どうなる『マンダロリアン』シーズン4 これで終わり? 撮影開始はいつ? 『アソーカ』や新作映画との繋がりにも期待 | VG+ (バゴプラ)

どうなる『マンダロリアン』シーズン4 これで終わり? 撮影開始はいつ? 『アソーカ』や新作映画との繋がりにも期待

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『マンダロリアン』はシーズン4へ

2019年に配信を開始した『マンダロリアン』は「スター・ウォーズ」初の実写ドラマシリーズにして、ディズニープラス立ち上げ時に公開された同プラットフォームのキラーコンテンツとしても知られる。マンダロリアンの中でも特に厳格な教義を重んじるチルドレン・オブ・ザ・ウォッチに所属するディン・ジャリンと、出自不明でヨーダと同じ種族の“ベビーヨーダ”ことグローグーの旅が描かれてきた。

『マンダロリアン』の“シーズン2.5”とも言えるドラマ『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』(2021-2022) を経て、2023年3月からはシーズン3の配信がスタート。シーズン3配信前の時点でシリーズを指揮するジョン・ファヴローがシーズン4の制作について言及するなど、今や「スター・ウォーズ」フランチャイズを代表する長期シリーズになろうとしている。

シーズン3がフィナーレを迎える中、気になるのは『マンダロリアン』シーズン4についてだ。ジョン・ファヴローはノリノリの様子だが、シーズン4はどんな状況にあるのか。関係者のコメントと共に現在の状況と考えうる可能性について考えていこう。

『マンダロリアン』シーズン4はどうなる?

『マンダロリアン』シーズン3配信の約10ヶ月前にあたる2022年に「スター・ウォーズ」最大のイベントであるスター・ウォーズ セレブレーションに登場したジョン・ファヴローは、既にシーズン4の執筆に取り掛かっていると話していた。

その後、公式にはシーズン4についての発表はないが、2023年2月にはジョン・ファヴローはシーズン4について米Varietyに改めて語っている。

シーズン4ですか、もう書いてますよ。しっかり完成した物語をどこに持っていくのかということを分かっておく必要があります。デイヴ(・フィローニ)と私でまず全体像を作って、それからゆっくり各エピソードを書いていくんです。私は(シーズン3の)ポストプロダクション中にも書いていましたよ。全てのエピソード繋がっていて、一つの完成したストーリーのように感じられなければいけません。

(デイヴ・フィローにはドラマの)『アソーカ』をやっていて、私もプロデューサーとして参加しています。彼は(『アソーカ』の)脚本家でショーランナーです。他のドラマで起きていることを理解しないといけません。『スケルトン・クルー』などは「スター・ウォーズ」の同じ時期に起きていることですから。念頭に置かなければならないことは他にもたくさんありますし、『マンダロリアン』の以前のシーズンから積み上げてきたものもあります。

ジョン・ファヴローは『マンダロリアン』シーズン4のストーリーを書き上げるにあたって、現在制作が進んでいる「スター・ウォーズ」フランチャイズの他の作品についても理解を深めていることを明かしている。

2023年8月にディズニープラスで配信を予定しているドラマ『アソーカ』は、『マンダロリアン』と同じ新共和国時代を舞台に、『マンダロリアン』で初めて実写化されたアソーカ・タノの物語を描く。ディン・ジャリンとも縁の深いキャラクターだ。

同じく2023年配信を予定しているドラマ『スケルトン・クルー』はジュード・ロウ演じるジェダイマスターと子ども達が無事に家に帰ることを目指すアドベンチャー作品。手がけるのはMCU「スパイダーマン」シリーズを手がけたジョン・ワッツ監督で、「スパイダーマン」シリーズにもハッピー役で出演していたジョン・ファヴローはこちらでも製作総指揮を務めている。

『スケルトン・クルー』も『アソーカ』と同様、『マンダロリアン』の新共和国時代が舞台になっており、それぞれの作品同士の繋がりにも注目が集まる。

『マンダロリアン』はシーズン4で終わり?

気になるのは、『マンダロリアン』はいつまで続くのかということだ。ディン・ジャリンらは『マンダロリアン』以降の時代を舞台にしたシリーズに登場していないため、『マンダロリアン』のシリーズ自体がいつどんな終わり方をしてもおかしくはない。一方で、主演のペドロ・パスカルはディン・ジャリンを一生演じたいと話しており、本作が老舗シリーズ化していくことにも期待がかかる。

シリーズを手がけるジョン・ファヴローは、2023年2月に公開された米TotalFilmのインタビューで、『マンダロリアン』のシーズン4への更新を踏まえて「もう終わりは近いですか? エンディングについて考えはありますか?」と聞かれ、こう答えている。

いいえ、ありません。この作品の美しい点は、より大きな物語の中の一部だということだと思っています。本作では登場人物たちと時間をかけて問題を解決していくのですが、それによって、より大きな視点、より大きなスケールにフィットしていくんです。

しかし、そこに向かって進んでいくようなフィナーレを私の中で考えているわけではありません。それどころか、この物語がずっと続いて欲しいと思っています。ですから、しばらくは本作の登場人物たちと一緒にいられるのではないでしょうか。彼女ら・彼らの声で物語を語ることが本当に大好きですし、冒険の展開の仕方も大好きですから、もっともっとできることを楽しみにしています。

ジョン・ファヴローは、『マンダロリアン』がシーズン4で終わりではないことを明確にしている。それどころか、ペドロ・パスカルが望んだのと同じく、今後も“ずっと”続いていくことを希望している。『マンダロリアン』ファンにとっては、しばらく心配は不要ということだ。

シーズン4の撮影開始はいつ?

では、ジョン・ファヴロー以外の製作陣は『マンダロリアン』シーズン4についてどのように語っているのだろうか。『マンダロリアン』シーズン3の第7話と最終話第8話で監督を務めるリック・ファミュイワは、2023年4月9日に公開された米Colliderのインタビューで、シーズン4の撮影開始時期について以下のように話している。

ジョン・ファヴローが物語を続けることに意欲的であること、シーズン4を既に執筆していることについては、もう秘密ではないですよね。ここで(『マンダロリアン』が)終わってしまったらショックですよ。しかし、ドラマの成り立ちや制作のプロセスを見ていると、(チームが)準備とプリプロダクションを大事にしていることは知っています。ですから、いつ撮影が始まるのかは分からないのです。

シーズン3配信前からシーズン4の準備は始まっていたが、それは『マンダロリアン』のチームが準備にしっかり時間をかけるからだという。シーズン3がフィナーレを迎えても、すぐにシーズン4の撮影に取り掛かるというわけではなさそうだ。

一方、ジョン・ファブローと共に『マンダロリアン』の監督・脚本・制作総指揮を手掛けるデイヴ・フィローニは同じColliderの記事で、シーズン4の撮影が2023年中に始まる可能性について、「ペンギンズがプレーオフに進出すれば、私の答えも良くなると思います」と回答している。自身が応援するアイスホッケーNHLのピッツバーグ・ペンギンズがプレーオフに進出できなければ、「書くのに時間がかかる」と冗談めかして話している。

2月には、一部で2023年10月に『マンダロリアン』シーズン4の撮影が始まるとの報道もあったが、二人のコメントを見るに正式には決まっていない様子。特にデイヴ・フィローニは4月にロンドンで開催されたスター・ウォーズ セレブレーションで「スター・ウォーズ」の新映画の監督を務めることが発表されたばかりだ。

新作映画は『マンダロリアン』や『アソーカ』と同じ新共和国時代を舞台に、現行のドラマシリーズとも絡む内容になるとされており、事実上の『マンダロリアン』の映画化と見る向きもある。

これまで『マンダロリアン』はシーズン1が2019年11月シーズン2が2020年10月シーズン3が2023年3月配信開始と、更新のペースは1年から2年半と幅があった。映画制作も進めながらということになると、『マンダロリアン』シーズン4の配信開始は早くても2025年末〜2026年と、しばらく先のことになりそうだ。

また、主演のペドロ・パスカルも今や押しも押されもせぬ大スターになっており、HBOドラマ『THE LAST OF US』(2023-) シーズン2の撮影が2023年末ごろから始まることが予告されている。

しかし、『マンダロリアン』は2021年12月にはドラマ『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』が配信され、同作は『マンダロリアン』のシーズン2.5とも呼べる作品になっていた。今後配信を予定しているドラマ『アソーカ』と『スケルトン・クルー』でも、『マンダロリアン』に絡む展開は登場するかもしれない。シーズン3の後も、「スター・ウォーズ」フランチャイズの展開を追いかけていこう。

ドラマ『マンダロリアン』はディズニープラスで独占配信中。

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【ネタバレ注意!】『マンダロリアン』シーズン3最終回第8話の解説はこちらから。

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Source
Variety / TotalFilm / Collider

シーズン3第7話のネタバレ解説&考察はこちらから。

シーズン3最終回の7つの注目ポイントと見どころはこちらの記事で。

ドラマ『スケルトン・クルー』についての情報はこちらから。

 

シーズン3第7話と第8話を手がけるリック・ファミュイワ監督が語ったグローグーの魅力はこちらの記事で。

ボ=カターン・クライズ役のケイティー・サッコフが語ったシーズン3におけるボ=カターンの心情はこちらから。

デイヴ・フィローニは、グローグー=ヨーダのクローン説に言及した。詳しくはこちらの記事で。

 

ドラマ『キャシアン・アンドー』シーズン2の情報はこちらから。

シリーズで最も過去を描くジェームズ・マンゴールド監督の作品については、同監督が「フォースの始まり」と「最初のジェダイ」を描くと話した。詳しくはこちらの記事で。

ドラマ『スター・ウォーズ:アコライト(原題)』の情報はこちらから。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。編著書に『プラットフォーム新時代 ブロックチェーンか、協同組合か』(社会評論社)。
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