映画『マンダロリアン&グローグー』2026年公開へ 「スター・ウォーズ」新作映画第一弾に 2024年6月より撮影開始 | VG+ (バゴプラ)

映画『マンダロリアン&グローグー』2026年公開へ 「スター・ウォーズ」新作映画第一弾に 2024年6月より撮影開始

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映画『マンダロリアン&グローグー』2026年公開へ

人気ドラマ『マンダロリアン』(2019-) の映画版『マンダロリアン&グローグー(原題:The Mandalorian & Grogu)』は2026年に公開されるようだ。米国の複数のメディアとジャーナリストによると、ウォルト・ディズニー社CEOのボブ・アイガーは米時間2024年2月7日(水) に、『マンダロリアン&グローグー』の2026年公開を目指していることを認めたという。

「スター・ウォーズ」の長編映画については、すでに計三作品が2026年5月22日、2026年12月18日、2027年12月17日に公開されることが発表されている。ボブ・アイガーは、映画『マンダロリアン&グローグー』は再起動する「スター・ウォーズ」映画の中で最初に公開されることも認めており、製作が順調に進めば2026年5月22日に公開される可能性が高い。

Film&Television Industry Allianceによると、映画『マンダロリアン&グローグー』の撮影は2024年6月17日にロサンゼルスでスタートするという。『マンダロリアン』シーズン3は2023年に配信されたが、同シリーズの最新作は2026年にお目見えすることになりそうだ。

「スター・ウォーズ」作品を手がけるルーカス・フィルムは、米時間2024年1月9日(火)に映画『マンダロリアン&グローグー』の製作を発表。2024年中に製作に着手することを明らかにしていた。

マンダロリアンことディン・ジャリンと、“ベビー・ヨーダ”の愛称でも知られるグローグーは、ドラマ『マンダロリアン』で出会いと絆が描かれた人気コンビ。ディズニープラスの配信に舞台を移した「スター・ウォーズ」フランチャイズの中でも屈指の人気を誇り、特にグローグーは米国で圧倒的な人気キャラに成長している。

圧倒的なグローグー人気

米国でのグローグー人気は凄まじく、おもちゃだけでなく、歯ブラシやタオルといった日用品、パジャマなどの衣服やカレンダー、冷凍食品に至るまで様々なグローグーグッズが展開されており、どのお店に入ってもグローグーの商品が並んでいるという状況だ。それだけでなく、民家の手描きのクリスマスデコレーションなどにも選ばれる存在となっており、外出すれば目にしない日はないほどの人気ぶりである。

圧倒的なグローグー人気を背景に、映画版のタイトルにも『マンダロリアン&グローグー』と、グローグーの名前が冠されることになったようだ。今やディン・ジャリンとグローグーは「スター・ウォーズ」フランチャイズの新たな顔。この二人の物語であれば、「スター・ウォーズ」の新作映画であるにもかかわらずタイトルに(現時点でだが)「スター・ウォーズ」が冠されていないことにも納得がいく。

どうなる『マンダロリアン&グローグー』

『マンダロリアン』の新共和国時代を舞台とした長編映画の製作は、2023年4月にロンドンで開催されたスター・ウォーズ セレブレーションの場で発表されていた。こちらはアニメ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』(2008-2020) や『マンダロリアン』『アソーカ』を手掛けてきたデイヴ・フィローニが監督を務めることが発表されている。

そそして、『マンダロリアン&グローグー』の監督は、ドラマ版を手掛けてきたジョン・ファヴローが務める。タイトルを鑑みれば、こちらのストーリーではディン・ジャリンとグローグーが中心に立つことは確実だ。

一方でドラマ『マンダロリアン』はジョン・ファヴローがショーランナーを務めるシーズン4の製作も進んでいるとされており、ドラマ『マンダロリアン』と映画『マンダロリアン&グローグー』の公開の兼ね合いにも注目が集まる。『マンダロリアン』シーズン4が制作されるかどうかは、映画『マンダロリアン&グローグー』の興行成績次第という報道も出ている。詳しくはこちらの記事で。

また、『マンダロリアン』のプロデューサーのを務めるデイヴ・フィローニは過去に、「マンドー(ディン・ジャリン)が家族」として、グローグーの種族については探究しないことを表明している。ドラマ『マンダロリアン』シーズン3では、ディン・ジャリンとグローグーが正式に師弟関係を結ぶと共に、親子として新たな生活をスタートさせた。映画『マンダロリアン&グローグー』では、若きマンダロリアンとなったグローグーの活躍に焦点が当てられることになるのだろうか。

映画『マンダロリアン&グローグー』の製作発表にあたって、ジョン・ファヴロー監督は「ジョージ・ルーカスが創り出した豊かな世界を舞台に物語を語るのが大好きだった。マンダロリアンとその弟子グローグーを大スクリーンに登場させるというのは、とてもワクワクします」とコメント。ルーカス・フィルム社長のキャスリーン・ケネディも「ジョン・ファヴローとデイヴ・フィローニは、『スター・ウォーズ』に二人の愛すべき新キャラクターを登場させました。この新しい物語は大きなスクリーンに完璧にフィットしますよ」とコメントしている。

映画『マンダロリアン&グローグー』の続報と公開を楽しみに待とう。

ドラマ『マンダロリアン』はシーズン3までがディズニープラスで独占配信中。

『マンダロリアン』(Disney+)

また、今回の発表に合わせてドラマ『アソーカ』のシーズン2への更新も発表された。詳しくはこちらから。

Source
StarWars.com / Film&Television Industry Alliance

ネタバレ注意!ドラマ『マンダロリアン』シーズン3最終話のネタバレ解説はこちらから。

ネタバレ注意!『アソーカ』最終話から考察するマンダロリアンとジェダイの今後についてはこちらの記事で。

『アソーカ』最終回第8話のネタバレ解説はこちらの記事で。

『アソーカ』のラストを踏まえたスローン大提督を巡る今後についての考察はこちらから。

 

2024年公開予定の「スター・ウォーズ」作品の紹介はこちらから。

「スター・ウォーズ」新作映画についての発表の詳細はこちらの記事で。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。編著書に『プラットフォーム新時代 ブロックチェーンか、協同組合か』(社会評論社)。
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