映画『マーベルズ』は11月公開
MCU映画『マーベルズ』が2023年11月10日(金)に日米同時公開となることが発表された。これに伴い、米マーベル公式は『マーベルズ』の新ポスターを公開している。
© 2023 Marvel
新たなポスターには、「より高く、より遠くへ、より速く、一緒に。」というキャッチコピーが掲げられている。ポスターに写っているのは、上からモニカ・ランボー、キャプテン・マーベルことキャロル・ダンヴァース、ミズ・マーベルことカマラ・カーンだ。
このポスターでは、モニカ・ランボーがまとうオーラが、原作コミックにおけるスペクトラムまたはフォトンというキャラクターのシンボルに近い形になっている。また、『THE MARVELS』のロゴの「A」の部分も同様の形になっている。原作コミックではスペクトラム、フォトン、そして二代目キャプテン・マーベルになるモニカ・ランボーは、『マーベルズ』でどんなヒーローになるのだろうか。
ドラマシリーズとの兼ね合いも?
映画『マーベルズ』は、2019年に公開された映画『キャプテン・マーベル』の続編。MCUフェーズ5の第3作目にあたり、MCU映画としては第33作目となる。これまで、『マーベルズ』は2023年7月28日の公開を予定していたが、MCUフェーズ5第1弾『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の公開時期に、大幅に公開日を遅らせることを発表した。
MCU作品としては5月3日(水・祝) に映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の公開を予定しており、『マーベルズ』はそれから半年空いての公開になる。一方で、2022年も5月に映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』が、11月に『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が公開されており、2023年も5月以降はほとんど同じ形で映画が公開されることになる。
『マーベルズ』の公開が7月から11月に変更された理由は不明だが、2023年春にディズニープラスで配信予定とされているドラマ『シークレット・インベージョン』はニック・フューリーを主人公にした物語で、「キャプテン・マーベル」シリーズと直接的な繋がりがあるとされている。もしかすると『シークレット・インベージョン』の配信時期との兼ね合いが『マーベルズ』の公開時期に影響した可能性もある。
映画『マーベルズ』は、映画『キャプテン・マーベル』の続編にして、同作とドラマ『ワンダヴィジョン』(2021) に登場したモニカ・ランボーが主要キャラとして登場を果たす作品でもある。モニカ・ランボーは、キャロル・ダンヴァースの親友で政府機関S.W.O.R.D.の創設メンバーであるマリア・ランボーの娘で、『キャプテン・マーベル』では幼少期の姿で、『ワンダヴィジョン』では大人になった姿で登場し、ワンダが作った結界の影響を受けて超人的な力を手に入れた。
また、『マーベルズ』には2022年に配信されたドラマ『ミズ・マーベル』の主人公カマラ・カーンも主役として登場する予定だ。『ミズ・マーベル』には、キャロル・ダンヴァースが登場するサプライズもあり、この3人の物語がどのように絡んでいくのかに注目が集まる。
映画『マーベルズ』は2023年11月10日(金)日米公開。
ドラマ『ワンダヴィジョン』と『ミズ・マーベル』はディズニープラスで配信中。
『マーベルズ』には韓国のスター俳優パク・ソジュンの出演も決定している。詳細はこちらの記事で。
主演のモニカ・ランボーは、本作でキャプテン・マーベルが「助けが必要と気づく」と話している。詳しくはこちらから。
2022年7月には『マーベルズ』は追加撮影に入っている。詳報はこちらから。
ドラマ『シークレット・インベージョン』の予告解説&考察はこちらの記事で。
【!ネタバレ注意!】ドラマ『ミズ・マーベル』最終回の解説はこちらから。
【!ネタバレ注意!】映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』ラストのネタバレ解説&考察はこちらの記事で。
5月3日公開の映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』新予告の解説&考察はこちらから。