「あれは真珠」がアルゼンチン誌に登場
第一回かぐやSFコンテストで大賞を受賞した勝山海百合のSF短編小説「あれは真珠というものかしら」が、アルゼンチンの伝統あるSF誌 Axxón に掲載された。2021年4月号にあたる第299号にToshiya Kameiによるスペイン語役が掲載されており、ウェブサイトから無料で閲覧できる (閲覧環境によって表示できない場合あり)。アルゼンチン版オリジナルのイラストも要注目。
「あれは真珠というものかしら」は、“未来の学校”をテーマに4,000字以内のSF掌編を募集した第一回かぐやSFコンテストで大賞を受賞した作品で、副賞として英語 (イーライ・K・P・ウィリアム訳) と中国語 (田田訳) に翻訳されている。Toshiya Kameiによるスペイン語訳はこれまで、Nagari Magazineに掲載された後、キューバのSFファンタジー誌 Koradにも掲載された。スペイン語での掲載はAxxónが3つ目の媒体になる。
Kaguya Planetでは勝山海百合が翻訳の相次いだ2020年を振り返るインタビューを公開中。
また、勝山海百合が第23回ファンタジーノベル大賞を受賞した『さざなみの国』は、2021年2月に惑星と口笛ブックスから再刊されている。
オンラインでSF短編小説を配信するKaguya Planetでは、勝山海百合がToshiya Kameiの英語原作を翻訳した「ピーチ・ガール」を会員向けに先行公開中。