『ジョーカー2』レディ・ガガの撮影スタートか
2019年に公開されたトッド・フィリップス監督、ホアキン・フェニックス主演の映画『ジョーカー』。その続編にあたる『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(原題:Joker: Folie á Deux)』にハーレイ・クイン役で出演するレディー・ガガがセットでの撮影を開始したようだ。
レディ・ガガは、2022年に公開され大ヒットを記録した映画『トップガン マーヴェリック』の主題歌「ホールド・マイ・ハンド」を歌い、第95回アカデミー賞の歌曲賞にノミネートされた。『アリー/スター誕生』(2018)で主演女優賞と同時ノミネートされた第91回アカデミー賞以来となる歌曲賞ノミネートとなり、自身のInstagramで写真と共に感謝のコメントを投稿している。
感謝のメッセージの最後には、「私は今、映画撮影のためにセットにいます。リトルモンスターの皆にビッグラブを!」というメッセージが添えられている。リトルモンスターとはレディー・ガガのファンの愛称で、レディー・ガガの次のプロジェクトとして『ジョーカー2』の撮影を進めていることが示唆されている。
映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は、トッド・フィリップス監督が12月11日に撮影を開始したことをInstagramで報告していた。レディー・ガガが合流しているとすれば、2024年10月4日(金)を予定している米公開に向けて撮影は順調に進んでいると見られる。
ハーレイ・クイン役として『ジョーカー2』に出演することが報じられていたレディー・ガガは、2022年8月に自身のTwitterで『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』への出演を発表する動画を投稿。
Joker: Folie à Deux
10.04.24 pic.twitter.com/obp7T9lBFL— Lady Gaga (@ladygaga) August 4, 2022
続編はミュージカル映画になるとされており、副題の「フォリ・ア・ドゥ」はフランス語で二人が同じ妄想を共有することを意味する。ホアキン・フェニックス演じるジョーカーと、レディー・ガガ演じるハーレイ・クインの二人を中心にした映画になると見て間違いないだろう。
受け継がれていくハーレイ・クイン
DC映画においては、『ジョーカー』がR-15指定映画として異例のヒットを記録した後、同じくダークなテイストで仕上げられた『ザ・バットマン』(2022) も興行面で成功を収めた。ユニバースを共有するDCU作品が苦戦を強いられ、ジェームズ・ガン監督の下で再編を迫られる中、監督ごとに独立したユニバースを維持しているDC映画シリーズは好調であり、『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』にも期待がかかる。
映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)までハーレイ・クインを演じてきたマーゴット・ロビーも、米Entertainment Weeklyのインタビューでレディー・ガガが演じるハーレイ・クインに期待を寄せるコメントを残している。
彼女は素晴らしい仕事をすると思います。とてもワクワクしていますよ。私がハーレイに望んでいたことは、バットマンやハムレットのように俳優から俳優へと受け継がれ、誰もが演じられるキャラクターの一人になることでした。ですから、ハーレイが様々な形で見られるというのは彼女のキャラクターとしての栄誉だと思います。楽しみです。
ジョーカーと同じく、様々な俳優によって演じられる象徴的なキャラクターになりつつあるハーレイ・クイン。レディー・ガガはどのような演技を見せてくれるのだろうか。続報と公開を楽しみに待とう。
映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(原題:Joker: Folie á Deux)』は2024年10月4日(金)米公開。
映画『ジョーカー』は4K ULTRA HD&ブルーレイセットが発売中。
Source
Lady Gaga Instagram / Todd Phillips Instagram / Lady Gaga Twitter / Entertainment Weekly
6月公開を予定しているDCU映画『ザ・フラッシュ(原題)』も撮影が進んでいる。詳しくはこちらから。
『ジャスティス・リーグ: ザック・スナイダーカット』で描かれたジョーカーについての解説はこちらから。
後に公開された『ザ・バットマン』のジョーカー登場シーンの解説はこちらから。
「新スースク」で描かれたハーレイ・クインの変化についての解説はこちらの記事で。
映画『ジョーカー』ではホアキン・フェニックスがアカデミー主演男優賞を受賞。かつて助演男優賞を受賞したヒース・レジャーと共に、“ジョーカー”というキャラクターに二度目のオスカーをもたらした。
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