『ヴェノム 』続編 エンディングのその後を描いた予告が公開 『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』 | VG+ (バゴプラ)

『ヴェノム 』続編 エンディングのその後を描いた予告が公開 『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』

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『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』最新予告公開

2018年に公開された映画『ヴェノム』の続編『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』より、前作のポストクレジットシーンから繋がる最新予告が公開された。『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は2021年9月24日の米公開を予定しており、今回、米国で最新予告が公開されると共に、主人公エディ・ブロックの声を演じる諏訪部順一の118万人のフォロワーを抱えるTwitterアカウントで日本語版がサプライズ公開された。

今回の予告では、これまでの予告で断片的に公開されていた前作『ヴェノム』のポストクレジットシーンのその後の様子が明らかになっている。「悪人を食べる」と決めながらも食欲を抑えきれない様子のヴェノム 。ルールを守らなければ捕らえられてしまうと心配するエディに対し、ヴェノムはイラついているようだ。そして登場したのは、非常に凶暴で“大虐殺”という意味の名前を持つカーネイジをその身体に宿すクレタス・キャサディだ。

前作のエンディングは、エディが厳重な刑務所で連続殺人犯へ取材する場面で幕を下ろした。このような機会を得たことを不可解に思うエディに対し、クレタス・キャサディは「代わりに君が持っているものを私にくれないか」と言いエディに襲いかかる。英語では「What’s mine is yours, and what’s yours is mine. (私のものは君のもの、お前のものは私のもの)」と話しており、カーネイジを宿すクレタス・キャサディがエディのヴェノムを“同類”と見なしていることが分かる。

そしてクレタス・キャサディはエディの右腕に噛み付くが、これは致命傷にならず「人間の血液とは何かが違う」と、エディがヴェノムを宿していることを確信する場面となっている。この場面でのクレタス・キャサディは、何らかの力でカーネイジを抑えこんでいると思われるが、「この世界に与えてやる、この大殺戮(カーネイジ)を」という言葉を合図にクレタス・キャサディ/カーネイジの堂々たる脱獄が描かれる。

以前から予告編で使用されているハリー・ニルソンの「ワン」(1968) をBGMに無双するカーネイジ。なお、「ワン」では「“1”は孤独な数字、“2”は“1”よりも最悪な数字」と歌われている。「殺戮」を掲げるクレタス・キャサディだが、「私は異常者ではない、復讐者だ」と話し、過去に何らかの遺恨を抱えていることを示唆している。一体どのようなストーリーが背後に存在しているのだろうか。

圧倒的な力を見せるカーネイジにビビるヴェノムに対し、エディは“解放”を許可。一方のクレタス・キャサディは「私たちは家族だ」と主張するが、その目的とは一体……。

予告編の最後には、前作『ヴェノム』の後に婚約したエディの元恋人アン・ウェイングが登場。エディが祝福するのを止めに入るヴェノムのお茶目な一面が描かれている。

ついに前作『ヴェノム』のポストクレジットシーンから繋がる予告が公開された『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』。続編で描かれる新たな物語に期待しよう。

豪華俳優&声優キャストが揃う

今回『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』の最新予告を投稿した諏訪部順一は、前作に引き続き本作でもトム・ハーディ演じる主人公エディ・ブロックの声を担当する。英語版ではトム・ハーディが一人二役で演じたヴェノムの声は、日本語吹き替えでは引き続き中村獅童が演じる。

今回のメインヴィランになるクレタス・キャサディ/カーネイジを演じるのは映画『メッセンジャー』(2009) のトニー・ストーン役、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018) のトバイアス・ベケット役などで知られるウディ・ハレルソン。吹き替えを内田直哉が担当する。また、ミシェル・ウィリアムズ演じるアン・ウェイングは前作に引き続き中川翔子が声をあてる。

そして、本作の“第二のヴィラン”となるシュリークことフランシス・バリソンを演じるのは「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのティア・ダルマ役などで知られるナオミ・ハリス。予告でも明らかになったシュリークの能力と展開の考察はこちらの記事に詳しい。

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は2021年9月24日(金) 米公開。日本では2021年に全国ロードショー。

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』公式サイト

前作のヴィラン、ドレイク/ライオットを演じたリズ・アーメッドのストーリーはこちらから。

 

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