N・K・ジェミシン『第五の季節』三部作映画化 プロデューサーにマイケル・B・ジョーダン、著者が脚本手がける | VG+ (バゴプラ)

N・K・ジェミシン『第五の季節』三部作映画化 プロデューサーにマイケル・B・ジョーダン、著者が脚本手がける

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《破壊された地球》三部作 映像化に進展

N・K・ジェミシンの『第五の季節』から始まる《破壊された地球》三部作は、N・K・ジェミシンの脚本、マイケル・B・ジョーダンのプロデュースによって製作される。米時間2021年9月29日に米Deadlineが報じた。

原作者のN・K・ジェミシンは、DCコミックスの「グリーン・ランタン」最新作で原作を担当し、人気の米オンライン講座「マスタークラス」に登場するなど、目覚ましい活躍を続けている。N・K・ジェミシンはドラマやゲームといった映像メディアもこよなく愛する作家と知られており、期待が高まる。

「クリード」シリーズで知られる俳優のマイケル・B・ジョーダンは、『ブラックパンサー』(2018) や『華氏451』(2018) といったSF映画への出演も続いている。レイ・ブラッドベリの名作を映画化した『華氏451』では製作総指揮も務めた。2021年に配信されたSFアニメアンソロジー『ラブ、デス&ロボット』のシーズン2ではモーションキャプチャーでの演技と声優にも挑戦している。

N・K・ジェミシン《破壊された地球》三部作の映像化の権利を獲得したのはソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント傘下のトライスターピクチャーズ。6月に米Deadlineが報じ、N・K・ジェミシンも自身のTwitterで報告していた。

映像化の権利を獲得したトライスターは、『トータル・リコール』(1990) や『ターミネーター2』(1991)、『第9地区』(2009) といった作品を手掛けてきた映画製作会社で、『第9地区』の続編となる『第10地区(原題:District 10)』もトライスターが手がけることになっている。

Deadlineによると、トライスターは数億円で《破壊された地球》三部作の映像化の権利を獲得したという。ドラマ化なのか映画化なのかについては言及されていなかったが、マイケル・B・ジョーダンのプロデューサー就任の報に合わせて、映画化されることが明らかになっている。

『第五の季節』から始まる《破壊された地球》三部作の映像化については、2017年8月にワーナー傘下のTNTがドラマするという手掛けるという報道があった。N・K・ジェミシン自身も2019年6月の時点で製作は進んでいるとツイートしていたが、パンデミック下に入った後、このツイートは削除されていた。

トライスターでの映像化発表に際してジェミシンは「皆さんから《破壊された地球》のドラマ/映画化のアップデートについて聞かれていましたが、何も言えませんでした。なぜなら多くのことが起きていたからです。しかし、ようやくお伝えすることができます」とツイート。多くのファンと関係者から祝福のツイートが届き、喜びを共有している。

前人未到のヒューゴー賞三連覇

《破壊された地球》三部作は、第一弾の『第五の季節』から三作連続でSF最高賞のヒューゴー賞を受賞し、前人未到の三連覇を達成した唯一無二のSFシリーズだ。アジアに初のヒューゴー賞をもたらした「三体」と並び、現代SFを代表するシリーズの一つである。日本では、2020年に創元SF文庫から小野田和子による『第五の季節』の日本語訳が発売され、2021年には第二弾『オベリスクの門』が刊行されている。

小説『第五の季節』は、“第五の季節”と呼ばれる天変地異が数百年おきに発生する世界が舞台。この天変地異を抑える能力を持ちながら、その力ゆえに人々から虐げられている能力者・オロジェンたちの物語を描く。詳しいあらすじはこちらの記事で。書評はこちらから。

N・K・ジェミシン《破壊された地球》三部作の第一弾『第五の季節』、第二弾『オベリスクの門』(共に小野田和子 訳) は東京創元社より発売中。

東京創元社
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Source
Deadline / N.K. Jemisin Twitter / Deadline

2021年3月には、N・K・ジェミシンの『空の都の神々は』から始まるThe Inheritanceトリロジーのドラマ化も報じられている。

日本では、N・K・ジェミシンがよしながふみの漫画『大奥』に影響を受けていたことが話題になった。

 

VG+編集部

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