『マンダロリアン』シーズン3配信開始
「スター・ウォーズ」初の実写ドラマシリーズ『マンダロリアン』(2019-)は、2023年3月よりシーズン3に突入。マンダロリアンの主人公ディン・ジャリンが、伝説のジェダイ・ヨーダと同じ種族のグローグーと出会い、共に旅に出る物語が描かれる。
ディン・ジャリンを演じるペド・パスカルは、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011-2019)のオベリン・マーテル役や、ドラマ『ナルコス』(2015-2017)のハビエル・ペーニャ役などを演じてきた。映画『ワンダーウーマン 1984』(2020)ではヴィランんおマックス・ロードを演じるなど、幅広い役柄を演じている。
しかし、なんといってもハマり役となったのは『マンダロリアン』のディン・ジャリン役だろう。2019年11月から配信を開始した本作は、2023年3月から配信されるシーズン3で4年目を迎えている。幼いグローグーとの旅ですっかり良きパパになっていくディン・ジャリンは、すっかりペドロ・パスカルを代表するキャラクターになっている。
This is the Way. Pedro Pascal on the red carpet. #TheMandalorian pic.twitter.com/HQKwMopr06
— The Mandalorian (@themandalorian) March 1, 2023
生涯現役宣言
そのペドロ・パスカルは、今後の『マンダロリアン』について、注目の発言をしている。英BBCのインタビューに登場したペドロ・パスカルは、子ども達からの質問に答える中で、「どれくらい長く『マンダロリアン』を演じたいですか」という質問に、こう答えている。
いい質問ですね。私は残りの生涯、『マンダロリアン』を演じると思っています。
マンダロリアンとしての生涯現役宣言だ。ペドロ・パスカルは『マンダロリアン』シーズン3配信開始時点で47歳だが、まだまだこの役を演じ続けるつもりのようだ。「スター・ウォーズ」シリーズは、キャストが生涯現役で演じることには定評がある。『マンダロリアン』でもルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルが70歳近くになっても出演しているし、キャリー・フィッシャーは生涯レイア・オーガナを演じ続けた。
『マンダロリアン』はすでにシーズン4の製作について、クリエイターのジョン・ファヴローが着手していることを明かしている。人間よりも10倍長生きするヨーダと同じ種族のグローグーと、歳をとっていくディン・ジャリンの姿も見てみたいものだ。
最近のペドロ・パスカルは、人気ゲームを実写化したSFドラマ『THE LAST OF US』(2022-) でもジョエル役を演じて主演を務めている。こちらも少女エリーを連れて旅をする役柄になっており、すっかり『マンダロリアン』で定着した“お父さんキャラ”が求められるようになっている。
ちなみに『THE LAST OF US』におけるペドロ・パスカルの出演料は一話あたり60万ドル(約7,800万円)と報じられている。全9話で約7億円にのぼり、これによってペドロ・パスカルは現在最も高額な出演料を受け取っているドラマ俳優の一人になったという。
引っ張りだこで全盛期を迎えるペドロ・パスカルだが、マンダロリアン愛は隠そうとしない。いつまでも演じてくれることを願うが、それは今後のディン・ジャリンの運命次第だろう。『マンダロリアン』シーズン3もしっかり見届けよう。
ドラマ『マンダロリアン』シーズン3は2023年3月1日(水) より、ディズニープラスで独占配信。
Source
BBC
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