『ジェン・ブイ』シーズン1から『ザ・ボーイズ』シーズン4、そして『ジェン・ブイ』シーズン2へと物語は続いていく
先日、シーズン2の制作が発表された『ザ・ボーイズ』(2019-)のスピンオフ作品で、ヒーロー養成所であるゴドルキン大学を舞台にしたドラマシリーズ『ジェン・ブイ』(2023-)。その『ジェン・ブイ』最終話が『ザ・ボーイズ』に繋がることを製作総指揮のエリック・クリプキがEntertainment Weeklyに語った。また、『ザ・ボーイズ』シーズン4での出来事は『ジェン・ブイ』シーズン2にも影響していくとのことだ。
以下の内容は、ドラマ『ジェン・ブイ』の内容に関するネタバレを含みます。
『ザ・ボーイズ』シーズン4は2023年4月にカナダのトロントで撮影が終了しているとのことだ。カナダのトロントはアメリカのドラマが多く撮影されることで有名な都市だ。『ザ・ボーイズ』と『ジェン・ブイ』の両作品に出演しているヴィクトリア・ニューマン議員を演じるクラウディア・ドゥーミットは「『ジェン・ブイ』は『ザ・ボーイズ』シーズン4で起こるだろう多くの出来事のお膳立てをしてくれるでしょう」とEntertainment Weeklyに語っている。
『ジェン・ブイ』第6話「ジュマンジ」ではシェリー・コン演じるインディア・シェティ学部長とマルコ・ピゴッシ演じるエジソン・カルドーサ博士が血液中のコンパウンドVにのみ結びついて感染し、スーパーパワーを持つ能力者のみを殺すウィルスを開発している様子が描かれた。このウィルスが『ザ・ボーイズ』シーズン4にも影響を及ぼす可能性は高いだろう。
『ジェン・ブイ』製作総指揮のエリック・クリプキとショーランナーであるミシェル・ファゼガスは、『ジェン・ブイ』と『ザ・ボーイズ』のドラマが融合するように常に連絡を取り合う必要性について語っている。エリック・クリプキはウィルスについて「それは私たちにとって役に立つ世界観なのか、それとも私たちを破滅させるものなのかを理解する必要がありました」と語る。
ミシェル・ファゼガスは『ジェン・ブイ』と『ザ・ボーイズ』の関係性について「複雑になりすぎてもいけません」とも語った。『ジェン・ブイ』を観て、『ザ・ボーイズ』を観ない客層もいるはずだ、しかし両作品が連絡を取り合い、一貫した世界観を持つことは常に重要である旨を語っている。『ジェン・ブイ』と『ザ・ボーイズ』の今後の動向に注目していきたい。
『ジェン・ブイ』の最終話は2023年11月3日(金)に配信予定。
Source
Entertainment Weekly
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