『スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・ジェダイ』シーズン2発表
「スター・ウォーズ」のアニメシリーズ『スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・ジェダイ』のシーズン2が制作されることが正式に発表された。2023年4月8日(土)にロンドンで開催されている「スター・ウォーズ・セレブレーション」でシリーズを指揮するデイブ・フィローニが発表した。
『スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・ジェダイ』は、その名の通りジェダイたちの物語に焦点を当てたアニメシリーズ。2022年10月に配信されたシーズン1では『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999) 以前を含むプリクエル(新三部作)の時代を舞台にした物語が描かれた。
シーズン1は20分以下の6つのストーリーが公開され、ジェダイ・マスターだったドゥークー伯爵がシスの暗黒面へと堕ちていく過程、アソーカ・タノのオリジンと『クローン・ウォーズ』『反乱者たち』へと繋がっていく背景が語られている。
『テイルズ・オブ・ジェダイ』シーズン2の制作発表は、アニメ『クローン・ウォーズ』の15周年を記念してのサプライズとなり、デイブ・フィローニはシーズン2決定の経緯を以下のように話している。
『テイルズ・オブ・ジェダイ』は一度目がとても楽しかったんです。それで、もう少しやることに決めました。
前シーズンはすでに語られている「スター・ウォーズ」の物語を更に深みと背景を与える内容になっており、これまでの連続アニメシリーズや映画作品で語ることができなかった部分にスポットライトを当てている。デイブ・フィローニがこれを「楽しい」と思えたのなら、今後もこうした物語を肉付けしていくような作品は増えていくかもしれない。
『テイルズ・オブ・ジェダイ』シーズン2はどんな内容に?
『テイルズ・オブ・ジェダイ』シーズン2について確定していることは、そのタイトル通りにジェダイの物語になるということだけだ。デイブ・フィローニは「スター・ウォーズ」の新映画三部作で新共和国時代を舞台にした一作品を監督することが発表されたばかり。その時代は2023年8月に配信されるドラマ『アソーカ』と同じ時代でもある。
他の映画二作品についても、25,000年前を舞台にジェダイの起こりを描く作品と、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019) から15年後を舞台にレイがジェダイ・オーダーを再建しようとする作品になる。共にジェダイの物語となるため、『テイルズ・オブ・ジェダイ』シーズン2が両作を補完する内容になる可能性もあるだろう。
映画もアニメも限られた時間と話数で物語をまとめなければいけないが、ミニシリーズでこれを補えるならストーリーテリングにも幅が生まれる。シーズン2は一体どんな内容になるのか、続報を楽しみに待とう。
『スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・ジェダイ』シーズン1はディズニープラスで独占配信中。
『スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・ジェダイ』(Disney+)
Source
StarWars.com
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