『バッド・バッチ』シーズン2へ更新
Disney+で配信されている配信されているアニメシリーズ『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』のシーズン2配信が決定した。2022年にDisney+で独占配信を開始する。
『バッド・バッチ』のオフィシャルTwtitterでは、アナウンスの短い動画を公開。全16話の内、第15話まで配信されたシーズン1のフィナーレを観て、来年配信されるシーズン2に備えるよう呼びかけられている。
Star Wars: #TheBadBatch will return for a second season in 2022. Prepare for the two part finale of season one starting tomorrow, only on @DisneyPlus. pic.twitter.com/UsseGvPXgS
— Star Wars: The Bad Batch (@TheBadBatch) August 5, 2021
また、「スター・ウォーズ」の公式サイトでは、バッド・バッチのメンバー5人とシーズン1で初登場を果たしたオメガが並ぶ画像と共にシーズン2がアナウンスされている。シーズン2もお馴染みのメンバーと共に物語が描かれていくようだ。
動乱の時代描く『バッド・バッチ』
『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』の舞台は、『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』(2008-2020) と『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005) の後。つまりクローン戦争が終結し、パルパティーンが支配する帝国が成立したばかりの時代だ。
主人公は、『クローン・ウォーズ』に登場したクローン・トルーパーの“不良分隊(バッド・バッチ)”とされるクローン・フォース99の一同。ここに謎の少女・オメガが加わり、帝国の圧政とクローンの切り捨てが始まる時代の銀河が描かれる。
全16話で構成されているシーズン1では、旧シリーズに登場したキャラクターはもちろん、Disney+初の「スター・ウォーズ」オリジナルシリーズ、ドラマ『マンダロリアン』(2019-) に登場したキャラクターや設定も登場。クローン戦争終了直後という「スター・ウォーズ」史のど真ん中を描く事で、過去のシリーズと新シリーズを繋ぐ役割を果たしている。
ジェダイが銀河中で忘れ去られた理由、帝国がクローンを廃止した理由、『ローグ・ワン』に登場したウォー・マントル計画の中身、『マンダロリアン』から登場したチェーンコードの導入方法など、数々の謎が明らかになっている。
また、共和国が消滅し、銀河における「正義」が移り変わる時代において、傭兵になるバッド・バッチのメンバーたちがどのような生き方を選ぶのかという点も見どころの一つ。大きな組織に属さないフリーランス的な生き様を見せるバッド・バッチだが、一方で自分達の正義を問いながら人助けに勤しむ姿も魅力的だ。そして、シリーズの重要人物になる新キャラクターのオメガの成長や抱える秘密など、見どころたっぷりな物語が展開されている。
シーズン1はどのようなフィナーレを迎え、シーズン2ではどのような物語が展開されるのか。そして、現在撮影が進んでいるDisney+のドラマシリーズ『マンダロリアン』シーズン3、『オビ=ワン・ケノービ』『ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット』にはどのような影響を与えるのか、期待して見守りたい。
『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』シーズン1はDisney+で独占配信中。シーズン2は2022年配信開始。
シーズン1第1話のネタバレ解説はこちらから。
シーズン1最終話第16話のネタバレ解説はこちらから。