ネタバレ解説&考察『アソーカ』第4話 ラストのアレは? 気になるマンダロリアンとアソーカの過去 | VG+ (バゴプラ)

ネタバレ解説&考察『アソーカ』第4話 ラストのアレは? 気になるマンダロリアンとアソーカの過去

TM & © Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

ドラマ『アソーカ』第4話はどうなった?

「スター・ウォーズ」シリーズ最新作となるドラマ『アソーカ』は、2023年8月23日(水) よりディズニープラスで配信を開始。『スター・ウォーズ 反乱者たち』(2014-2018) などで活躍した元ジェダイのアソーカ・タノを主人公に据えた作品で、アニメシリーズでお馴染みのキャラクターたちも多数登場する。

ドラマ『マンダロリアン』(2019-) と同じく全8話で構成される『アソーカ』は、早くも折り返し地点にあたる第4話の配信が始まった。今回は第4話の各シーンをネタバレありで解説していこう。以下の内容はネタバレを含むため、必ずディズニープラスで本編を視聴してから読んでいただきたい。

ネタバレ注意
以下の内容は、ドラマ『アソーカ』第4話の内容に関するネタバレを含みます。

『アソーカ』第4話「堕ちたジェダイ」ネタバレ解説

監督は『マンダロリアン』のあの人

第3話では、スローン大提督とエズラ・ブリッジャーを追うアソーカとサビーヌ・レンは、モーガン・エルズベスが建設を進める“シオンの目”が巨大なハイパースペース・リングであることを嗅ぎつけた。一方で、二人はシン・ハティとマロックに追われながら、パーギルの助けを得て近くの惑星シートスの森へと逃げ込んだ。そして、ベイラン・スコールの部隊による“ジェダイ狩り”が始まる。

第4話の始まりを観て雰囲気の違いを感じた人もいるのではないだろうか。第1話はシリーズ全体を指揮するデイヴ・フィローニが自ら監督を務め、第2話と第3話は『ルーク・ケイジ』(2016-2018)、『ウォッチメン』(2019)、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』(2021-2022) でエピソード監督を務めたステフ・グリーンが監督を担当している。

第4話は映画『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018) の共同監督として知られるピーター・ラムジーが指揮をとっている。ピーター・ラムジーはドラマ『マンダロリアン』のシーズン3第5話(チャプター21)「海賊」でも監督を務めた。このエピソードではアニメ『反乱者たち』からゼブが初めて実写化されている他、海賊とマンダロリアンによる“ネヴァロの戦い”をド派手に描いている。『アソーカ』第4話もアクション要素の詰まったエピソードとなっている。

アソーカとサビーヌの違い

ヘラとの交信を試みるサビーヌは、「フルクラム」という暗号名を使っている。これは『反乱者たち』でアソーカら素性を隠して反乱活動に取り組んでいたエージェントが使っていたものだ。第1話ではアソーカとヒュイヤンが現在もフルクラムの暗号名を使っていることが描写されていた。帝国が倒れた後にサビーヌがフルクラムを名乗る日が来るとは……。

船が立ち往生になる中、アソーカはハイパースペース・リングを破壊することも手だと話す。それはそうで、まだ完成していないシオンの目を破壊してしまえば、モーガンたちはスローン大提督がいる銀河に辿り着くことはできない。しかし、スローンを別の銀河に閉じ込めるということは、エズラを助けに行くこともできないということだ。

エズラの救助とスローンの復活がセットとなった状況に対し、アソーカは「スローンの復活を許すよりはいい」とエズラ救出は最優先事項ではないとハッキリ示す。『マンダロリアン』だったらディン・ジャリンが絶対にグローグーや仲間のマンダロリアンを助けに行っていると思うけれど、簡単にそうならないのが『アソーカ』の面白いところだ。

アソーカとのサビーヌの間には、もちろんエズラに対する個人的な感情に差があるだろう。同時に、団結を掲げるマンダロリアンと、愛着や執着は危険であると考えるジェダイという二人のバックグラウンドの違いにも繋がっているように思える。違う価値観を示してくれるからこそ、「スター・ウォーズ」は面白い。

大局を見ているアソーカだが、サビーヌの去り際に「頼りにしていい?」と、エズラの「頼りにしてる」を引用した声かけも忘れない。なんだかジェダイ・オーダー時代のオビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーのやり取りを見ているようだ。

モーガン一派はアソーカの船を発見。「12クリック」離れていると話しているが、クリックはキロメートルと同じ意味なので12キロの距離ということになる。ベイラン・スコールは「急いだ方がいい」と言い、その根拠を「経験だ」と話す。スコールは一体どんな経験を積んできたのだろうか。

カーソン・テヴァ登場

第4話のタイトルは「堕ちたジェダイ(FALLEN JEDAI)」。人気ゲームに『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』(2019) があるが、「フォールン・ジェダイ」は意外となかったタイトルかもしれない。

アソーカは再びサビーヌに「私情 (personal feelings) を捨てて正しいことをしなければならない時もある」と忠告。それによってアナキンがどうなったかを思うと、辛い言葉である。サビーヌは納得していない様子で、やはりマンダロリアンとジェダイをしっかり向き合わせているという意味では貴重なシリーズだ。

モーガン一派のドロイドに襲撃されたヒュイヤンは善戦。パダワンの訓練を担当しているだけある。戦闘態勢になり、アソーカが二刀流のライトセーバーを出してサビーヌがマンダロリアンのマスクを被る場面がかっこいい。それぞれジェダイとマンダロリアンの武器を駆使して戦う姿に、ヒュイヤンは「二人の方がより強い」と助言するのだった。

嬉しそうにしているマスターと弟子を見るのは良いものだ。一方で、大局を見れば、マンダロリアンの団結を描いた『マンダロリアン』シーズン3に続き、『アソーカ』ではマンダロリアンとジェダイの共闘を描いているようにも見える。デイヴ・フィローニが監督を務める新作映画では、この二大宗教の共闘が見られるのかもしれない。

一方、新共和国にアソーカへの援助を拒否されたヘラは、チョッパーと自分の子どものジェイセンと共に無許可で出動。無許可出動は『反乱者たち』でもお馴染みだ。ここに加わったのはカーソン・テヴァの部隊。カーソン・テヴァはドラマ『マンダロリアン』でも『ボバ・フェット』でもディン・ジャリンを見逃したり、協力したりしている善良な新共和国軍のパイロットだ。

カーソン・テヴァは、『アソーカ』第4話と同じくピーター・ラムジーが監督を務めた『マンダロリアン』シーズン3第5話にも登場している。この時は非加盟惑星であるネヴァロのグリーフ・カルガが海賊の襲来に対して助けを求め、テヴァは新共和国に援助を掛け合った。結果的には出動許可を得ることは叶わず、ディン・ジャリンとボ=カターンらマンダロリアンが対処にあたっている。

『アソーカ』と『マンダロリアン』シーズン3は同時期が舞台とされているが、カーソン・テヴァにとってはどちらの出来事が先だったのだろうか。『アソーカ』第4話の場合は、『マンダロリアン』シーズン3と違い、将軍であるヘラが動き出したことでテヴァも動けたのかもしれない。リーダーが動くというのは大事なことだ。

しかし、この部隊に『反乱者たち』のメインキャラクターの一人で、ヘラやサビーヌ達と共に戦ったゼブが入っていないのは少し残念だ。ゼブは『マンダロリアン』シーズン3第5話で新共和国軍のパイロットとしてテヴァと酒場にいたが、この時は偶然居合わせただけだったのだろう。

抜群の侍エンターテインメント

ナイト・シスターの力で別銀河の座標を捉えようとするモーガンに対し、ベイラン・スコールは「信仰」はとっくの昔に失ったと語る。これはもちろんジェダイの掟に対する信仰を失ったということだろうが、それにしても思わせぶりな独り言が多いおじいさんである。

暗い森の中を走るアソーカとサビーヌの姿は侍のよう。マンダロリアンのアーマーが甲冑のように見えてかっこいい。そこに現れたのはシン・ハティとマロックだ。サビーヌにとっては、第1話で腹部を貫かれて以来の再会だが、アソーカはサビーヌのリベンジを止めようとはしない。今度のサビーヌはマンダロリアンの装備と共に戦い、アソーカは前回決着がつかなかったマロックとライトセーバーを交える。

尋問官のライトセーバーを操るマロックに対して、アソーカは一刀流で応戦。居合斬りでマロックを瞬殺して見せる。この一連のシーンは、音楽や舞台も合わせて日本の時代劇を意識した侍エンターテインメントに仕上がっている。シーズンの折り返しに素晴らしいライトセーバーアクションを持ってきたものだ。

噴射するようにして死んだマロックの姿を見てシン・ハティはショックを受けており、そこには絆があったように思える。やはりスコールやハティはシスや帝国とは違い、自分たちなりの倫理観を持って生きている人々のように思える。

怒るハティを前に、サビーヌはアソーカを基地に向かわせる。だが、ヒュイヤンからは二人は一緒にいた方がいいと言われたばかりだ。この判断がどのような結末をもたらすのだろうか。

アソーカとベイラン・スコールの共通点

アソーカは地図を守るベイラン・スコールと対面。第4話で初めてマスター同士が相見えることに。だが、スコールはアソーカに「アナキンが褒めていた」と語り、以前からアソーカのことを知っていたことを明かす。

スコールは、ジェダイ・オーダーの中でアナキンは飛び抜けた存在だったこと、その後に変貌したことを語り、アソーカに「だから彼を見放したのか」と尋ねる。普通なら「これ、いつまで言われんねん」と思ってしまいそうなものだが、アソーカの中にも自分からアナキンの元を離れたという後悔の念があることは、本作の中でも触れられている。

スコールはジェダイの思い出話をしたい感じもあるが、今守っているのは「大いなるもの」だと言う。単なる傭兵かと思われていたが、スローン大提督が帰還し戦争を始めることを望んでいるという。「破壊の後にこそ創造がある」とは、共和国の復活に対する否定的な感情があるということだろうか。

スローンが起こす戦争を「不幸も生むが大局を見れば真理」と語るスコールに対し、アソーカは微妙な表情を浮かべている。なぜなら、アソーカ自身も先ほど、大局を見ればエズラを諦めてスローンを封じることを優先すべきという主張をしたからだ。大局のために犠牲を払うジェダイ的な思考法はアソーカとスコールの間で一致しているのだ。

このモヤモヤをかき消すように、アソーカはスコールにライトセーバーでの戦いを挑む。マスター同士の一刀流勝負。ひりつくような間合い、構えだけで牽制し合う緊張感は見事な演出だ。一方でハティとサビーヌの勝負は決着を見る。「お前に力などない (You have no power.)」とフォースの力が使えないサビーヌを否定するハティに対し、サビーヌは右腕のマンダロリアン・ヴァンブレイスからブラスターを撃ってハティのライトセーバーを破壊する。“力”とは、フォースのことだけではないのだ。

アソーカとスコールも決着を迎える。「マスター同様、死と破壊しか残さない」と挑発するスコールに対しアソーカは怒りを見せるが、ここは冷静に地図を装置から取り外して座標の計算を止めて見せる。ここに現れたのは煙玉を使って逃げてきたシン・ハティ。サビーヌが殺されたかもしれないと思ったアソーカは、一瞬フォースチョーキング(フォースで喉元を絞める技、シスがやる)を思わせるやり方でフォースを使いハティを排除。今回のアソーカは、怒りを力に変えている姿が印象的だ。

地図を止めたことで負傷したアソーカは劣勢に立たされ、スコールからは「君は他の道を知らない」と言われる。これはカイロ・レンが言ったような、ジェダイでもシスでもない第三の道を示しているのだろうか。

マンダロアに何が?

そして、そこに現れたサビーヌは地図を盾にスコールにアソーカから離れるよう警告する。地図を破壊できないのがサビーヌだ。エズラのことも、そしてアソーカのことも、大局のために犠牲にすることはできない。また、『反乱者たち』では、サビーヌがエズラの無許可出撃を手助けしたことでエズラの失踪を招いたという背景も影響しているのかもしれない。

サビーヌが地図を破壊できないことを見抜いたベイラン・スコールはアソーカを崖から落とすと、サビーヌに地図を渡して自分たちと来るよう説得を試みる。しばし目を閉じた後、サビーヌにとってエズラが唯一の家族だと指摘したのは、第2話でアソーカが見せた“サイコメトリー”と同じ力だろうか。それとも、スコールはサビーヌの過去を知っていたのだろうか。

そしてスコールは、まだ「スター・ウォーズ」ではっきりと描かれていない重大な事件について言及する。曰く、サビーヌの家族はマンダロアで死んだのだという。これは、『マンダロリアン』シーズン3でも言及された「千の涙の夜」事件のことだろう。帝国によるマンダロアの大粛清によって、かつて栄えていた惑星マンダロアは荒廃。『マンダロリアン』シーズン3ではボ=カターンやアーマラーを中心にマンダロアを復興する物語が描かれた。

マンダロアの大粛清は帝国時代に実行されたものだが、具体的な内容はまだ描かれていない。アニメ『反乱者たち』では、サビーヌの母でレン氏族を率いるウルサ・レンが登場。サビーヌはエズラたちと共にガー・サクソン率いる帝国側のマンダロリアン、インペリアル・スーパー・コマンドーを排してウルサを助けた。だが、そのウルサも含め、サビーヌの家族はみんな死んでしまったのだという。それも、アソーカがサビーヌを信じなかったことが原因で。

サビーヌはこれを否定することなく、「君と私の目的地は一緒」「必ず友人と再会できる」と話すスコールに地図を渡す。まぁこれは正しい判断だろう。自分でもそうする。スコールの「この道しかない=This is only way.」という言葉はマンダロリアンの標語「我らの道=This is the way.」を想起させる。極め付けは「エズラのため」という言葉。スコールはライトセーバーの腕前だけでなく、人心掌握に長けた人物でもあるようだ。

サビーヌはシン・ハティにフォース・チョーキングをされるが、スコールが「約束を守る」として、これをやめさせる。ダース・ベイダーがやっていたフォース・チョーキングができるということは、ハティが強いフォースを持っていることは確かだ。加えて、背後からフォース・チョーキングをするというのはあまり見ない光景である。

最後に登場したのは…

ヘラの部隊が迫る中、座標の計算が完了するとベイラン・スコールは誰も追ってこれないように地図を破壊。モーガンらはヘラの部隊を無視してジャンプを実行する。この巨大なハイパースペースジャンプにヘラの部隊は巻き込まれ、墜落する機体も。ヘラの責任が問われることになりそうだ……。

そして、ジェイセンは「嫌な予感」を口にする。ジェイセンの父はジェダイマスターのケイナン・ジャラス。ジェイセンもフォース・センシティブなのだろう。迫り来る脅威を感じ取っているようだ。

ドラマ『アソーカ』第4話のラストシーンでは、崖から落とされたアソーカが謎の空間で目を覚ます。ここは『反乱者たち』に登場した“世界の狭間の世界(ゲートウェイ)”だろうか。エズラはジェダイ寺院からこの空間に入り、過去にダース・ベイダーに殺されたであろうアソーカをその瞬間から助け出した。そこは全ての時空を繋ぐ空間なのだ。この時、エズラはヨーダやオビ=ワン・ケノービの声を聞いている。

そして、謎の空間で目を覚ましたアソーカは、アナキン・スカイウォーカーの声を耳にする。ヘイデン・クリステンセン演じるアナキンの登場だ。一部ではダース・ベイダーとしての登場も報道されていたが、第4話ではアナキンの姿で登場している。ヘイデン・クリステンセンはドラマ『オビ=ワン・ケノービ』(2022) に続く再演となるが、今回はCGによるものかメイクによるものか、より若い姿に見える。

アナキンは「こうも早く再会できるとは」と話しているが、確かにオビ=ワンもクワイ=ガン・ジンのフォースの霊体と話せるようになるまでに長い年月を要している。笑顔を見せるアナキンだが、その顔に影が広がっていく。アソーカも表情を変え、ダース・ベイダーのテーマとして知られる「帝国のマーチ」の一部が流れたところで『アソーカ』第4話は幕を閉じる。

『アソーカ』第4話ネタバレ考察&感想

アソーカのトラウマ

マンダロリアンの歴史やジェダイとの関係など、大きな物語に触れながらも、アソーカとアナキンの物語を同時進行させるデイヴ・フィローニの手腕はさすがだ。スコールからの言葉を受け、アソーカはアナキンに対する罪悪感と再び向き合うことになりそうだ。

だが、アソーカ自身は、自分は組織からハラスメントを受け、同時にケアしきれない相手から離れたという経験は、何も間違ったことではない。ダース・ベイダーも『反乱者たち』や『オビ=ワン・ケノービ』でアナキンが死んだのは誰のせいでもないと主張している。アソーカはアナキンとの対話を経て、このトラウマから抜け出すことができるのだろうか。

なお、第4話のタイトル「堕ちたジェダイ(FALLEN JEDAI)」は、アソーカが崖から落ちた (fallen) ことと、ダークサイドに堕ちたアナキンの登場をかけたものだと思われる。

ベイラン・スコールの大義は?

気になるのは第4話で何度か強調されたスコールの大義だ。第2話ではスローンの帰還の意味を「強大な力」と話していたが、第4話ではアソーカに「君は他の道を知らない」と、サビーヌに「より大いなる正義に仕える」と告げた。

ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』では、ヤングリング(ジェダイ訓練生)の時にアナキン・スカイウォーカーから襲撃を受けたリーヴァ・サヴェンダーがジェダイの抹殺を試みた。スコールはそのようにしてジェダイ時代に共和国から何らかの迫害を受け、帝国の方がマシであると考えている人物なのかもしれない。

だとすれば、ジェダイ・オーダーから一時追放された後に自ら去ったアソーカとも重なる部分もある。アソーカは帝国との戦いに身を投じて生きてきて、新共和国の中に居場所を見つけられていないようにも思える。「大局を見る」という共通する思考を持つアソーカとスコールを隔てるものは何になるのか、その点も注目ポイントの一つだ。

マンダロリアンの歴史

『マンダロリアン』ファンにとっては、マンダロリアンの哀しい歴史に触れられたことは衝撃的だった。多くを語られていないマンダロリアンの大粛清に、間接的にかもしれないがアソーカが関わっていたことが示唆されたのだ。

マンダロリアンの大粛清は、『反乱者たち』のラストから帝国崩壊までの5年間に行われたものと考えられる。『反乱者たち』のその後の描かれていない部分で、アソーカは何をしたのか、アソーカとサビーヌが決裂した背景にはその一件が絡んでいるのか、疑問は尽きない。

それは、『マンダロリアン』シーズン1の時点で帝国の残党であるモフ・ギデオンが手にしており、『マンダロリアン』シーズン3のキーアイテムになったダークセーバーが辿った道のりにも繋がる話だ。『アソーカ』と同時期の『マンダロリアン』シーズン3で惑星マンダロアがマンダロリアンの手に戻った一方で、マンダロアとアソーカの過去にスポットライトが当てられようとしている。『アソーカ』後半戦も引き続き注視していこう。

ドラマ『アソーカ』は2023年8月23日(水)より、ディズニープラスで独占配信。

『アソーカ』(Disney+)

社会評論社
¥1,650 (2024/04/28 09:47:11時点 Amazon調べ-詳細)
社会評論社
¥1,650 (2024/04/28 09:51:41時点 Amazon調べ-詳細)

ジェダイ・オーダー離脱後のアソーカを描く小説『スター・ウォーズ アソーカ』( E.K.ジョンストン 著, 村上清幸 訳) は発売中。

¥1,430 (2024/04/27 21:44:29時点 Amazon調べ-詳細)
¥1,430 (2024/04/27 21:44:30時点 Amazon調べ-詳細)

 

ホットトイズ(Hot Toys)
¥49,800 (2024/04/28 00:01:37時点 Amazon調べ-詳細)

『アソーカ』第5話のネタバレ解説&考察はこちらから。

『アソーカ』第3話のネタバレ解説&考察はこちらから。

『アソーカ』第2話のネタバレ解説&考察はこちらから。

『アソーカ』第1話のネタバレ解説&考察はこちらから。

クワイ=ガン・ジンと同じくライトセーバーで腹部を貫かれたサビーヌが生きていた理由の考察はこちらの記事で。

ドラマ『アソーカ』の時系列についてはこちらの記事で。

 

新キャラたちが並ぶ『アソーカ』のヴィランについての考察はこちらの記事で。

『アソーカ』は『マンダロリアン』と同じく1シーズン8話で構成されることが明らかになっている。詳しくはこちらから。

 

『マンダロリアン』シーズン3最終話のネタバレ解説はこちらから。

 

「スター・ウォーズ」映画の新三部作についての発表の詳細はこちらの記事で。

ドラマ『スター・ウォーズ:アコライト(原題)』の情報はこちらから。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。編著書に『プラットフォーム新時代 ブロックチェーンか、協同組合か』(社会評論社)。
お問い合わせ

関連記事

  1. 『ウエストワールド』「アカネの舞」がエミー賞メイクアップ賞&ヘアスタイリング賞を受賞! 菊地凛子、真田広之出演の大人気SFドラマ

  2. 科学を最優先せよ——ドラマ『スノーピアサー』シーズン2がコロナ禍で放つメッセージ【レビュー】

  3. 『モナーク:モンスター・オブ・レガシー』冒頭3分26秒公開! 新怪獣の名称も発表!

  4. 第2話ネタバレ考察『ムーンナイト』マークはサノスの指パッチンを生き延びた? 意外なところにヒントが