DCUでのリブートについてインタビューで語る
2024年1月12日(金)に日本公開される『アクアマン/失われた王国』。体感型海中アクション・エンターテイメントを謳う『アクアマン/失われた王国』だが、『マン・オブ・スティール』(2013)から続いた11年のDCEU(DCエクステンデッドユニバース)の最後を飾る作品となる。
2019年にはDC映画史上No.1の興行成績を記録したものの、このような形で終わりを告げる「アクアマン」シリーズ。リランチ(再構築)後のDCU(DCユニバース)でのアーサー・カリー/アクアマンの再演について主演のジェイソン・モモアが米Entertainment Tonightのインタビューに答えた。
ジェイソン・モモアはジェームズ・ガン共同CEOとピーター・サフラン共同CEOが新しいことをDCUで始めようと考えていることを指摘しつつ、「アクアマン」シリーズの今後について語った。
もし観客が『アクアマンと失われた王国』を気に入ってくれたら、可能性はあります。でも今は、“あまり良い感じではない “って感じなんです。
確かにDCEUからDCUへのリランチ(再構築)において現在のジャスティスリーグのメンバーの俳優の交代は発表されている。既に2025年7月11日(金)に全米公開が予定されている『スーパーマン:レガシー(原題:Superman Legacy)』ではクラーク・ケント/カル=エル/スーパーマン役にデヴィッド・コレンスウェットがキャスティングされ、ヘンリー・カヴィルからの交代が発表された。
ジェイソン・モモアは「あまり良い感じではない」としつつ、アーサー・カリー/アクアマンへの思い入れを語っている。アーサー・カリー/アクアマンを演じ続けたい旨を続けて語ってくれた。
この(アーサー・カリー/アクアマンという)キャラクターが大好きだし、長く演じたいんです。この先10年くらいは、クールなことがたくさんできそうですしね。この(アーサー・カリー/アクアマンという)役と世界を楽しんでいます。つまり、みんなに愛されるかどうかにかかっているのです。
それから「ワーナーとDCは我が家であり、その一部であり続けたい」とも語ったジェイソン・モモア。ジェイソン・モモアはファンの間で噂されているDCUでの宇宙の賞金稼ぎロボへのキャスティングについても言及した。
私は子供の頃からロボの大ファンで、すべてのコミックを読んでいました。だからすごくクールなことだと思います。
しかし、やはりアーサー・カリー/アクアマンへの思い入れは強く、アーサー・カリー/アクアマンを演じることの意味について聞かれると、「最も単純な言葉で表現すると、心が笑顔になるんです」と説明した。これまで様々なキャラクターを演じることのあったジェイソン・モモアだが、このような経験ははじめてだという。そしてこのようにも語った。
子供たちが来て、あなた(アーサー・カリー/アクアマン)に会うのを本当に楽しみにしてくれていますし、大人たちも楽しみにしてくれています。でも結局のところ、私の幼少期における情熱は、常に海についてであり、ポリネシア人であり、活動家であることでした。アクアマンを演じることで、実生活でもそのようなことができるし、より高い舞台に立つことができるんです。
実生活でも活動家として海や生まれ故郷のハワイの文化を守る活動をしているジェイソン・モモア。アーサー・カリー/アクアマンというキャラクターはジェイソン・モモアにとって人生の一部となっているようだ。そのような「アクアマン」シリーズの暫定的な最終作となる『アクアマン/失われた王国』について注目していきたい。
『アクアマン/失われた王国』は2024年1月12日より劇場公開。
Source
Entertainment Tonight
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