『哪吒/ナタ』大ヒットで中国国内の興収が6,000億円に到達 上位はSF映画がズラリ

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『哪吒/ナタ』の大ヒットで6,000億円到達

中国初のCGアニメーション映画『哪吒 (ナタ) 之魔童降世』が中国で大ヒットを記録している。2019年7月26日(金)に公開された『哪吒/ナタ』の興行収入は、公開から二週間が経過した8月8日の時点で30.44億元 (約450億円) に達し、中国国内の年間興行収入で第3位にランクインしている。中国メディアのMtimeによると、『哪吒/ナタ』の大ヒットによる後押しもあり、2019年の中国国内の興行収入は400億元 (約6,000億円) に到達。過去最高額を記録した2018年の609億元 (約9,200億円) まで残り約200億元に迫っている。

ファンタジー大作『哪吒/ナタ』

中国の国内興行収入400億元突破を後押しした『哪吒/ナタ』は、夏休み向けのファンタジー大作として7月26日に公開された。“哪吒/ナタ”は古くから中国の民話に登場するキャラクターで、『西遊記』や『封神演義』などに登場している。反逆児、少年神としてのイメージが強く、映画『哪吒/ナタ』でも少年のキャラクターとして描かれる。アメリカで大ヒットを記録している『ライオン・キング』をよせつけず、アニメーション作品としては中国国内歴代1位の興行収入を記録している。

上位にはSF映画がズラリ

2019年の中国映画界は、小説『三体』の著者である劉慈欣 (リュウ・ジキン/リウ・ツーシン) の短編を実写化した映画『流転の地球』の大ヒットから始まった。「中国SF映画元年」とも呼ばれており、国産SF映画が次々とヒットを記録している。

8月8日時点で、2019年の中国国内の興行収入第1位は『流転の地球』(46.54億元、約696億円)。第2位に『アベンジャーズ/エンドゲーム 』(42.4億元、約634億円)、第3位に『哪吒 (ナタ) 之魔童降世』(30.44億元、約450億円) がランクインしている。その他にも、トップ10には『クレイジー・エイリアン』『スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム』『バンブルビー』『キャプテン・マーベル』といったSF作品が並ぶ。コメディ映画『ペガサス/飛馳人生』など、興行収入トップ10のうち5作品が国産映画という結果も特筆すべきポイントだ。

勢いやまぬ中国の映画産業だが、中国国内での2019年の興行収入が約6,000億円を突破した時点で、アメリカ国内での興行収入額は71億5,300万ドル=約7,560億円。今や二大市場となった二つのSF大国は、2019年、どこまで数字を伸ばすのだろうか。

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Mtime

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