ミッシングリンク発売記念『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』第57話「スカイファイアーの再生」配信 | VG+ (バゴプラ)

ミッシングリンク発売記念『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』第57話「スカイファイアーの再生」配信

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2024年2月下旬発売開始、絶賛予約受付中

『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』(1985-1986)の放送当時に存在したかもしれないというコンセプトの元、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』放送当時に発売された変形トイのプロポーションをそのままに最新技術で可動域を増やした仮想復刻版「ミッシングリンク」シリーズの発売が決定した。「ミッシングリンク」発売を記念し、ジェネレーション1、通称“G1”と評される『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』第57話「スカイファイアーの再生」が2023年8月16日から9月7日まで無料配信されることが決定した。

第57話「スカイファイアーの再生」で初登場する航空防衛戦士スカイファイアーは英語名をジェットファイアと言い、『トランスフォーマー/リベンジ』(2009)ではリーダーのマトリクスを捜索しに来た太古のトランスフォーマーであるシーカーの1人として登場している。この際、老人で元ディセプティコンとなっているのは、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』で旧友のスタースクリームに騙される形で氷漬けから蘇生後にデストロン(ディセプティコン)に一時所属していたことに由来する。

日本語版の『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』では第57話「スカイファイアーの再生」から登場する航空防衛戦士スカイファイアーだが、原語版では「スカイファイアーの再生(原題:Fire in the Sky)」は第7話であり、初期から登場している。これは『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の日本語版と原語版で放送順が大きく変動していることが原因であり、日本語版では第58話「インカの秘宝(原題:Fire on the Mountain)」で復活しているが、「インカの秘宝」は原語版だと第9話となっている。

登場シーンがカットされてしまったスカイファイアー

前述の通り、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の最初期のエピソードから登場しているスカイファイアーだが、日本語版では初期の登場シーンはカットされている。その理由は設定というより変形トイの金型によるところが大きい。『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の変形トイの大元は「ミクロマン」シリーズや「ダイアクロン」シリーズなど株式会社トミーの製品だった。

それでもキャラクター数が足りず、ハズブロ社は株式会社トイボックスの「メカボット-1」を警備員オメガ・スプリームに、株式会社トイコーの「超激変電子ロボ アストロマグナム」を防衛参謀レーザーウェーブ(ショックウェーブ)として発売した。その中で倒産した株式会社タカトクトイスから発売されていたタツノコプロ・アニメフレンド制作『超時空要塞マクロス』(1982-1983)の「VF-1 バルキリー」の金型を流用して発売されたのが航空防衛戦士スカイファイアーであった。

「マクロス」シリーズといえば今も続く大人気シリーズだが、変形トイを発売していた株式会社タカトクトイスは1984年に不渡り手形を出し、倒産。その後は「VF-1 バルキリー」の設計、製造を請け負っていた株式会社マツシロによって製作は続けられたが、その株式会社マツシロも株式会社タカトクトイスの倒産の影響により経営不振に陥り、「VF-1 バルキリー」の金型は株式会社バンダイへと譲渡された。それをハズブロ社が「トランスフォーマー」シリーズに取り込む形で航空防衛戦士スカイファイアーは誕生した。

このような経緯から権利問題は複雑であり、変形トイの航空防衛戦士スカイファイアーの顔は「VF-1 バルキリー」のままだが、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』では人間に近い顔立ちに変更されている。この複雑な権利問題が解消されるのには時間がかかり、同名のトランスフォーマーが発売されることはあったものの、ややこしい権利問題が解消され、“G1”の姿、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』での航空防衛戦士スカイファイアーを完全再現した姿の変形トイの発売は2023年1月下旬、タカラトミーモール限定発売の「マスターピース」シリーズまで待つこととなった。

あの時代に存在したかもしれない仮想復刻版

あの時代に存在したかもしれない仮想復刻版「ミッシングリンク」シリーズの発売に合わせて『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』第57話「スカイファイアーの再生」が無料配信されるというのは、複雑な権利問題を解消していたら「あの時代にも日本未発売にならなかったかもしれない」「あの時代にも海外でも短期発売ではなかったかもしれない」という思いがあるのかもしれない。

仮想復刻版「ミッシングリンク」シリーズは『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の放送当時に発売された変形トイのプロポーションを再現しつつ、可動域は最新技術で広げ、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』放送当時のポスターやグッズのポーズを再現できる商品シリーズとなっている。これを機に80年代の空気を再現した「トランスフォーマー」シリーズに触れてみるのも良いかもしれない。

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トランスフォーマー40周年記念仮想復刻版「ミッシングリンク」シリーズは2023年8月9日より予約、2024年2月下旬より発売開始。それを記念した『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』第1話から第3話は2023年8月11日から9月7日まで配信予定。

『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』第1話「地球への道」はこちらから。

『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』第2話「ルビークリスタルの秘密」はこちらから。

『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』第3話「地球脱出!」はこちらから。

トランスフォーマー公式サイト「ミッシングリンク」シリーズ

『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の第1話~第3話に関する記事はこちらから。

『トランスフォーマー /ビースト覚醒』のラストシーンの解説&考察記事はこちらから。

『トランスフォーマー/ビースト覚醒』で描かれた人種問題についてはこちらから。

『トランスフォーマー/ビースト覚醒』のオプティマス・プライムのカットされた場面解説はこちらから。

『トランスフォーマー /ビースト覚醒』予告映像の第2弾はこちらから。

中島健人と仲里依紗による吹替声優決定に関する記事はこちらから。

オリエンタルラジオ藤森慎吾ら追加の吹替声優決定に関する記事はこちらから。

『トランスフォーマー/ビースト覚醒』の解禁された本編映像に関する記事はこちらから。

『トランスフォーマー/ビースト覚醒』の解禁されたインタビュー映像に関する記事はこちらから。

『トランスフォーマー /ビースト覚醒』の下敷きとなった『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』のキャラクター紹介記事はこちらから。

『バンブルビー』振り返り記事はこちらから。

 

鯨ヶ岬 勇士

1998生まれのZ世代。好きだった映画鑑賞やドラマ鑑賞が高じ、その国の政治問題や差別問題に興味を持つようになり、それらのニュースを追うようになる。趣味は細々と小説を書くこと。
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