予告解説&考察 ドラマ『シークレット・インベージョン』マリア・ヒルにローディの姿も スクラルが欲しがっているものとは? | VG+ (バゴプラ)

予告解説&考察 ドラマ『シークレット・インベージョン』マリア・ヒルにローディの姿も スクラルが欲しがっているものとは?

© 2022 Marvel

『シークレット・インベージョン』公式予告公開

米時間2022年9月10日(土)、米ディズニーのファンイベントD23 ExpoでMCUドラマ『シークレット・インベージョン(原題:Secret Invasion)』の公式予告が公開された。『シークレット・インベージョン』はMCUで初めてニック・フューリーを主人公に据えたシリーズになり、2023年にDisney+で配信を開始する。

『シークレット・インベージョン』の初予告で最初に語り出すのはS.H.I.E.L.D.職員だったマリア・ヒル。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018) ではニック・フューリーと共に指パッチンで消滅し、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019) では復活後にトニーの葬儀に出席していた。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019) でもその姿を見せたが、こちらはスクラル人による擬態だったことが明らかになっている。

マリア・ヒルは「あなたは数年にわたって地球を避けてきた」と言うと、「私は何度もあなたに助けを求めてきた」と主張する。全ての連絡は留守電になったとも。そう言われたニック・フューリーは久しぶりに地球に降り立ったようだが、左目の眼帯がなくなっている。ニック・フューリーは「今回は訳が違う」と、大きな危機が迫っていることを示唆するのだった。

マーベル・スタジオのロゴマークの後に映し出されるのは、ウォー・マシンことローディと話すニック・フューリーの姿。ローディはドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(2021) に以来の登場になる。ニック・フューリーは「自分のセキュリティについてどれくらい知っている?」と尋ねるが、ローディはピンときていないようだ。なお、ローディには複数人のセキュリティがついており、なかなかの大物になっている様子も窺える。

そして、スクラル人のタロスが映画『キャプテン・マーベル』(2019) で擬態したS.H.I.E.L.D.のロサンゼルス支局長ケラーの姿で登場。「フューリー、私たちは今非常に慎重になっている」と話すが、掴みかかった相手と周囲の人々全員がスクラル人だったことが明らかになる。もはや何も信じられないという状況が展開されていく。

続いて街中での爆発や拷問を受ける人物が映し出されると、オリヴィア・コールマン演じるフューリーの協力者が「この戦いに適したシェイプじゃない」と言い放つ。また、やはり颯爽と部下を引き連れているローディの姿や、銃を構えるマリア・ヒルの姿、エミリア・クラーク演じる人物が「これは始まりに過ぎない」と告げる姿が映し出される。

エミリア・クラークは『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015) でのサラ・コナー役や『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018) のキーラ役、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011-2019) のデナーリス・ターガリエン役などで知られる。本作『シークレット・インベージョン』ではメインキャストとしてMCU参戦を果たす。

ニック・フューリーは「これは私一人の戦争」と、他者をシャットアウトするかのような口振りで言い放つ。「私が奴らの間に立っている最後の人間であり、奴らが本当に欲しがっているものを守れるのは私だけ」とも。また、何やら重要なものを警護しているスタッフの背中には“DODC”のロゴが見える。これは映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021) やドラマ『ミズ・マーベル』(2022) にも登場したダメージ・コントロール局のものである。S.H.I.E.L.D.なき今、アメリカでスーパーヒューマンに関わる問題に当たっているのはDODCである。

車列にミサイルが打ち込まれるなど映画顔負けの演出を見せる『シークレット・インベージョン』。本予告のラストはタロスが「それは何だ?」と問いかけて幕を閉じる。

ニック・フューリーの言った「奴らが本当に欲しがっているもの」とは一体何のことなのだろうか。映像の最後のニック・フューリーは左目に眼帯をつけていたが、2021年の初映像が公開された時には、左目が青く光っているニック・フューリーの姿映し出されていた

ニック・フューリーの左目は猫(クラーケン)のグースによって引っ掻かれたのだが、この時グースの体内にはスペース・ストーンを宿したコズミック・キューブが入っていた。ニック・フューリーの目の色はコズミック・キューブ/スペース・ストーンと同じ青色に光っており、ニック・フューリーがこの時に何らかの力を得た可能性も考えられる。

しかし、そうだとすれば、それを長年隠していた理由と、スクラルがそれを狙っている理由づけも必要になるだろう。原作コミックでも同名のシリーズが存在する『シークレット・インベージョン』は、スクラル人がなりすましを駆使して地球を侵略しようとする中、ニック・フューリーとタロスが協力してこれに立ち向かう物語とされている。長年地球を留守にしていたニック・フューリーはどんな事情を抱えていたのだろうか。

S.H.I.E.L.D.が復活することはあるのか、ドラマ『ワンダヴィジョン』(2020) でニック・フューリーに会いに行ったと思われるモニカ・ランボーは登場するのか……2023年の配信を楽しみに待とう。

ドラマ『シークレット・インベージョン(原題:Secret Invasion)』は2023年にDisney+で配信開始。

同時に発表されたMCUのヴィランチーム『サンダーボルツ』のメンバー紹介はこちらから。

同時に公開されたMCUドラマ『ウェアウルフ・バイ・ナイト』の予告編はこちらから。

『マンダロリアン』シーズン3の予告編とその解説はこちらの記事で。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。編著書に『プラットフォーム新時代 ブロックチェーンか、協同組合か』(社会評論社)。
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