正井編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』、井上彼方編『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』書影公開!
Kaguya Booksより2023年8月に刊行される、正井 編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』と井上彼方 編『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』の書影を公開します。
『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』と『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』の装画・装幀を手がけたのは、大阪・豊中のリトルプレス専門店 犬と街灯 の店主、谷脇栗太さんです。
谷脇さんはイラストレーター、デザイナー、作家として様々な創作活動を行なっており、2022年には井上彼方編『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』(Kaguya Books/社会評論社)の装画・装幀を手がけました。
企画・制作した書籍にエッセイアンソロジー『みんなの美術館』、架空の諸島を舞台にした文芸アンソロジー『貝楼諸島へ / 貝楼諸島より』、『クジラ、コオロギ、人間以外』、自作掌編集『ペテロと犬たち』などがあります。また、オンラインSF誌 Kaguya Planetに短編小説「くちなし山の天狗様」を寄稿しています。
朗読活動も精力的に行なっており、各地のイベントで朗読をしたり、作家の北野勇作さん、蜂本みささんと一緒に、毎週水曜日に自作の掌編小説を朗読したりするラジオ〈犬街ラジオ〉をツイキャスで配信しています。また粘土で作った架空の島を売る島売人としての顔も持っています。
今回は《大阪/京都SFアンソロジー》を二冊セットでデザインしていただきました。
《大阪/京都SFアンソロジー》はAmazonで予約受付中!
正井 編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』と井上彼方 編『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』は、2023年8月31日にKaguya Books/社会評論社より刊行されます。現在はAmazonを始め、ネットショップで予約受付中。刊行後には全国の書店でお買い求めいただけます。
『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』に収録されるのは、大阪を知る10名が綴る2045年の大阪の物語。万博・AI・音楽・伝統、そして、そこに生きる人々――。そこにあるのが絶望でも、希望でも、この場所の未来を想像してみよう。
『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』は京都にゆかりのある8名の作家が綴るアンソロジー。1200年の都? いえいえ、わたしたちの棲む町。アート、池、記憶、軒先駐車、松ぼっくり、物語——。妖怪もお寺も出てこない、観光地の向こう側をお届けします。
蜂本みささんによるもう一つの大阪SF、「せんねんまんねん」先行公開中!
オンラインSF誌 Kaguya Planetではでは現在、蜂本みささんによる大阪SF「せんねんまんねん」を会員向けに先行公開しています。「せんねんまんねん」は、『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』と連動して執筆された、2045年の大阪を舞台にしたSF短編小説。二人の小学生の出会いによって、過去と未来の大阪弁、過去と未来の戦争が交差する作品です、
今年の夏は第三回かぐやSFコンテストが開催!
2,000字〜4,000字のSF短編小説を対象にした、第三回かぐやSFコンテストが2023年夏に開催されます!
第三回かぐやSFコンテストのテーマは「未来のスポーツ」で、応募期間は2023年7月27日(木)から8月14日(月)です。大賞作品は英語と中国語に翻訳されます。
そして第三回かぐやSFコンテストでは、コンテストの応援キャンペーンとして最終候補作品集を制作したり、Kaguya Planetでの関連記事を配信したりするなど、新しい取り組みも予定しています。さらに進化したかぐやSFコンテスト、執筆者としても読者としても楽しんでいただけたらと思います。