『マンダロリアン』製作に着手か
Disney+で独占配信されている「スター・ウォーズ」シリーズの人気ドラマ『マンダロリアン』(2019-) のシーズン3の製作がすでに始まっているようだ。ASC(全米撮影監督協会)が運営するAmerican Cinematographerで、新たなVFX技術を使用して撮影が進められている作品として、2022年に配信開始を予定しているドラマ『オビ=ワン・ケノービ』と、2021年12月に配信開始を予定しているドラマ『ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット』と共に『マンダロリアン』のシーズン3の名前も挙げられている。
この三作品は全てカリフォルニア州のマンハッタンビーチにて撮影が行われているという。詳細な情報は与えられていないものの、製作者側の業界団体が運営する媒体とあって信憑性は高いと見られる。米Comicbookや米ScreenRantもこれに続く形で報道している。
シーズン3へ着々と
『マンダロリアン』シーズン3はシーズン2配信開始前にシーズン3製作が報じられていた。『マンダロリアン』シーズン2の最終話では、同作に登場したボバ・フェットと賞金稼ぎのフェネック・シャンドを中心に据えたドラマ『ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット』の配信が発表された。一方で、ルーカスフィルムの社長キャスリーン・ケネディは、『マンダロリアン』シーズン3と『ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット』は別の作品になると明言していた。
2021年5月から配信を開始したアニメシリーズ『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』では、『マンダロリアン』から登場した賞金稼ぎのフェネック・シャンドの過去や、チェーンコード制度の始まりなどが描かれている。『マンダロリアン』に繋がる要素が散見され、『ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット』や『マンダロリアン』でこれらの要素が活用されることが予想できる。
一方で、『マンダロリアン』はシーズン2で別れたベビーヨーダことグローグーなしで物語が進むのかについても注目が集まる。『マンダロリアン』シーズン2は、先日エミー賞で24もの部門にノミネートを果たしたばかり。引き続き大きな注目を集めている。
なお、グローグーと共に去っていったルーク・スカイウォーカー登場の裏側は、8月25日(金) 配信開始の『ディズニー・ギャラリー/スター・ウォーズ:マンダロリアン』最新エピソードで明かされる予定だ。
『マンダロリアン』シーズン3は、現在、2022年の配信開始が予想されている。
シーズン1とシーズン2はDisney+で配信中。
Source
American Cinematographer / Comicbook / ScreenRant
また、同じ「スター・ウォーズ」シリーズでユアン・マクレガーが主演を務めるドラマ『オビ=ワン・ケノービ』については、幼いレイアが重要な役割を果たすとの報が出ている。詳しくはこちらから。
『バッド・バッチ』で再登場を果たしたチェーンコードについてはこちらの記事で。
『バッド・バッチ』に若き日のフェネック・シャンドが登場した第4話の解説はこちらから。