ドラマ『アソーカ』は全8話 『マンダロリアン』に続く人気シリーズになるか | VG+ (バゴプラ)

ドラマ『アソーカ』は全8話 『マンダロリアン』に続く人気シリーズになるか

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ドラマ『アソーカ』は全8話

「スター・ウォーズ」シリーズのドラマ『アソーカ』が2023年8月よりディズニープラスで配信を開始する。『アソーカ』はアニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』(2008-2020) や『スター・ウォーズ 反乱者たち』(2014-2018) で活躍したアソーカ・タノを主人公に据えた実写ドラマ。ドラマ『マンダロリアン』(2019-)、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』(2021-2022) に続きロザリオ・ドーソンがアソーカ役を演じる。

2023年4月にロンドンで開催された「スター・ウォーズ セレブレーション」では、『アソーカ』の配信時期と共に初予告が公開。『反乱者たち』に登場したサビーヌ・レンやヘラ・シンドゥーラ、スローン大提督らの実写化された姿も捉えられている。

そして、『アソーカ』に登場する新たなヴィランを演じるレイ・スティーヴンソンは、米Colliderに『アソーカ』のお気に入りのエピソードを聞かれ、「8つのエピソードがありますが、1話から8話までです」と回答している。主演のロザリオ・ドーソンはシーズン2への更新も示唆しているが、少なくとも『アソーカ』のシーズン1は全8話で構成されているようだ。

『マンダロリアン』以来の構成

ドラマ『アソーカ』の全8話という構成は、実はドラマシリーズでは『マンダロリアン』以来の形になる。『マンダロリアン』はシーズン1から最新のシーズン3まで全8話で構成されている。それ以外の「スター・ウォーズ」ドラマシリーズについては、エピソード数は以下のようになっている。

『ボバ・フェット』全7話
『オビ=ワン・ケノービ』全6話
『キャシアン・アンドー』シーズン1 全12話

同じくディズニープラスで配信されているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマシリーズは、コメディ色の強い『ワンダヴィジョン』(2021) と『シー・ハルク:ザ・アトーニー』のみ全9話構成で、あとは全6話で統一されている。その点も踏まえると、「スター・ウォーズ」フランチャイズは配信ドラマに適切な話数を模索してきたようにも思える。

一方で、2022年に配信された『オビ=ワン・ケノービ』は全6話で駆け足になった印象もあり、同年配信の『キャシアン・アンドー』シーズン1は非常に高い評価を受けたが、『マンダロリアン』ほどの話題作にはならなかった。『キャシアン・アンドー』は2024年にシーズン2が配信予定だが、これはシーズン1の配信前から決定していたこと。シーズンを更新していっているのは『マンダロリアン』だけ。「スター・ウォーズ」のドラマシリーズでは、『マンダロリアン』以上のヒット作はまだ生まれていないと言える。

そんな中で『アソーカ』はシリーズで初めて『マンダロリアン』の8話構成を踏襲する形に。本作も『マンダロリアン』を手掛けてきたデイヴ・フィローニとジョン・ファヴローが手掛け、描かれる時代も『マンダロリアン』と同じ新共和国時代になる。主演のロザリオ・ドーソンは「うまくいけば、シーズン2もあり得ます」と発言しおており、新たな人気シリーズへ成長していくことに期待が高まる。

ドラマ『アソーカ』は、2023年8月よりディズニープラスで独占配信。

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特報予告に登場した『スター・ウォーズ 反乱者たち』からの繋がりについてはこちらの記事にまとめている。

尋問官の登場も? 新キャラたちが並ぶ『アソーカ』のヴィランについての考察はこちらの記事で。

スローン大提督のキャストについてはこちらの記事に詳しい。

 

「スター・ウォーズ」映画の新三部作についての発表の詳細はこちらの記事で。

最も過去を描くジェームズ・マンゴールド監督の作品については、同監督が「フォースの始まり」と「最初のジェダイ」を描くと話した。詳しくはこちらの記事で。

ドラマ『スター・ウォーズ:アコライト(原題)』の情報はこちらから。

ドラマ『アンドー』シーズン2は2024年の配信が予想されている。詳しくはこちらの記事で。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。 訳書に『デッドプール 30th Anniversary Book』『ホークアイ オフィシャルガイド』(KADOKAWA)。正井編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』の編集担当、編書に『野球SF傑作選 ベストナイン2024』(Kaguya Books)。
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