「スター・ウォーズ」映画、新たな三部作が登場
2023年4月7日(金)、ロンドンで開催されている「スター・ウォーズ・セレブレーション」にて、「スター・ウォーズ」の新たな映画三部作の制作が正式発表された。ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディによって、この三部作の監督をジェームズ・マンゴールド、シャーミーン・オベイド=チノイ、そしてデイブ・フィローニが務めることが明かされている。
ジェームズ・マンゴールド監督はヒュー・ジャックマン主演の映画『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)、『LOGAN/ローガン』(2017)、そして『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023) などの監督を務めたことで知られる。シャーミーン・オベイド=チノイはパキスタン出身で、ドラマ『ミズ・マーベル』(2022) 第4話と第5話の監督を務めている。
そして、デイブ・フィローニといえば、アニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』(2008-2020)や『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』(2021-) などのクリエイターを務め、長年ルーカス・フィルムで「スター・ウォーズ」の歴史を築くことに尽力してきた人物だ。
かねてよりファンからはデイブ・フィローニに長編映画の監督を務めてほしいという声が上がっており、この度、その念願が叶うことになった。今回の発表にはスター・ウォーズ・セレブレーションの会場にいたファンからも大歓声が起きている。
また、今回の発表では新たな三部作では三つの時代を舞台にすることも発表されている。ジェームズ・マンゴールドが監督を務める一つ目の作品では、旧共和国以前のジェダイの黎明期が舞台になる。二作目のデイブ・フィローニ監督の作品は制作をリードしているドラマ『マンダロリアン』(2019-) と同じ新共和国の時代が舞台に。三作目のシャーミーン・オベイド=チノイの作品は『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019) の15年後が舞台となる。
会場には続三部作で主人公のレイ役を演じたデイジー・リドリーが登場。新たな三作目でカムバックを果たすことが発表された。同作ではレイがジェダイマスターとなり、ジェダイ・オーダーを再建しようとする物語になるようだ。シリーズの中では最も未来を描くことになる。
最も過去を描くジェームズ・マンゴールド監督の作品については、イベント後に同監督が「フォースの始まり」と「最初のジェダイ」を描くと話した。詳しくはこちらの記事で。
遂に4つ目の三部作へと突入する「スター・ウォーズ」シリーズ。ドラマやアニメ作品との繋がりにも注目して続報を待とう。
同時にドラマ『アソーカ』の特報予告も公開されている。詳細はこちらの記事で。
特報予告から読み取れる『スター・ウォーズ 反乱者たち』からの繋がりについてはこちらの記事にまとめている。
尋問官の登場も? 新キャラたちが並ぶ『アソーカ』のヴィランについての考察はこちらの記事で。
同日新情報が公開されたドラマ『アコライト』は『エピソード1』の100年前が舞台。詳しくはこちらから。