シーズン4の撮影は順調
木戸大尉がクランクアップ
『高い城の男』(2015-) シーズン4の撮影は順調に進んでいるようだ。米時間3月10日、木戸大尉役のジョエル・デ・ラ・フエンテが、自身のTwitterに「The End」という文字と共に、一枚の写真を投稿した。
Episode Wrap. Season Wrap. Series Wrap. Saying goodbye to this amazing experience is hard, but I am so proud of what we accomplished as a group. Thank you, Brilliant Crew and Cast! Good night, Chief Inspector. #HighCastle pic.twitter.com/oZPpYn6awV
— Joel de la Fuente (@joeldelafuente) 2019年3月10日
エピソードの終わり。シーズンの終わり。シリーズの終わり。この素晴らしい経験にお別れするのは辛いことだ。でも、チームとして成し遂げられたことを誇りに思う。ありがとう、素晴らしいクルーとキャスト! おやすみ、大尉。 #HighCastle
この二日前には、ロバート・チルダンを演じたブレナン・ブラウンが、ジョエル・デ・ラ・フエンテと最後の撮影に臨む姿を投稿している。
Last day of shooting for me and @joeldelafuente on @HighCastleTV. Luckily Tom the dog is on hand to make sure we don’t screw up. pic.twitter.com/FjmQomQ69X
— Brennan Brown (@TheBrennanBrown) 2019年3月8日
シーズン4が最後のシーズンに
『高い城の男』は、シーズン4がラストシーズンとなることが分かっている。つまり、各俳優にとっては、自身のクランクアップが長く続いた『高い城の男』という作品とのお別れの時になる。今回、ジョエル・デ・ラ・フエンテが投稿も、クランクアップを迎えた寂しさとチームへの感謝、木戸大尉というキャラクターへの愛着が感じられる内容だった。
Amazonプライム・ビデオの看板作品
『高い城の男』は、フィリップ・K・ディックの同名小説をドラマ化したAmazonプライム・ビデオのオリジナル作品。公開された2015年より、Amazonの看板シリーズとしてシーズン3までが配信されていた。同作は、第二次世界大戦で大日本帝国とナチスドイツが勝利した世界を描く歴史改変SF。多くの日系人キャラクターが登場するため、実写ドラマ化にあたってはアジア系の俳優が多数起用されている。日本からは尾崎英二郎らも出演しており、映像の世界に多様性を広げるストリーミングメディアの中でも、象徴的な作品となっていた。
シーズン4で「世界が終わる」!?
『高い城の男』シーズン4のトレイラーは既に公開されており、動画では、「世界の終わりが来る」という衝撃的なコピーが躍っている。
ドラマ独自の展開に大きく舵を切ったシーズン3から、いよいよ物語の終焉を迎えるシーズン4へ——配信開始を楽しみに待とう。
Source
Joel de la Fuente