『地球外少年少女』2022年1月28日配信開始
Netflix Japanの完全新作アニメ『地球外少年少女』が2022年1月28日(金)より配信を開始する。2021年11月9日(火) に開催されたNetflix Festival Japan 2021で発表された。『地球外少年少女』は、『電脳コイル』(2007) で原作・脚本・監督を務めた磯光雄が15年ぶりに手がける新作アニメ。
2007年に放送された『電脳コイル』は、第39回星雲賞メディア部門、第29回日本SF大賞を受賞した作品。SFファンによる投票で決まる星雲賞と日本SF作家クラブの選考委員によって選ばれる日本SF大賞を制しており、『地球外少年少女』にも期待が高まる。磯光雄は『電脳コイル』に続き、『地球外少年少女』でも原作・脚本・監督を務める。
『地球外少年少女』の舞台は、AIが発達して誰もが宇宙空間に行けるようになった2045年。日本製の宇宙ステーション「あんしん」で、月で生まれた子供達と、地球から宇宙旅行へやってきた子供達が出会うことから物語がはじまる。
「あんしん」は史上初の未成年の滞在機能を備えた宇宙ステーション。そこで発生した大規模な衝突事故により、子供達はステーションに取り残されてしまう。大人達とはぐれ、ネットが切断された閉鎖空間。かろうじてつながっていたナローバンドとSNS、無料アプリに低知能AIなどを駆使して、子供達はこの危機を乗り越えようとする。
「未来はセブンポエムで決まっている」「未来から逃れられない」という気になるキーワードも登場する本作は全6話が配信される。2022年1月28日(金)に前編が、2月11日(金)に後編の配信を予定している。
『地球外少年少女』のキャラクターデザインを務めるのは、『交響詩篇エウレカセブン』(2005-2006) 『ガンダム Gのレコンギスタ』(2014-2015) で知られる吉田健一。メインアニメーターは『電脳コイル』の作画総監督を務めた井上俊之が務める。また、本作の制作のためにProduction +h.が設立されている。『電脳コイル』を彷彿とさせるジュブナイルと未来感あふれるアニメーションに期待しよう。
Netflixアニメ『地球外少年少女』は2022年1月28日よりNetflixで世界独占配信。
Netflix Festival Japan 2021ではWIT STUDIO最新作の『ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン』に関する情報も解禁された。
「テルマエ・ロマエ」最新作『テルマエ・ロマエ ノヴァエ』で津田健次郎が主演を務めることも発表された。初のティザーアートも公開されている。