Kaguya Planet、冬乃くじさんの新作SF短編小説 先行公開! 蜂本みさ「遊びの国のモシカたち」連載、限定公開! 林譲治さん × 春暮康一さん対談インタビュー一般公開! | VG+ (バゴプラ)

Kaguya Planet、冬乃くじさんの新作SF短編小説 先行公開! 蜂本みさ「遊びの国のモシカたち」連載、限定公開! 林譲治さん × 春暮康一さん対談インタビュー一般公開!

冬乃くじさんの新作SF短編小説、蜂本みさ『遊びの国のモシカたち』連載、会員向けの公開開始! 林譲治さん × 春暮康一さん対談インタビュー一般公開!

SF企業 VGプラス(バゴプラ)が主宰するオンラインSF誌 Kaguya Planetにて冬乃くじ「猫の上で暮らす一族の話」の先行公開と、蜂本みさ『遊びの国のモシカたち』の連載の会員限定公開を開始しています。

また、SF作家の林譲治さんと春暮康一さんの対談インタビューの一般公開を開始しています。

「猫の上で暮らす一族の話」のカバーデザインは、写真は冬乃くじさんが、題字はVGプラスデザイン部が作成しています。『遊びの国のモシカたち』のカバーデザインはイラストをIkumiさんが、デザインを浅野春美さんが手がけました。

500円で会員登録をしていただくと、約一ヶ月の先行公開期間にお読みいただけます。ご登録よろしくお願いいたします!

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※Kaguya Planetについての詳細は、記事の最後にある「Kaguya Planetに応援を!」をお読みください。

6月のKaguya Planetは冬乃くじさん

冬乃くじさんは、惑星と口笛主催のブンゲイファイトクラブのファイターとして実力をつけてきた作家です。2019年の第一回ブンゲイファイトクラブと2020年の第二回ブンゲイファイトクラブで2年連続本戦出場を果たし、2022年の第四回ブンゲイファイトクラブで見事に優勝を果たしました。

また、2020年には第三回阿波しらさぎ文学賞で「水と話した」が一次選考を通過。選評では審査員の小山田浩子から賛辞を受けました。2022年にはKaguya Planetに逆行する都市を舞台にしたSF短編小説「国破れて在りしもの」を寄稿し、そのセンス・オブ・ワンダーで話題となりました。

犬と街灯企画の『みんなの美術館/エッセイアンソロジー』(2021年)にエッセイを、フラッシュフィクション週刊誌『CALL MAGAZINE』に掌編小説「星降り」(2023年)を寄稿しています。noteで漫画「カバンたんとフトンたん」も発表していたり、池澤春菜監修『現代SF小説ガイドブック 可能性の文学』(ele-king books)で作家紹介を執筆するなど多彩な魅力を持つ書き手です。

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冬乃くじ「猫の上で暮らす一族の話」

夜、人間の隣で一ぴきの猫が眠っている。とちゅう、寝返ったり、ゴムのように伸びたりし、それから驚異的なやわらかさで丸くなって一息ついたとき、猫の額に住む小さな者と、猫の腹に住む小さな者が挨拶をする。

冬乃くじ
2019年、2020年の第一回・第二回ブンゲイファイトクラブで2年連続本戦出場し、2022年の第四回ブンゲイファイトクラブで見事に優勝を果たした、ブンゲイファイトクラブの申し子。Kaguya Planetに逆行する都市を舞台にしたSF短編小説「国破れて在りしもの」(2022年)を寄稿し、そのセンス・オブ・ワンダーで話題となった。フラッシュフィクション週刊誌『CALL MAGAZINE』にSF掌編小説「星降り」(2023年)を寄稿。noteで漫画「カバンたんとフトンたん」も発表したり、池澤春菜監修『現代SF小説ガイドブック 可能性の文学』(ele-king books)で作家紹介を執筆するなど多彩な魅力を持つ書き手。

蜂本みさ『遊びの国のモシカたち』連載 vol.3

蜂本みささんは、惑星と口笛の主催するジャンル不問の文芸作品によるオープントーナメント、ブンゲイファイトクラブで頭角を現したブンゲイファイトクラブの申し子。2019年に第一回ブンゲイファイトクラブで準優勝、2020年に第二回ブンゲイファイトクラブで優勝を果たしました。

2020年にオンラインSF誌Kaguya Planetに熊SF「冬眠世代」を寄稿し、生き生きとした熊の描写や、幾世代もの熊たちの物語が層になっている小説の構造が話題を呼びました。「冬眠世代」はその後、伴名練編『新しい世界を生きるための14のSF』(早川書房)に再録されています。

Kaguya Planetでは、Kaguya Booksから刊行予定の蜂本みさ『遊びの国のモシカたち(仮)』を連載しています。『遊びの国のモシカたち(仮)』は、ごっこ遊びが大好きなミミちゃんと一緒に暮らしているカモノハシのぬいぐるみ、モシカの物語です。

蜂本みさ『遊びの国のモシカたち 03』

カモノハシのぬいぐるみのモシカは、ごっこ遊びが大好きなミミちゃんと大の仲良しでいつも一緒に暮らしている。ミミは小学校に通い始め、モシカを連れて行ってはいけないと言われるが……。

※クラウドファンディングでご支援いただいた皆様は、こちらからお読みいいただけます。パスワードは、CAMP FIRE 経由でお送りしていますので、そちらをご確認ください。

蜂本みさ
2019年に第一回ブンゲイファイトクラブで準優勝、2020年に第二回ブンゲイファイトクラブで優勝を果たし頭角を現したブンゲイファイトクラブの申し子。2020年に掌編集『いきもんら』を発表。また、オンラインSF誌Kaguya Planetに熊SF「冬眠世代」を寄稿し、話題を呼んだ。「冬眠世代」はその後伴名練編『新しい世界を生きるための14のSF』(早川書房)に再録された。『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』(柏書房) や『ウィッチンケア第12号』にも短編小説を寄稿している。また、毎週水曜日21時より、谷脇クリタ、北野勇作と共に「犬と街灯とラジオ」(通称:犬街ラジオ)をツイキャスで配信。トークと共に朗読を披露している。

林譲治さんと春暮康一の対談インタビュー一般公開開始!

Kaguya Planetでは、SF作家の林譲治さんと春暮康一さんの対談インタビューの一般公開を開始しました。

林譲治さんは言わずと知れた人気SF作家。1999年に「SFマガジン」に掲載された短編小説「エウロパの龍」でデビューし、≪星系出雲の兵站≫全9巻で第41回日本SF大賞、第52回星雲賞日本長編部門を受賞。2023年4月には、≪工作艦明石の孤独≫シリーズの完結編となる第4巻が刊行されたばかりです。また、2018年から2020年までは日本SF作家クラブの会長を務めており、現在は日本SF作家クラブ編のアンソロジー企画で中心的な役割を果たしています。

春暮康一さんは2019年に第7回ハヤカワSFコンテスト優秀賞を受賞した『オーラリメイカー』でデビュー。その後、短編小説の発表を重ね、2022年には第二作目『法治の獣』が刊行された。『法治の獣』は「SFが読みたい!」の国内篇ベスト1位に選ばれており、デビューから3年足らずで人気作家の座にのぼりつめました。2023年7月19日には、大幅改稿と新作中編を加えた『オーラリメイカー〔完全版〕 』の刊行も予定されています。

SF作家対談 林譲治×春暮康一:デビュー・二冊目・アンソロジーを語る。〆切とクオリティを守れるか

作家として異なるキャリアを歩んできた二人に、デビューまでの道のりや、第二作目を出すまでの経緯等についてお聞きし、企画者と参加筆者という立場の二人からアンソロジー企画の裏側についても話を伺っています。 二人の作家が語るこれまでの道のりと現状とは――。

このインタビューはSF同人誌の「SFG」と共同で実施したもので、『SFG vol.05』宇宙特集号にも別パートが収録されていす。『SFG vol.05』はBOOTHで頒布中。こちらもぜひゲットしてみてください。

『SFG vol.05』(BOOTH)

今年の夏は第三回かぐやSFコンテストが開催!

2,000字〜4,000字のSF短編小説を対象にした、第三回かぐやSFコンテストが2023年夏に開催されます!

第三回かぐやSFコンテストのテーマは「未来のスポーツ」で、応募期間は2023年7月27日(木)から8月14日(月)です。大賞作品は英語と中国語に翻訳されます。テーマやコンテストの詳細はこちらから。

そして第三回かぐやSFコンテストでは、コンテストの応援キャンペーンとして最終候補作品集を制作したり、Kaguya Planetでの関連記事を配信したりするなど、新しい取り組みも予定しています。さらに進化したかぐやSFコンテスト、執筆者としても読者としても楽しんでいただけたらと思います。

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Kaguya PlanetはSFウェブメディア「バゴプラ」が主催する、オンラインSF誌です。2020年12月に① 日本のSF界におけるジェンダー不均衡の是正② 新人賞以外の入り口を作ること③ 海外のようにオンラインでSF短編小説を読むカルチャーを作っていくこと、という三つの目標を掲げて活動を開始し、珠玉のSF短編小説を掲載し続けてきました。

2021年3月からは日本語の作品に加えて翻訳作品も掲載しています。邦訳が出るのはKaguya Planetが初めてという作家も数多く、海外で活躍している作家さんの作品を日本語圏に紹介するという役割も果たしています。

より多くの方の作品を読んでいただくために、作品は、一ヶ月の先行公開期間ののちに、無料で一般公開しております。

掲載している作品一覧

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