映画『ザ・フラッシュ』舞台画像が公開
2023年6月16日(金)の全米公開を予定しているDC映画『ザ・フラッシュ(原題)』より、舞台となるセントラル・シティの画像が公開された。『ザ・フラッシュ』の監督を務めるアンディ・ムスキエティ監督が、米時間1月8日(日)に自身のInstagramに画像を投稿している。
アンディ・ムスキエティ監督はこの投稿に「夜中のセントラル・シティ #theflashmovie」とコメントをつけている。セントラル・シティはドラマ版の『THE FLASH/フラッシュ』(2013-2023) でも舞台になったフラッシュことバリー・アレンの地元。アンディ・ムスキエティ監督の手にはフラッシュのエンブレムが握られている。
セントラル・シティには、映画『ジャスティス・リーグ』(2017) でバットマンことブルース・ウェインがフラッシュことバリー・アレンをリクルートするために訪れている。6年の時を経てスクリーンに再登場することになる。
『ザ・フラッシュ』予定通り公開か
映画『ザ・フラッシュ』は、『マン・オブ・スティール』(2013) から始まったDCU/DCEU映画の第14作目にあたる。2022年10月には映画『ブラックアダム』が公開され、2023年3月17日(金)には映画『シャザム! 〜神々の怒り〜』が日米同時公開される。
『ザ・フラッシュ』をめぐっては、主演のエズラ・ミラーが治安びん乱や誘拐騒動を起こし、ハラスメント行為、暴行、侵入窃盗の容疑などで繰り返し逮捕されてその公開が危ぶまれていた。今回、アンディ・ムスキエティ監督がセットの画像を公開したことで、6月16日(金)を予定している米公開が予定通りに進んでいることが窺える。
6月の『ザ・フラッシュ』公開後には、ショロ・マリデュエニャ主演の映画『ブルービートル(原題)』の米公開が8月18日(金)に控えている。一方で、DCスタジオはジェームズ・ガンを共同会長兼CEOに迎えてDC映画全体の企画を立て直している。その経緯はこちらの記事に詳しい。
アンディ・ムスキエティ監督は、スティーヴン・キング原作の映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)、続編の『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2019) を指揮し、大ヒットに導いたことで知られる。「IT/イット」は前日譚のドラマ化も報じられている。アンディ・ムスキエティ監督は「アベンジャーズ」シリーズのルッソ兄弟が監督を務めるシモン・ストーレンハーグ原作の映画『エレクトリック・ステイト(原題)』にはプロデューサーとして参加する。
映画『ザ・フラッシュ』は2023年6月16日(金)の全米公開、日本では2023年公開予定。
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