Kaguya Planetにて、蜂本みさ「せんねんまんねん」先行公開開始! | VG+ (バゴプラ)

Kaguya Planetにて、蜂本みさ「せんねんまんねん」先行公開開始!

蜂本みささんによる大阪SF、先行公開開始!

SF企業 VGプラス(バゴプラ)が主宰するオンラインSF誌 Kaguya Planetにて蜂本みさ「せんねんまんねん」の先行公開を開始しています。

「せんねんまんねん」は、2023年8月にKaguya Booksから刊行される 正井 編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』と連動して執筆された作品です。『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』と同じく、2045年の大阪を舞台にしています。

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※Kaguya Planetについての詳細は、記事の最後にある「Kaguya Planetに応援を!」をお読みください。

正井 編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2025』、まもなく刊行!

2023年8月にKaguya Booksより、正井 編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』と井上彼方 編『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』という二冊の地域SFアンソロジーが同時刊行されます。

『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』に収録されるのは、大阪を知る10名が綴る2045年の大阪の物語。万博・AI・音楽・伝統、そして、そこに生きる人々――。『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』は京都にゆかりのある8名の作家が綴るアンソロジー。1200年の都? いえいえ、わたしたちの棲む町。妖怪もお寺も出てこない、観光地の向こう側をお届けします。

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7月のKaguya Planetでは、『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』の刊行と連動して蜂本みささんによるもう一つの大阪SF「せんねんまんねん」を先行公開します。「せんねんまんねん」も2045年の大阪を舞台にした作品で、過去と未来の大阪弁、そして過去と未来の戦争が交差します。

もう一つの大阪SFを手がけたのは蜂本みささん

蜂本みささんは、惑星と口笛の主催するジャンル不問の文芸作品によるオープントーナメント、ブンゲイファイトクラブで頭角を現したブンゲイファイトクラブの申し子。2019年に第一回ブンゲイファイトクラブで準優勝、2020年に第二回ブンゲイファイトクラブで優勝を果たしました。

2020年にオンラインSF誌Kaguya Planetに熊SF「冬眠世代」を寄稿し、生き生きとした熊の描写や、幾世代もの熊たちの物語が層になっている小説の構造が話題を呼びました。「冬眠世代」はその後、伴名練編『新しい世界を生きるための14のSF』(早川書房)に再録されています。

また、Kaguya Booksから刊行予定の長編小説『遊びの国のモシカたち(仮)』を、Kaguya Planetにて連載しています。『遊びの国のモシカたち(仮)』は、ごっこ遊びが大好きなミミちゃんと一緒に暮らしているぬいぐるみのカモノハシ、モシカの物語です。

蜂本みさ「せんねんまんねん」

2045年、大阪。小学校で親友を怒らせてしまった亀山ちよりは、相談できる相手もおらず、<対話のラッパ>に悩みをぶちまける。すると返事が聞こえてきて……。交差する過去と未来の大阪弁。交差する過去と未来の戦争——。

蜂本みさ
2019年に第一回ブンゲイファイトクラブで準優勝、2020年に第二回ブンゲイファイトクラブで優勝を果たし頭角を現したブンゲイファイトクラブの申し子。2020年に掌編集『いきもんら』を発表。また、オンラインSF誌Kaguya Planetに熊SF「冬眠世代」を寄稿し、話題を呼んだ。「冬眠世代」はその後伴名練編『新しい世界を生きるための14のSF』(早川書房)に再録された。『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』(柏書房) や『ウィッチンケア第12号』にも短編小説を寄稿している。また、毎週水曜日21時より、谷脇クリタ、北野勇作と共に「犬と街灯とラジオ」(通称:犬街ラジオ)をツイキャスで配信。トークと共に朗読を披露している。

冬乃くじさんのSF短編小説先行公開中!

Kaguya Planetでは現在、冬乃くじさんによる新作SF短編小説「猫の上で暮らす一族の話」を先行公開しています。「猫の上で暮らす一族の話」は猫SF。広大な猫という大地で暮らしている生き物たちを描いたユニークな作品です。

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今年の夏は第三回かぐやSFコンテストが開催!

2,000字〜4,000字のSF短編小説を対象にした第三回かぐやSFコンテストの募集期間が2023年7月27日(木)から始まります。

第三回かぐやSFコンテストのテーマは「未来のスポーツ」で、応募期間は2023年7月27日(木)から8月14日(月)です。大賞作品は英語と中国語に翻訳されます。審査員は磯上竜也さん、井上彼方さん、岸谷薄荷さん、佐伯真洋さんです。

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Kaguya PlanetはSFウェブメディア「バゴプラ」が主催する、オンラインSF誌です。2020年12月に① 日本のSF界におけるジェンダー不均衡の是正② 新人賞以外の入り口を作ること③ 海外のようにオンラインでSF短編小説を読むカルチャーを作っていくこと、という三つの目標を掲げて活動を開始し、珠玉のSF短編小説を掲載し続けてきました。

2021年3月からは日本語の作品に加えて翻訳作品も掲載しています。邦訳が出るのはKaguya Planetが初めてという作家も数多く、海外で活躍している作家さんの作品を日本語圏に紹介するという役割も果たしています。

より多くの方の作品を読んでいただくために、作品は、一ヶ月の先行公開期間ののちに、無料で一般公開しております。

掲載している作品一覧

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