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Kaguya Planet 1月の作品を発表!
SF企業VGプラスの運営するオンラインSF誌Kaguya Planetより1月の執筆者を発表します。1月のKaguya Planetでは、3月まで続く特集「気候危機」第一弾作品として、エラ・メンズィーズ「雨から離れて」を掲載いたします!
Kaguya Planetでは毎月、SF短編小説を配信中!各作品は約一ヶ月の先行公開期間を経て、無料で一般公開されます。月額500円の会員になると先行公開期間の作品&会員限定のコンテンツを読むことができます。掲載作品一覧はこちら。
1月のKaguya Planetは、特集・気候変動第一弾!
エラ・メンズィーズさんはカルガリー出身の作家(she/her)。ヴァンクーバーのブリティッシュ・コロンビア大学で生物学を学んでいます。気候変動とその解決について発信するメディアGristが主催の短編コンテスト“Imagine 2200: Climate Fiction for Future Ancestors”の2022年版で採用された「雨から離れて」(原題:The World Away From the Rain)が初めての媒体掲載作品です。
環境問題が「解決」して8年後のルワンダで暮らす少女ケーザは、強酸性の雨が降り注いだ時代のトラウマから自然の水を極端に恐れるママと一緒に、窓を締め切った家で暮らしている。お使いの帰りにこっそり海に立ち寄ったケーザはウミガメと触れ合い、「みられたくないのなら、どうして地球はこんなに美しいのだろう」という気持ちを抱く。また別の日には、パパのお墓参りへいき、英語しか話せない自分にはわからないルワンダの言葉で語るママの姿を目にするが……。より大きな問題を解決するために捨象されてしまう文化や言葉に丁寧に目を向けた、希望の物語。
特集「気候危機」掲載の短編公募開催中!
特集「気候危機」では、テーマに沿ったSF短編小説を募集しています。募集期間は1月26日(金)まで! 応募される方は、下記の募集要項をご確認の上、ご応募ください。たくさんのご応募お待ちしております。
・対象となる作品
「移住」をテーマに気候危機を描いた日本国内未発表のSF短編小説
※ウェブ上や非商業同人誌など、いかなる媒体でも既に発表した作品は応募不可とします
・応募資格
不問。プロ・アマ問いません
・字数
4,000〜10,000字
・著作権
著作権は執筆者が保有
(掲載にあたっては、Kaguya Planetを運営するVGプラス合同会社が掲載の利用承諾をいただきます)
・原稿料
20,000円+消費税
(※依頼原稿よりも低い設定になっています)
・応募期間・選考期間
応募期間:2024年1月12日(金)〜1月26日(金)
選考期間:1月27日(土)〜2月2日(金)
結果発表は、採用作品の著者への連絡とさせていただきます。
・掲載時期
2024年2月
・選考
Kaguya Planet編集部
・応募方法
こちらのフォームからご応募ください。
池澤春菜さんインタビュー、一般公開!
Kaguya Planetにて、作家・書評家・声優の池澤春菜さんへのインタビュー「SFで誰かの人生を掘り出す」を一般公開しています。Kaguya PlanetとSF同人誌の『SFG』は池澤さんへのインタビューを合同で開催。Kaguya Planetは創作についてのお話と、2022年まで日本SF作家クラブ会長を務めたことについてのお話を伺いました。
今回はこのうち、創作についてのお話を一般公開しております。近年、魅力的な短編小説を精力的に発表されている池澤さん。どんなテーマを持って、どんなふうに執筆しているのか、存分にお聞きしました。
日本SF作家クラブ会長のお仕事についてのインタビューは、無料で公開されている『Kaguya Planet 0号』に掲載されています。また、SFGのパートは2024年五月に刊行予定の『SFG』の最新号に掲載される予定です。
Kaguya Book Review、第二回を配信中!
Kaguya Planetで毎月配信中の、編集者でブックキュレーターの堀川夢さんによるBook Reveiw、第二回を公開しています。今回ご紹介するのは、マリアーナ・エンリケス『寝煙草の危険』(宮﨑真紀訳、国書刊行会)。エンリケスの描くホラーの怖さと魅力とお伝えします。
月に一冊ずつ、新刊・既刊問わず素敵な翻訳作品を紹介するKaguya Book Review。先月は、陳春成著『夜の潜水艦』(大久保洋子訳)を紹介しました。
マイクロノベルバトル「カレーVSラーメン」、追加募集決定!
SFGと共同開催しているマイクロノベルバトルについて、令和6年能登半島地震で甚大な被害が発生している状況を鑑み、2024年2月2日(金)〜 2月4日(日)に追加募集を行います。ひきつづき、奮ってご応募ください!
『巣 徳島SFアンソロジー』好評発売中!
徳島にあるあゆみ書房から刊行された、なかむらあゆみ編『巣 徳島SFアンソロジー』が全国の書店とあゆみ書房のオンラインストアで好評発売中! 『巣 徳島SFアンソロジー』は7名の徳島在住の女性の作家と、徳島にゆかりのある芥川賞作家小山田浩子さんと吉村萬壱さんによるアンソロジー。「そっとふみはずす」をテーマに、SF的な想像力が徳島の日常を描き出します。
取扱書店一覧はこちら。
またKaguya Planetでは現在、収録作のなかむらあゆみ「ぼくはラジオリポーター」を無料で全文公開しています。「ぼくはラジオリポーター」はラジオ番組を通して徳島の日常に潜む謎に迫る、不穏ながらも優しい物語です。
Kaguya Planetに応援を!
Kaguya PlanetはSFウェブメディア「バゴプラ」が主催する、オンラインSF誌です。2020年12月から活動を開始し、毎月珠玉のSF短編小説を配信してきました。より多くの方の作品を読んでいただくために、作品は一ヶ月の先行公開期間ののちに、無料で一般公開しております。
そして、Kaguya Planetは2023年12月に季刊のSFマガジン《Kaguya Planet》を創刊しました。今後は、①社会の声に耳を傾ける、②経済と向き合う、③世界に開かれたSFレーベルへという三つの理念を掲げ、魅力的な特集を企画したり、読書会を開催したりしていきます。
これらの活動を盛り上げていくためにも、皆様からの応援をよろしくお願いいたします。Kaguya Planetを応援したいという方は、月500円のサブスクで本プロジェクトをサポートして頂けます。ご登録いただいた方は、毎月、約一ヶ月の先行公開中のコンテンツをお楽しみいただけます。
※Kaguya Planet 登録に際しての注意事項
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