『スパイダーマン: スパイダーバース』マイルスのスニーカーに注目

ライター

マイルス・モラレスが履いていたスニーカーは?

ストリートカルチャーを映し出した『スパイダーバース』

第91回アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞した『スパイダーマン: スパイダーバース』は、日本でも2019年3月8日(金) に公開され、大きな反響を呼んでいる。ヒップホップを軸にした音楽や雑多で広大なニューヨークの街並みは、ニューヨーク発のストリートカルチャーを改めて世界中のスクリーンに映し出した。アフリカ系でありヒスパニック系であるマイルス・モラレスは、そうしたストリートカルチャーに囲まれて生活を送る“等身大の主人公”として描かれている。“誰もがスパイダーマンになれる”という『スパイダーマン: スパイダーバース』のテーマは、音楽やファッションといったマイルス少年にとって身近なカルチャーを通して、丹念に描き出されているのだ。

“スニーカーを履いたスパイダーマン”

今回注目したいのは、マイルス・モラレスのファッションだ。劇中、マイルスは度々、大人たちからスニーカーの靴紐がほどけていることを指摘される。当初は、この“靴紐を結ばない”という消極的な選択肢しか持たなかった彼も、他のスパイダーマンとの出会いを通して、成長を遂げていくのだ。彼がスパイダーマンに“なる”際には、スーツの上から短パンにパーカー、スニーカー (バッシュ) という出で立ちに。マイルスがニューヨークの街を“スイング”する際には、スニーカーを履いた足でビルの窓を踏みつけ、街を駆け抜ける。ストリートカルチャーとしては完全に“正しい”ファッションに身を包み、既存の“スパイダーマン”の概念を打ち壊していくのだ。

マイルス・モラレスが履いていたスニーカーは?

マイルスが劇中で履くスニーカーは、一目見ればNIKEの“エア ジョーダン”であることが分かる。赤白黒で彩られたミドルカットの“エア ジョーダン 1”がモデルになっており、アウトソール (靴底) のデザインや質感まで、忠実に再現されている。
なお、このマイルスが履く“エア ジョーダン 1”は、NIKEからオフィシャルに『スパイダーマン: スパイダーバース』公開記念モデルとして発売されている。米国で『スパイダーマン: スパイダーバース』が公開された12月、“エア ジョーダン 1 レトロ HIGH OG ‘Origin Story’”と銘打って限定発売されると、瞬く間に完売。今ではプレミアが付くレアスニーカーとなっている。

『スパイダーマン: スパイダーバース』で晴れてオスカー監督となったボブ・ペルシケッティは、『長ぐつをはいたネコ』(2011) の続編を手がけることが報じられている。“スニーカーを履いたスパイダーマン”を見事に描き出した同監督が、今度はどのような作品を作り出すのだろうか。

『スパイダーマン: スパイダーバース』は、2019年3月8日(金)より全国でロードショー。

– Thumbnail –
via: Marvel Entertainment YouTube

VG+編集部

VG+編集部

映画から漫画、ゲームに至るまで、最新SF情報と特集をお届け。
お問い合わせ

関連記事

  1. 『ラブ、デス&ロボット』「グッド・ハンティング」を手がけたアニメスタジオは?

  2. SF作家スコルジー、『ラブ、デス&ロボット』原作アニメ化のプロセスは「最高だった」

  3. 『GODZILLA 星を喰う者』海外メディアの反応は…?

人気記事

新着記事

PAGE TOP