岡本俊弥「わらし」がFudoki掲載
岡本俊弥の掌編「わらし」が英訳され、英Fudoki Magazineに掲載された。英題は「A Stranger Among Us」で、翻訳を手掛けたのはToshiya Kamei。
「A Stranger Among Us」(Fudoki Magazine)
同作は800字以内で怪談を綴る“てのひら怪談”。同じてのひら怪談では、第4回ビーケーワン怪談大賞を受賞した勝山海百合の「軍馬の帰還」もFudoki Magazineに掲載された。Fudoki Magazineは“風土記”から名前を取っており、ファンタジー、寓話、神話やおとぎ話を掲載している。「わらし」は大阪梅田を舞台にした作品で、座敷童が題材となっている。
同じ「Toshiya」の名前を持つToshiya Kameiと岡本俊弥は「時の養成所」の英訳でも共演しており、同作は豪Black Hare Pressが発行する「Lockdown Sci-Fi」に掲載される予定となっている。
岡本俊弥の最新作は2020年7月に発売された『猫の王』がKindleとペーパーバックで発売中。