『ホワット・イフ…?』第8話ではアイツが襲来! あのラストが回収される (登場人物のネタバレあり) | VG+ (バゴプラ)

『ホワット・イフ…?』第8話ではアイツが襲来! あのラストが回収される (登場人物のネタバレあり)

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『ホワット・イフ…?』最終話目前

MCUフェーズ4から始まった新たなシリーズ『ホワット・イフ…?』は、MCU初のアニメシリーズでヒーローたちの「もしも」の物語を描いていく。アベンジャーズ計画が失敗した世界線や、ゾンビアポカリプスに陥った世界線、キルモンガーがトニー・スタークを助けた世界線などが描かれてきた。

そして第7話では「マイティ・ソー」シリーズのオーディンがロキを養子にしなかったことで、ソーがパーティ好きの人物になってしまった世界が舞台に。一つのきっかけが世界が大きく変わる様子を見せたところで、『ホワット・イフ…?』シーズン1は全9話の内のラスト2話へと突入する。

そして、第8話配信開始を直前に控え、マーベル公式は驚きの第8話登場キャラクターのポスターを公開した。

ネタバレ注意
以下の内容は、アニメ『ホワット・イフ…?』第7話までの内容と第8話の登場人物に関するネタバレを含みます。

第8話は“ウルトロン”が帰ってくる

『ホワット・イフ…?』第8話のメインポスターになっているのは、第7話のラストに登場した人物だ。

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米マーベル・スタジオの公式ツイッターはその名前を「Ultron」と表記し、「ウルトロンが来る!」というコメントを添えている。マインドストーンが額に埋まっているところも含めて、その頭部はヴィジョンのものだったが、今回公式にこの人物がウルトロンであることが明らかになった。

第4話のドクター・ストレンジ・スプリーム、第5話のゾンビ化したキャプテン・アメリカら、第6話のキルモンガー、第7話のパーティ・ソーに引き続き、第8話でも“ヴィラン”となるキャラクターがメインポスターを飾ることになりそうだ。

第7話の続きに?

第7話ではこの“ウルトロン”がエンディングで登場。自身の部隊であるウルトロン・セントリーを引き連れてソーの前に現れた。その胸部には5つのインフィニティ・ストーンが、額にはヴィジョンと同じようにマインドストーンが埋め込まれている。つまり6つのインフィニティ・ストーンを全て揃えているのだ。

バゴプラでは、この人物がその見た目通りヴィジョンである可能性と、ヴィジョンの身体を持ったウルトロンである可能性の二つを考察した。詳細はこちらの記事で確認していただきたい。

上記の記事の考察の内、おそらく正しかったのは映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015) でウルトロンが(ヴィジョンのものになるはずだった)最強の人工ボディを手に入れた展開だ。チョ博士に制作させたヴィブラニウム製の身体はヴィジョンにならず、計画通りウルトロンがそのボディを手に入れたということだろうか。

ウルトロンはなぜインフィニティ・ストーンを?

第7話のラストでは本編が一見落着したかに見えた時、時空を超えて登場したウルトロン。インフィニティ・ストーンを揃えている点が最大の注目ポイントだ。ウルトロンは映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のメインヴィランとして登場。ヒドラで研究が進められていた人工知能研究をトニー・スタークが引き継いだ結果として生成された存在だ。「地球に平和をもたらす」というプログラミングを「地球を破壊する人類とアベンジャーズを倒す」という形で実行しようとする。

同作でウルトロンが使おうとしたインイニティ・ストーンは、人工ボディに埋め込もうとしたマインドストーンだけだ。それなのにサノスのように6つのストーンを集めるに至るにはどのような背景があったのだろうか。また、第7話の舞台になった『マイティ・ソー』(2011) の時点ではウルトロンは誕生していないはずで、上記の考察記事でも示した誕生の条件も揃っていない。

つまり、インフィニティ・ストーンを使って、ウルトロンが計画を成就した別の世界線からやってきたと考えることもできる。自分のユニバースの人類滅亡では飽き足らず、他のユニバースまで“出張”に来たというところだろうか。

同時に気になるのは、インフィニティ・ストーンを揃えればユニバース間の移動ができるのか、という点である。これまでインフィニティ・ストーンを揃えて指パッチンをした人物はいずれも重症になるダメージを負っている。それに、ユニバース間を移動するとすれば一度きりではない継続的な活動になるはずだ。人工ボディになったウルトロンはヴィブラニウムのボディを持っているという特徴があるが、頑丈なボディさえあれば一つの目的のためだけでなく持続的にインフィニティ・ストーンを使えるという可能性も考えられる。

これらの仮説が正しいのかどうか、第8話で明らかになることを願おう。何よりも、『ホワット・イフ…?』は第8話で遂に1話完結ではない連続したストーリーへと突入する。各話のクロスオーバーも予想されるが、『ホワット・イフ…?』シーズン1はどのようなフィナーレを迎えるのだろうか。

『ホワット・イフ…?』第8話のネタバレ解説はこちらから。

アニメ『ホワット・イフ…?』はDisney+で独占配信中。

『ホワット・イフ…?』(Disney+)

第8話配信直前に明かされた『ホワット・イフ…?』での“アイアンマン死に過ぎ問題”についての脚本家の説明はこちらの記事で。

第7話のネタバレ解説はこちらから。

第7話ラストの考察はこちらから。

第7話で分かった『キャプテン・マーベル』の猫のグースのその後についてはこちらから。

第7話で浮上したキャプテン・マーベルについての新セオリーはこちらから。

『ホワット・イフ…?』で各話のユニバースがクロスオーバーする可能性についてはこちらの記事から。

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