ドラマ『アソーカ』にラース・ミケルセン
2023年8月からディズニープラスで配信を開始するドラマ『アソーカ』で、スローン大提督を俳優のラース・ミケルセンが演じることが発表された。同年4月8日(土)、ロンドンで開催されているイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」の二日目の『アソーカ』パネルにてラース・ミケルセンが登場。今回のキャスティングが明かされている。
Lars Mikkelson takes the stage at #StarWarsCelebration. #Ahsoka pic.twitter.com/AzZHjMWQrM
— ahsokaofficial (@ahsokaofficial) April 8, 2023
ラース・ミケルセンは、デンマークの映画やドラマで活躍しており、イギリスドラマ『SHERLOCK』(2010-2017) のチャールズ・アウグストゥス・マグヌセン役でも知られる。デンマーク版『ハウルの動く城』(2004) でハウルの吹き替えを務めるなど声優としても活躍しており、アニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち』(2014-2018) ではスローン大提督の声優を務めた。
ドラマ『アソーカ』では、声優を務めたスローン大提督の実写版を自ら演じてカムバックを果たすことになる。「スター・ウォーズ」フランチャイズにおいては、アニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』(2008-2020) でボ=カターン・クライズの声優を務めたケイティー・サッコフがドラマ『マンダロリアン』(2019-) でも実写版の同役を演じるなど、声優を務めた役の実写版を本人が演じるパターンには前例がある。
なお、ラース・ミケルセンの弟のマッツ・ミケルセンは映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016) でゲイレン・アーソ役を演じている。ゲイレンは帝国を裏切るキャラクターではあるが、兄弟揃って「スター・ウォーズ」フランチャイズに帝国側のキャラクターとして参戦することになった。
ラース・ミケルセンは、この後の「スター・ウォーズ・セレブレーション」のトークセッションにも登場。声優で演じたキャラクターを実写化するにあたって、「同じことをするだけではいけません。できる限り同じになるようにするのですが、実写に順応させなければいけません」と、その難しさを語っている。
スローン大提督はどんなキャラ?
スローン大提督はファンに人気のキャラクターで、青い肌に赤い眼、白い制服が特徴的な帝国軍の将校だ。元々、現在は非正史に分類されるレジェンズの小説作品に登場していたキャラクターで、帝国崩壊後に残された艦隊を掌握して新共和国に反転攻勢を仕掛けるというキャラだった。
その後、アニメ『反乱者たち』で初めて映像作品に登場し、キャノンと呼ばれる正史での存在が認められている。ドラマ『マンダロリアン』では、帝国崩壊後もアソーカ・タノがスローン大提督を追っていることが明かされた。
ドラマ『アソーカ』では『マンダロリアン』に近い時系列の物語が描かれることになっており、スローン大提督の存在は主人公アソーカ・タノの動きを左右するキーになりそうだ。
ドラマ『アソーカ』は2023年8月よりディズニープラスで配信開始。
スローン大提督以外の『アソーカ』のヴィランについてはこちらの記事で。
『アソーカ』特報から読み取る『スター・ウォーズ 反乱者たち』との繋がりについてはこちらの記事にまとめている。
これまでで最も過去を舞台にする「スター・ウォーズ」新映画のコンセプトについてはこちらから。
新情報が公開されたドラマ『アコライト』は『エピソード1』の100年前が舞台。詳しくはこちらから。
同日発表された『スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・ジェダイ』シーズン2についてはこちらの記事で。