揮をとるマイケル・ジアッチーノ監督は、『ドクター・ストレンジ』(2016)、『ソー:ラブ&サンダー』(2022) の音楽を手がけた作曲家。『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009) ではアカデミー作曲賞を受賞している。
マイケル・ジアッチーノ監督は、「『ウェアウルフ・バイ・ナイト』は私が大好きで観て育った昔の映画への、ごちゃ混ぜの巨大なラブレターです」とも話す。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは、「MCUの完全に新しいキャラクターと完全に新しい側面を、超自然的でいつもと違う“楽しい恐怖”と共にお届けしたい」と語っている。
『ウェアウルフ・バイ・ナイト』で主人公のウェアウルフ・バイ・ナイトを演じるのはガエル・ガルシア・ベルナル。メキシコ生まれの俳優で、『チェ・ゲバラ&カストロ』(2002) と『モーターサイクル・ダイアリーズ』(2003) では革命家のチェ・ゲバラ役を演じた。ピクサーのアニメ映画『リメンバー・ミー』(2017) ではヘクター・リヴェラの声を演じ、M・ナイト・シャマラン監督の映画『オールド』(2021) でもガイ・カッパ役で主演を務めた。
『ウェアウルフ・バイ・ナイト』はMCU作品の一つとして公開されるようだが、一体どんな作品になるのだろうか。ウェアウルフ・バイ・ナイトがマーベルコミックで初登場を果たしたのは、「ムーンナイト」シリーズでのこと。ドラマが配信されたばかりの『ムーンナイト』(2022) との合流もあり得るかもしれない。
『ウェアウルフ・バイ・ナイト(原題:Marvel Studios’ Special Presentation: Werewolf By Night)』は、2022年10月7日(金)にDisney+で配信開始。
【ネタバレ注意!】『ウェアウルフ・バイ・ナイト』の解説はこちらから。
同日発表された『マンダロリアン』シーズン3の初映像とその解説はこちらから。
実写版『リトル・マーメイド』の初映像はこちらの記事で。