ドラマ『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』は『マンダロリアン』と繋がる アノ人が登場 | VG+ (バゴプラ)

ドラマ『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』は『マンダロリアン』と繋がる アノ人が登場

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ドラマ『スケルトン・クルー』2023年配信

『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー(原題:Star Wars: Skeleton Crew)』が2023年にディズニープラスで独占配信を開始する。本作は80年代の青春映画のような作品になっているとされ、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983) 後の銀河を舞台にしている。

『スケルトン・クルー』で主演を務めるのは、映画『ガタカ』(1997) のユージーン役、『A.I.』(2001) のジゴロ・ジョー役、『キャプテン・マーベル』(2019) のヨン・ロッグ役など、SF映画でもお馴染みのジュード・ロウ。2023年のスター・ウォーズ セレブレーションでは、『スケルトン・クルー』でジュード・ロウがジェダイマスターの役を演じることが発表されている。

『スケルトン・クルー』では、ジュード・ロウが演じるジェダイマスターのキャラクターと、銀河を彷徨う子ども達の冒険譚が描かれるという。スター・ウォーズにおけるスケルトン=骨格とは、船の乗組員のことで、まさに船の骨格となる最小限のクルーのことをスケルトン・クルーと呼ぶ。一人のジェダイと子ども達……最小限のクルーメンバーで子ども達は無事に家にたどり着くことはできるのだろうか。

初映像にあの人物の姿

2023年4月にロンドンで開催されたスター・ウォーズ セレブレーションでは、『スケルトン・クルー』の初映像が会場限定で公開された。現場に出席したファンと複数のメディアによると、この映像にはドラマ『マンダロリアン』(2019-) に登場したヴェインの姿があったという。

ヴェインは『マンダロリアン』シーズン3第1話で初めて登場したキャラクターで、海賊王ゴリアン・シャードの右腕としてマンドーの前に立ちはだかった。第5話ではマンドーとドッグファイトで渡り合うも、最終的には船長を見捨てて戦線を離脱。後にカムバックすることを示唆する形で退場していた。

ドラマ『スケルトン・クルー』は『マンダロリアン』と同じ新共和国時代が舞台になる。ヴェインが所属する海賊は帝国の残存勢力と繋がっている可能性もある。帝国が反乱同盟軍に敗れ去った後の時代で、生き残っていたジュード・ロウ演じるジェダイとどのような立場で相対するのかという点にも注目だ。

豪華制作陣が集結

ドラマ『スケルトン・クルー』を手がけるのはMCU「スパイダーマン」シリーズで知られるジョン・ワッツ監督。脚本家のクリストファー・フォードと『スパイダーマン:ホームカミング』(2017) 以来となる再タッグを組む。この二人に加え、ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディ、『マンダロリアン』を手がけてきたジョン・ファヴローデイヴ・フィローニが製作総指揮に加わっている。

『スケルトン・クルー』では、アカデミー賞7部門を受賞した映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022) の監督ユニット・ダニエルズや、『マンダロリアン』にも参加したブライス・ダラス・ハワードリー・アイザック・チョン、4月28日(金)より配信開始の実写映画版『ピーター・パン&ウェンディ』を手がけたデヴィッド・ロウリー、MCU映画『サンダーボルツ(原題)』を手がけるジェイク・シュライアーも各話監督を務める。

「スター・ウォーズ」フランチャイズでは、『マンダロリアン』シーズン3が2023年4月19日(水)に最終回を迎えた後、8月よりドラマ『アソーカ』の配信を開始する。『スケルトン・クルー』が予定通り2023年中の配信となれば、2023年は新共和国時代を舞台にしたドラマ3作品が一挙に公開されることになる。

スター・ウォーズ セレブレーションでは、デイヴ・フィローニが手がける新共和国時代を舞台にした新作映画の制作が発表されたばかり。『マンダロリアン』から『アソーカ』、そして『スケルトン・クルー』へ——。物語がどのように繋がっていくのか、引き続き注目しよう。

ドラマ『スケルトン・クルー』は2023年にディズニープラスで独占配信。

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『マンダロリアン』シーズン3最終回の注目ポイントはこちらの記事で。

【ネタバレ注意!】『マンダロリアン』シーズン3最終回第8話の解説はこちらから。

『マンダロリアン』シーズン4についてこれまでに出ている情報はこちらの記事で。

 

ドラマ『アソーカ』特報予告に登場した『スター・ウォーズ 反乱者たち』からの繋がりについてはこちらの記事にまとめている。

尋問官の登場も? 新キャラたちが並ぶ『アソーカ』のヴィランについての考察はこちらの記事で。

シリーズで最も過去を描くジェームズ・マンゴールド監督の作品については、同監督が「フォースの始まり」と「最初のジェダイ」を描くと話した。詳しくはこちらの記事で。

ドラマ『スター・ウォーズ:アコライト(原題)』の情報はこちらから。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。 訳書に『デッドプール 30th Anniversary Book』『ホークアイ オフィシャルガイド』『スパイダーマン:スパイダーバース オフィシャルガイド』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース オフィシャルガイド』(KADOKAWA)。正井編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』の編集担当、編書に『野球SF傑作選 ベストナイン2024』(Kaguya Books)。
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