『キャシアン・アンドー』シーズン2はどうなる？
「スター・ウォーズ」ドラマ『キャシアン・アンドー』は、2022年9月から配信を開始したシーズン1が高い評価を得ている。映画『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』(2016) で反乱軍の情報将校として登場するキャシアン・アンドーを主人公に据えた本シリーズは、帝国成立から14年、『スター・ウォーズ エピソード4／新たなる希望』(1977) から5年前という時代を舞台に、銀河帝国の支配に抵抗する「普通の人々」の姿が描かれる。
『キャシアン・アンドー』ではキャシアンを主人公に据えているものの、群像劇のスタイルで様々な魅力的なキャラクターにスポットライトが当てられる。中でも、保安局で働くデドラ・ミーロとシリル・カーンは、帝国側ながら勤勉な態度と組織内の抑圧に抵抗する姿勢で共感を集めるキャラクターだ。その二人を演じるキャストが、既に配信が決定している『キャシアン・アンドー』シーズン2について語っている。
以下の内容は、『キャシアン・アンドー』シーズン1第7話までの内容のネタバレと、シーズン2の展開についての示唆が含まれるため、情報を入れずに本作を楽しみたいという方は注意していただきたい。
以下の内容は、ドラマ『キャシアン・アンドー』シーズン1第7話までの内容に関するネタバレと、シーズン2の展開についてのヒントを含みます。
デドラ・ミーロを演じるデニース・ゴフとシリル・カーンを演じたカイル・ソーラーは、米The Directのインタビューに登場。以前、デニース・ゴフはデドラのバックグラウンドについて「トラウマと困難に満ちている」と、カイル・ソーラーは「心の空白を埋めようとしている」と、それぞれが帝国側の組織に仕える理由を話していた。
第7話の時点ではまだ出会ってもいない二人だが、デニース・ゴフとカイル・ソーラーは今後の展開についてこう語っている。
ゴフ：パンデミックの期間は一緒の撮影がなかったことが本当に助かりました。安全に、個別に撮影ができるからです。でも、シーズン1の終盤とシーズン2にかけて全てが交差し始めます。
ソーラー：そう、全て繋がっているんですが、彼女ら／彼らはまだそれが分かっていないんです。
やはり『キャシアン・アンドー』シーズン1はここから各々の物語が繋がり始めるようだ。各キャラクターの背景を時間をかけて描けることが本作の魅力の一つ。そしてその物語はシーズン2にも継承されるという。全12話では収まらない「普通の人々」の壮大な物語に期待しよう。
『キャシアン・アンドー』シーズン2の配信はいつ？
『キャシアン・アンドー』を指揮するトニー・ギルロイは、シーズン2の撮影が2022年11月に始まることを米The Wrapに明かしている。撮影は2022年11月から2023年8月までかかるといい、これまでのパターンでは完成までに2年を要すると話している。全12話で構成されるシーズン1は、撮影後のポストプロダクションに1年かかったというのだ。
ということは、『キャシアン・アンドー』シーズン2の配信は早くても2024年ということになりそうだ。『キャシアン・アンドー』ファンには辛い2年間になりそうだが、一方で「スター・ウォーズ」フランチャイズの作品は次々と公開される。
ドラマ『マンダロリアン』(2019-) シーズン3は2023年の配信を予定している。アソーカ・タノが主役のドラマ『アソーカ（原題）』も2023年配信予定、MCU「スパイダーマン」シリーズのジョン・ワッツ監督が指揮しジュード・ロウが主演を務める青春アドベンチャードラマ『スケルトン・クルー（原題）』も2023年配信を予定している。
アニメシリーズでは銀河帝国設立直後が舞台の『スター・ウォーズ：バッド・バッチ』(2021-) シーズン2が2023年配信、正史ではないが『スター・ウォーズ：ビジョンズ』(2021-) シーズン2が2023年春の配信開始を予定している。
『キャシアン・アンドー』シーズン2までは少し時間が空くが、「スター・ウォーズ」の広大な銀河の物語はまだまだ楽しむことができそうだ。
ドラマ『キャシアン・アンドー』はDisney+で独占配信中。
『ローグ・ワン』はBlu-rayセットが発売中。
Source
The Direct / The Wrap
10月26日(水) からは、プリクエルを舞台にしたミニシリーズ『スター・ウォーズ：テイルズ・オブ・ジェダイ』が配信される。予告編の紹介はこちらから。
『キャシアン・アンドー』第7話のネタバレ解説はこちらから。
シリル・カーンのバックグラウンドについて俳優が語った内容はこちらから。
デドラ・ミーロのバックグラウンドについて俳優が語った内容はこちらから。
